
IBM Z Operations Insight Suiteがビジネスにもたらす効果
IBM Z® Operations Insight Suiteの運用分析オファリングは、ビッグデータに関連するさまざまな課題に対処します。このソリューション・スイートでは、単一の制御点を使用して、IBM Z運用データの重要な処理および分析を行うことができます。組織がz/OS®ベースのデータセンターの運用に対する深い洞察を得るには、こうした単一のデータ収集点が必要です。IBM Z Operations Insight Suiteには以下が組み込まれています:IBM Z Performance and Capacity Analytics V3.1
- IBM Z Operations Analytics V4.1
- IBM Z Common Data Provider V2.1
メリット
洞察の迅速な活用
ほぼリアルタイムのデータ収集とキュレーションに、zIIPの対象となるデータ処理を組み合わせることで、オーバーヘッドを削減し、ほぼリアルタイムの分析を行うことができます。
先進的な視覚化機能
すぐに使用できるダッシュボードが用意されており、主要なパフォーマンス・メトリックや容量計画をCognos® Analytics、Splunk、またはElastic Stackで表示できます。
将来のリソース・ニーズの予測
標準装備の予測機能を活用すると、現在の容量およびビジネスの成長傾向をもとにして、将来のリソース・ニーズを予測できます。
問題の早期解決
お客様のIT運用環境の正常性について実用的な洞察を入手し、問題の特定、切り分け、修復を迅速化します。
将来に備えた履歴データの記録
全社的なIT使用状況に関する履歴データに容易にアクセスできるようログ・データを収集し、パフォーマンス報告、サービス・レベル管理、運用計画などに活用することができます。
障害の削減
機械学習を使用して正常なシステム動作をベースライン化し、異常を事前に検出し、異常が発生した場合は運用部門に通知します。
IBM Z Operations Insight Suiteの主要な機能
- 主要パフォーマンス・メトリックの継続的キュレーション
- そのままですぐに使用できるダッシュボード
- 将来のリソース・ニーズの予測機能
- R4HAおよびTailored Fit Pricing用の拡張レポート
- 全社的な運用の視覚化
- ワークロードの異常な動作を特定