概要
持続可能なインフラストラクチャーの構築
IBM® LinuxONE Emperor 4は、持続可能性の目標達成を目指す企業に対して、データ集約型ワークロードのための安全かつ高いパフォーマンスを備えたサーバー・プラットフォームを提供し、エネルギー・コストと温室効果ガス排出量の削減を支援します。
メリット
持続可能性
セキュリティー
拡張性
ハイブリッドクラウド
機能
コンフィデンシャル・コンピューティング
コンフィデンシャル・コンピューティングのTrusted Execution Environment(TEE)を使用してワークロードを分離し、内外の脅威から保護します。
柔軟なキャパシティー
リソースを常に最適なバランスに保ち、一時的または永続的にキャパシティーをオンデマンドで変更可能なシステムにより、変動する需要に対応します。
回復力(レジリエンス)
ミッション・クリティカルなワークロードで99.99999%の可用性を実現します。これは年間約3秒のダウンタイムに相当します。²
コンプライアンスの簡素化
IBM Security and Compliance Centerにより、コンプライアンス関連のタスクの簡素化および自動化を実現します。
オンチップAIアクセラレーション
IBM Telumプロセッサーを活用して、総所有コスト(TCO)を抑えながら迅速に洞察を提供します。使い慣れたオープンソース・ツールでAIモデルを構築し、学習させることができます。
関連製品
IBM Cloud® Hyper Protect Digital Asset Platform
LinuxONE搭載のIBM Cloud® Hyper Protect Virtual Serversを使用して、デジタル資産を安全に管理するための基盤をオンプレミスに構築します。
IBM Cloud® LinuxONE Virtual Servers for Virtual Private Cloud
パブリッククラウドでは初めて、LinuxONEが選択肢として利用可能になりました。
使ってみる
IBM LinuxONEが、ビジネスの成長を加速させるとともに、地球環境の保護にも有効であることをご確認ください。
脚注
1 – Linuxのワークロードを、比較対象のx86サーバーで同様の条件で実行する代わりに、5台のIBM LinuxONE Emperor 4システムに統合することで、電力消費量を75%、設置面積を50%、そして温室効果ガス排出量を年間850トン以上削減できます。
免責事項:合計10,364個のコアを持つ192台のx86サーバーと比較した5台のIBM LinuxONE Emperor 4 Machine Type 3931 Max 125モデルは、125個の構成可能コア(CP、zIIP、またはIFL)を含む3つのCPCドロワーと、ネットワークおよび外部ストレージの両方をサポートする2つのI/Oドロワーで構成されます。Machine Type 3931の電力消費量は、メモ構成のMachine Type 3931 IBM Power Estimation Toolへの入力に基づきます。x86サーバーの電力消費量は、7つのCascade Lakeサーバー・モデルと5つのIce Lakeサーバー・モデル(サーバー当たり32コア〜112コア)の2022年3月時点のIDC QPI電力値に基づきます。比較対象のx86サーバーは、全てが2つまたは4つのソケット・サーバーでした。IBM Zおよびx86は、本番および非本番のワークロードで24時間365日連続稼働させました。削減効果については、データセンターの冷却に必要な追加電力を計算するために、電力使用効率(Power Usage Effectiveness:PUE)の比率を1.57と仮定しています。PUEはUptime Institute 2021 Global Data Center Survey(https://uptimeinstitute.com/about-ui/press-releases/uptime-institute-11th-annual-global-data-center-survey)に基づきます。EPA GHG計算ツール(https://www.epa.gov/energy/greenhouse-gas-equivalencies-calculator)に基づく温室効果ガス排出量およびその他の等価値は、米国の加重平均を使用しています。結果は、お客様固有の使用状況や場所によって異なる場合があります。
2 - 予測値の算出には、測定と予測に基づくIBMの内部データが使用されました。必要なコンポーネントは、IBM z16、Single System ImageのIBM z/VM V7.2システム(それぞれRHOCP 4.10またはそれ以上で実行)、IBM Operations Manager、メトロ・マルチサイト・ワークロードやGDPSグローバルといったメトロの距離システムとストレージ全体でデータの復元および仮想マシンの復元を管理するGDPS 4.5、IBM HyperSwapを搭載したIBM DS8000シリーズ・ストレージなどです。MongoDB v4.2ワークロードが使用されました。z/VM Single System Imageクラスタリング、GDPS xDR Proxy for z/VM、ローカル・ストレージ・デバイス管理のためのRed Hat OpenShift Data Foundation(ODF)4.10など、必要なレジリエンス・テクノロジーが有効化されている必要があります。アプリケーションに起因する停止は、上記の測定に含まれていません。その他の構成(ハードウェアまたはソフトウェア)では、異なる可用性特性を示す場合があります。