概要
データサイエンス革命の一員に
IBM® Safer Paymentsでは、不正防止チームがベンダーやデータサイエンティストに依存することなく新たな脅威に素早く適応し、より迅速かつ正確に不正を検知できます。このソフトウェアは、ビジネス・パフォーマンスの継続的なモニター、および変化した新たな不正パターンへの意思決定モデルの適合に必要な、分析ツールとシミュレーション・ツールで構成されています。

メリット
パフォーマンスの高い結果を実現
不正管理に俊敏性を導入
実動で実証済み
オープンソースのデータサイエンス
主要な機能
データサイエンス革命の一員に
次世代のアプローチ
あらゆるベンダーやオープンソースのデータサイエンス、機械学習、人工知能技術を駆使して、不正行為を事前に防ぐことができます。
あらゆるチャネルでのソリューション
各種カード、オンライン・バンキング、リアルタイム決済を保護するための固有の機能が含まれています。 すべてのチャネルを通じて振る舞いと決済の流れをプロファイリングすることで、誤検知率を低下させ、不正行為による損失を削減します。
柔軟に構成可能
IBM Safer Paymentsでは、すべてが簡単に構成可能です。 顧客データ・モデルに完全に適応でき、 新しいデータ・フィードは数分で構成できます。
独自モデルの使用
任意のツールを使用して、ニューラル・ネットワーク、ランダム・フォレスト、デシジョン・ツリー、回帰コンポーネントを構築します。 さまざまなタイプのモデルをアンサンブルとして結合し、各モデリング・テクノロジーの優れた長所を活用します。
インメモリー型NoSQLデータベース
専用のデュアル・アクセス・データベース・テクノロジーは、コモディティー・ハードウェアやあらゆるクラウド環境で実行され、毎秒数千件のトランザクションというピーク・パフォーマンスを実現します。
利用例
モデル・ファクトリー

モデル・ファクトリー
最適なデータサイエンス手法の組み合わせを実現するために、「モデル・ファクトリー」というコンセプトを作成しました。 これにより、Safer Paymentsユーザーは、不正問題の解決に最も適した手法の組み合わせを選ぶことができます。
オンライン・バンキングとモバイル・バンキング

オンライン・バンキングとモバイル・バンキング
Safer Paymentsは、実際のオンライン・バンキングとモバイル・バンキングのセッションの両方のデータを使用します。 組み込みデバイスID機能に加えて、デバイス動作プロファイリング、デバイス・レピュテーション・データベース、生体情報パラメーター認識により、このチャネルの堅牢性が強化されます。
オープンソースのデータサイエンスの利用

オープンソースのデータサイエンスの利用
Safer Paymentsは、現在市場で利用可能な不正決済防止向けの製品として、最もオープンなデータサイエンス・プラットフォームです。 ポータブルPMML形式でモデルをエクスポートおよびインポートし、モデルまたは特徴の抽出をPythonコードとして取り込みます。
マルチテナンシーとマルチチャネル

マルチテナンシーとマルチチャネル
Safer Paymentsの階層型マルチテナンシーにより、 何百ものカスタマイズされたテナントを効率的に管理できます。 また継承により、中央モデルと構成の保守が可能になります。
お客様の声
IBM Safer Paymentsにより、フランスにおけるカード詐欺による被害額が年間1億1500万米ドル以上減少しています。
Rodolphe Meyer氏
CIO
STET社
この(P2P)チャレンジだけでなく、 リアルタイムの意思決定とチームの柔軟性向上といった迅速な対応を求められるニーズにおいても、IBM Safer Paymentsは私たちの期待を上回る成果をあげています。
Norman Marraccini氏
小売デジタル決済、ACH、リアルタイム決済事業部門担当ゼネラル・マネージャー
FIS社
IBM Safer Paymentsの使用による主なメリットは、 20%低い誤検知率、従来のプラットフォームよりも最大90%速くルール変更が可能、1つのシステムですべての決済チャネルを管理可能であることの3点です。
Dave Hemingway氏
製品およびマーケティング担当グループ経営責任者
Indue社
発表

主な参考情報
その他の参考情報
ブログ
お客様事例
レポート
Forrester社の「Total Economic Impact」インフォグラフィック
IBM Safer Paymentsによって実現されるコスト削減とビジネス上のメリット
FIS社のインフォグラフィック「進化する不正行為」
電子決済領域を不当に活用すべく、数々の不正行為にはますます洗練されて組織化された方法が採用されています。
開始する準備はできていますか?
お客様の現在のリスクやコンプライアンス・プログラムの改善についてはIBMエキスパートにご相談ください。