IBM Developer for z/OSの機能
先進的でシンプルなz/OS開発
高度なCOBOL、PL/I、JCLのエディターがサポートされているほか、ナビゲーション機能が改善され、リアルタイムの構文検査と強調表示を伴うコンテンツ・アシスト、コピーブックとJCLプロシージャーのハイパーリンク、およびシーケンス番号のサポート機能を備えています。
複合的なz/OSアプリケーションの高度なデバッグ
COBOL、PL/I、C/C++、高水準アセンブラーなどで書かれた、多様なz/OS環境に接続するアプリケーションのデバッグに、IBMの戦略的デバッグ・コンポーネントであるIBM z/OS Debuggerを活用します。
アプリケーションの構造と品質の高度な分析ツール
組織内のプログラミング規約に準拠するCOBOLおよびPL/Iアプリケーションの提供を支援する、アプリケーション構造分析、コード分析、コード・メトリックを使用できます。
自動化された単体テストとコード・カバレッジ
ZUNITを使用して単体テストを自動生成し、問題を早期に検出して修正します。さらに、単体テストとコード・カバレッジ分析を組み合わせて、アプリケーションのテストの効果を判断します。
IBM Dependency Based Build(Enterprise Editionで利用可能)
IBM Dependency Based Build(DBB)を使用して、Git™やJenkins®などのソフトウェア構成管理および継続的インテグレーションのツールで、DevOpsプロセスをプラットフォーム間で標準化します。COBOLやPL/Iなどのプログラミング言語で開発された従来のz/OS®アプリケーションを構築するための、最新のスクリプト言語ベースの自動化機能が提供されています。
ソース管理、ライフサイクル管理、問題診断の統合
Git™およびIBM Engineering Workflow Managementとの標準装備の統合により、最新の並行開発のプラクティスを導入します。あるいは、CA Endevor® Software Change Managerなどのレガシー・ライブラリー・マネージャーと統合します。IBM Application Performance Analyzer for z/OS、IBM Fault Analyzer for z/OS、IBM File Manager for z/OSと組み合わせることにより、問題解決を向上させます。
Enterprise Editionで得られる、Microsoft® VS Code™またはRed Hat CodeReadyのIDEの選択肢
Wazi Developer for VS Code™とWazi Developer for Workspacesの使用で、より多くの開発環境オプションをz/OS開発者に提供します。
開発環境のカスタマイズと拡張
柔軟なカスタマイズ・オプションにより、開発者は使いやすい方法で作業できます。このワークベンチは、文書化されたAPIと企業固有のカスタマイズ可能なツールが提供されます。
お客様のニーズに合ったライセンスの交付
お客様のビジネスに最適なツールとライセンスを選択できます。 IBM Developer for z/OSにはIBM z/OS Debuggerが付属しており、ライセンスはユーザー単位で交付されます。さらに多くの機能が必要な場合には、IBM Developer for z/OS Enterprise Editionではバリュー・ユニット・ライセンス交付を利用して、Microsoft® VS Code™またはRed Hat CodeReady WorkspacesをIDEオプションとして追加でき、またIBM Dependency Based Buildや3270デバッグを追加できます。あるいは、IBM Application Delivery Foundation for z/OSを購入すると、問題判別ツールを含む完全なツール・セットを入手できます。