HashiCorp Consulは、サービス・ディスカバリーと構成管理のために一般的に使用されている分散キー・バリュー・ストレージです。Consulモニタリングは、包括的なインフラストラクチャーとマイクロサービスのパフォーマンス管理において重要な要素です。
DevOpsによるアプリケーションのパフォーマンス最適化と、パフォーマンス管理ワークフローのさらなる自動化を支援するため、Instanaの自動モニタリング機能は単純なメトリック以上の情報を提供します。
Instanaは、健全性やパフォーマンスなど、スタック全体のConsulクラスターを監視するための最も迅速かつ簡単な方法を提供します。そのためには、物理ホスト、仮想ホスト、コンテナ、クラスター・メトリックのパフォーマンスが可視化されている必要があります。すべてのマイクロサービス・プラットフォームと同様に、InstanaもConsulインスタンスまたはクラスターを利用するアプリケーションやサービスを管理します。Instanaのエージェントは、すべてのConsulインスタンスを自動的に検出し、モニタリング・センサーをデプロイして、クラスターを通じてすべての要求の追跡を開始します。
14日間、クレジットカード不要、フルバージョンでご利用いただけます。
Instanaエージェントは、実行中のすべてのConsulインスタンスを自動的に識別します。その後、InstanaのConsulモニタリング・センサーを自動的にデプロイして構成します。Instanaは、どのパフォーマンスと構成情報が最も関連しているかを把握しているため、クラスターの健全性はプログラムによって自動的に判断されます。Consulクラスターの健全性を判断するために、追加のメトリック(クラスターの整合性など)も収集されます。すべての関連情報を収集するInstanaの自動構成により、Consulのパフォーマンスのモニタリングはかつてないほど簡単になります。
人工知能(AI)と厳選された知識ベースからの健全性シグニチャーの助けを借りて、Instanaは個々のConsulインスタンスまたはConsulクラスターの問題を自動的に検出します。Instanaは重大度に基づいてインシデントのエスカレーションと根本原因の特定を自動化し、ユーザーとサービスが影響を受ける前に問題を解決できるようにします。
Instanaは、パフォーマンスと健全性のデータに加えて構成データも収集します。Dev+Opsチームは構成のデータと更新をアプリケーションやサービスのパフォーマンス情報と関連付けるために必要なデータを得ることができます。
パフォーマンスと構成に関するConsulの全情報は1つのConsulモニタリング・ダッシュボードに集約され、すべての関連情報を単一の場所で見ることができるため、問題解決とパフォーマンスの最適化が容易になります。
Consulパフォーマンスのモニタリングは、サービス・メトリックと、その他のサービスまたはデータ・ストアとの相互作用を中心に据えています。関連するサービス・メトリックは、Instanaにより自動的に識別・収集されます。
Consulクラスターの適切な健全性とパフォーマンスを確保するには、構成データとパフォーマンス・メトリックの2種類のデータが必要です。
各種センサー情報の詳細については、Instana Consul管理ドキュメントを参照してください。
構成データ
パフォーマンス・メトリック