IBM Envizi ESGデータ管理ソフトウェアは、異種かつ多様なESGデータの取得と統合を自動化し、単一の信頼できる記録システムに統合することで、正確なGHG排出量の計算と報告、および脱炭素化の追跡を可能にします。
さまざまなソースから自動化ツールと ワークフローツールを使用してESGデータを取得します。データ・ オートメーションにはファイル読み込み コネクターと外部ソースからの データを処理できるカスタムAPI連携が 含まれます。手作業のデータを、ワークフロー・ツールと 組み合わせた、またはセルフサービスの 一括読み込みテンプレートによって、Webフォームと 調査に入力できます。
Enviziはデータを正規化し、集計レポート用に多様なデータ・タイプを取り込むことができます。請求書レベルのデータをネイティブ単位で取り込むと、Enviziがカレンダー、単位、通貨の正規化を自動で適用して、場所、グループ、および組織レベルでESGメトリクスを提供し、レポート作成のニーズを簡素化します。
Enviziの柔軟なデータ管理機能により、ESGデータを場所、ポートフォリオ、コスト・センター全体でグループ化できます。グローバル・オペレーションの管理でも、組織の変化への対応でも、さまざまな報告構造を作成することで、利害関係者のニーズや社内外の報告要件に合わせてデータをカスタマイズできます。
AIを活用してデータ分類の精度を向上させ、システムで生成された見越し計上などの欠落データの特定と置換、検証ルールの定義、データ異常に関するアラートと自動レポートの設定を支援するツールで、データ品質を強化します。
Enviziは、ESGメトリクスからソース・ファイルやデータにいたるまでのトレーサビリティー、要素と計算の透明性、監査目的での分析を容易にするさまざまな事前構成済みの監査レポートにより、データ変更に対する完全な監査履歴で監査プロセスをサポートするように設計されています。
すべての定性・定量データを単一のデータ管理システムに統合することで、時間と労力を節約し、信頼性の高いESG報告、監査、意思決定をサポートします。
ギャップを特定し、検証ルールを適用し、見越し計上を使用して欠落した情報を埋めることで、クリーンで正確なデータを維持します。これにより、レポートが完全かつ最新の状態に保たれるため、品質の問題を心配することなく、自信を持ってデータに基づいて行動ですることができます。
組織と報告要件の進化に応じてデータを簡単に管理できます。新しい報告構造やデータのタグ付けを作成することで、内部および外部の報告要件を満たすさまざまな方法でデータを細分化できるようになります。
データの変更、ESGメトリクスからソース・ファイルやデータにいたるまでのトレーサビリティ、単位変換、係数、計算方法の透明性を網羅する包括的な監査レポートのセットに監査人が直接アクセスできるようにすることで、監査を簡素化します。
内部システムやサプライヤーからの自動データ取り込みを通じて、Enviziに保管されるESGデータの量と範囲を効率的に広げることで、より深い洞察を獲得し、サステナビリティー・メトリクスを向上させる機会を開拓します。
Enviziの包括的なデータ・モデルに基づいて独自のBIレポートを作成し、高度な分析要件を満たすことができます。このデータ・モデルは毎日のスケジュールでエクスポートでき、企業レポート作成ソリューションと統合して分析と意思決定をさらに合理化できます。