グローバル・サーバー・ロード・バランシング(GSLB)
低コストのGSLBで「ラスト・マイル」を可視化
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複数のサーバー間でシステム負荷が分散されている図

IBM® NS1 Connect GSLBは、DNSとリアルタイムのデバイス・パフォーマンス・データを活用した新たなアプローチによって、エンド・ユーザーのエクスペリエンスの最適化とネットワークのレジリエンス向上を低コストで実現します。

インラインのGSLBソリューションは、障害やダウンタイムにつながりやすい単一障害点となります。加えて、エンド・ユーザーの接続のパフォーマンスも可視化できません。

NS1 Connectは、エンド・ツー・エンドの可視性と接続のレジリエンスを備えた新しいSaaS製品によって、GSLBに破壊的変化をもたらしています。権威ドメイン・ネーム・システム(DNS)とリアル・ユーザー・モニタリング(RUM)・データの強力な組み合わせにより、アプリケーションの可用性とパフォーマンスが最適化されます。加えて、ユーザーの地理的位置にかかわらず接続方法を制御できるため、ユーザー・エクスペリエンスが向上します。

DNSとRUMデータによるGSLBの再考
他のGSLBで使われている手法の欠点
WAFのロード・バランシング

Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)のロード・バランシングでは、単一障害点の問題が、ネットワークの接続チェーン内で別の場所に移るのみです。 従来のロード・バランサーと同様に、潜在的に遅延が生じやすいエンド・ユーザーの「ラスト・マイル」の接続は、WAFでは可視化できません。また、WAFはhttpとhttpsのトラフィックのみを処理し、他のプロトコルは扱いません。


ボーダー・ゲートウェイ・プロトコル(BGP)とエニーキャスト・ロード・バランシング

クラウド・プロバイダーが提供するエラスティック・ロード・バランサー(ELB)やアプリケーション・ロード・バランサー(ALB)を使用して、ラウンド・ロビン方式でGSLBを稼働した場合も、エンド・ユーザーの「ラスト・マイル」の接続を可視化できません。また、ELBやALBはシングルクラウド環境に特化していることため、ハイブリッドやマルチクラウド・アーキテクチャーへのGSLBの導入が困難になります。


自社のロード・バランシング・ソリューション

GSLBソリューションの開発、導入、保守を自社で行えば、アプリケーションのデリバリーとワークロードを自社固有のビジネス・ニーズに合わせてカスタマイズできます。しかし、それには費用と時間がかかり、ほとんどのネットワーク・チームにないスキルセットが必要となり、チームのメンバーが離職するときには継続性の問題が生じます。

NS1 Connect GSLBと従来のソリューションとの比較

NS1 Connect GSLB

従来のGSLBソリューション

料金体系のメトリクスに一貫性と予測可能性があり、アプリの成功に合わせて拡大

ライセンスやアプライアンス更新に伴う予測不能なコストが、アプリの成功に関係なく発生

クエリー単位の料金体系 = 実際に使用した分のみ支払い

キャパシティーに基づく料金体系 = 使用すると想定した分を支払い

スケールアップやスケールダウンの際に、再プロビジョニング、再構成、追加の人員は不要

再プロビジョニングや再構成が絶えず生じることで、スケーリングが阻害され、総所有コストが増加

運用費のみ

設備投資と運用費が両方発生

NS1 Connect GSLBの特長 エンド・ユーザーの接続を最適化

RUMデータを使用して、エンド・ユーザーに至るまでの接続をロード・バランシングの対象とすることで、ネットワークの遅延の抑制、可用性の向上、応答時間の短縮、アプリケーションのパフォーマンス向上を実現します。IBMのコミュニティーのRUMデータ・ソースは、世界中のユーザー・ベースを対象として常に更新されています。

単一障害点を排除

NS1 Connect GSLBは、エンド・ユーザーのデバイスでDNSリクエストが開始された時点からロード・バランシングを行い、従来のロード・バランサーにおける単一障害点を排除します。再帰チェーンでのネットワーク・トラフィックのボトルネックや依存関係が解消され、サービスのレジリエンスが向上します。

GSLBのコストを削減

NS1 Connect GSLBは全面的にクラウドを通じて提供されることから、サード・パーティーのロード・バランシング・ソリューション、クラウド・ベースのELB、Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)、社内ソリューションと比べて、費用が大幅に低減されます。SaaSの料金体系には予測可能性があり、設備のアップグレード、保守、交換のコストが絶えず発生するのを回避できます。

自動化が容易

NS1 Connect GSLBソリューションは、APIファーストのアーキテクチャーを基盤として構築されており、既存の自動化プロセスに簡単に統合できます。TerraformやAnsibleなどのオートメーション・プラットフォームをサポートしているため、GSLBの大規模な導入がしやすくなります。

価値実現までの時間を短縮

NS1 Connectで、全社規模のGSLBの導入が簡単になります。セルフサービスのシンプルなオンボーディング(または必要に応じてプロによる移行サービスの利用)を通じて、NS1 Connectは短期間での稼働を実現します。

既存のロード・バランサーの機能を拡張

従来のロード・バランサーを維持したままで、GSLBならではのメリットを体験できます。NS1 Connectは既存のロード・バランサーとシームレスに統合し、RUMデータを使用して従来のロード・バランシング機能を強化します。

関連するユースケース ネットワーク・レジリエンスとアップタイム

回復力と信頼性の高いDNS接続によって、収益を生み出すアプリとWebサイトを常にオンラインに保ちます。

DNSの可観測性

DNSの構成ミスを特定し、NXDOMAINの需要急増を先取りして、DDoS攻撃の初期の兆候を追跡することで、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。

アプリケーション・パフォーマンスの最適化

DNSのトラフィックを高パフォーマンスで高可用性のエンドポイントに誘導し、エンドユーザーにとって最適なアプリケーションの使用体験を実現します。

参考情報 グローバル・サーバー・ロード・バランシングによる「ラスト・マイル」接続のパフォーマンスとレジリエンスの向上

DNSとリアル・ユーザー・モニタリング(RUM)データが、低コストでより高い機能を求める負荷分散チームにどのように魅力的なソリューションを提供するかをご紹介します。

IBM NS1 Connect GSLB

IBM NS1 ConnectのGSLBがどのようにGSLB機能を拡張し、ユーザー・エクスペリエンスの強化とロード・バランシングのコスト削減を実現するか、概要を説明します。

RUMデータとは何か、そしてそれが重要な理由

IBM NS1 Connect GSLBソリューションがユーザー接続を最適化してパフォーマンスと信頼性を向上させるために活用しているリアル・ユーザー・モニタリング(RUM)・データについて、詳細はこちらをご覧ください。

次のステップ

従来のGSLBプロバイダーより格段に低コストで、エンド・ユーザー・エクスペリエンスを向上させましょう。IBM NS1 ConnectでDNSをこれまで以上に活用する方法について、営業担当にお問い合わせください。または、その他の料金体系のオプションをご覧ください。

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