IBM Debug for z/OSの詳細

z/OS環境の詳細かつ幅広いサポート

バッチ、CICS®、IMS、Db2®、z/OS Unix、TSOの環境などのサブシステムを幅広くサポートし、最新のハードウェア、コンパイラー、z/OS、CICS、IMS、Db2、バッチにも速やかに対応します。IBM Automatic Binary Optimizer for z/OSで最適化された64ビット・アプリケーションとモジュールをデバッグする機能を有しています。

テストを測定するコード・カバレッジ

クライアントにより開始されるコード・カバレッジ収集と、自動化(ヘッドレス)によるコード・カバレッジ収集の機能、コード・カバレッジ結果の表示・結合機能を提供します。

貴重なデータを手軽に活用

変数、レジスター、メモリー、式をモニターします。

広範なデバッグ・オプション

ステートメント、プログラム、条件にブレークポイントを設定して、それらのブレークポイントまで実行した後、変数やストレージの値を表示して変更するなどの操作が可能です。

デバッグ体験の向上

従来の3270ユーザー・インターフェースを使用したデバッグには、IBM Debug for z/OSまたはIBM Developer for z/OS Enterprise Editionを使用してください。

IBM Developer for z/OS、IBM Developer for z/OS Enterprise Edition、またはIBM Wazi Developerでご利用いただけるビジュアル・デバッグには、現在の実行パスを始めとするプログラムの実行フローがグラフィカルに表示されるのに加え、ソース・エディターからブレークポイントを設定できる機能も装備されています。これにより、IBM Debug for z/OSによって提供されるEclipse IDEで、基本デバッグが拡張されます。

OpenShiftネイティブの開発を行うためにVS CodeまたはRed Hat CodeReady WorkspacesをIDEとして選択した場合、IBM Wazi DeveloperおよびIBM Developer for z/OS Enterprise Editionと共にZ Open Debugが提供されます。

シフトレフト・テストの取り組みをサポート

IBM Wazi Virtual Test PlatformまたはIBM Developer for z/OSのZUnit機能と組み合わせてコード・カバレッジを使用することにより、自動化テストの有効性を測定します。

IBM Debug for z/OSまたはIBM Developer for z/OS Enterprise EditionをRational Integration Testerベータと組み合わせて使用してシステム・テスト・アクティビティーを簡素化し、Db2呼び出しの仮想化を実現します。

技術的詳細

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件の詳細は、こちらをご覧ください。

ハードウェア要件

ハードウェア要件の詳細は、こちらをご覧ください。

技術仕様

Host Configuration Assistant for Z Developmentを使用すると、z/OS Debuggerによるデバッグの計画と構成を容易に行えます。

  • 以下のリンクをクリックして、Host Configuration Assistant for Z Developmentについてご確認ください。

俊敏性と柔軟性を向上

IBMの柔軟な支払いソリューションを利用すると、インフラストラクチャーへの投資をワークロードのニーズに合わせて調整することが可能になります。