IBM® watsonx.governance は、クラウドまたはオンプレミス環境に導入できる単一の統合プラットフォームであるIBM watsonxを使用して、組織の人工知能(AI)アクティビティーを指揮、管理、監視するために構築されています。
AIを管理することで、世界中で今後導入される安全性と透明性に関する規制や政策に対応し、AIの「栄養成分表示」を提供します。
リスクを事前対応で検知し、軽減します。公平性やバイアス(偏り)、ドリフト(性能の劣化)、新しい大規模言語モデル(LLM)の指標を監視します。
IBMやオープンソース・コミュニティー、その他のモデル・プロバイダーのAIモデルを管理、監視、統制します。
公正で透明性の高い承認プロセスを実行します。アラートを活用して監視することで、リスクを未然に検知し、不正確、不公平、または偏った判断を回避します。ファクトシートを活用して、モデルのメタデータの取得と文書化を自動化し、与信判断に役立てます。
有害コンテンツ、個人情報、本題から外れた会話に関する危険信号がないかを監視し、応答が社会規範を逸脱している場合に警告を発します。ダッシュボードとカスタマイズ可能なワークフローを通じて、財務、人事、調達にわたる業務プロセスのアウトソーシング活動をサポートします。
サプライチェーン内の透明性と説明責任を促進します。システム内の潜在的なバイアスやエラーを事前に検知し、軽減するだけではなく、物流の最適化、サイクルの短縮、エネルギー消費量の削減を実現します。
「AIが普及してさらに進化すると、AIを管理する能力がクライアントにとって不可欠になります。私たちは、異種のもので構成されるツール、アプリケーション、ワークフローをまとめて管理するクライアントのニーズを理解しています。IBMのオープンなアプローチと新しいwatsonx.governanceの機能、そしてTechM amplifAI製品により、クライアントのビジネスで生成AIの可能性を最大限に広げて、その実現を支援できると確信しています」
— Hasit Trivedi氏、Tech Mahindra社、CTO Digital Technologies and Global Head AI
「NTT DATA Business Solutionsにおけるwatsonxセンター・オブ・エクセレンスの一環として、お客様数社と生成AIソリューションを積極的に導入しています。私たちは現在、AIの効果的な管理と倫理的な利用を確保するための保護バリアの必要性に積極的に取り組んでいます。watsonx.governanceの機能を活用して、既存の規制要件と、AIライフサイクル制御に関する企業全体の基本的な要件の両方をサポートすることで、責任あるAIの約束を果たせると期待しています」
— Per Falck Jensen氏、NTT DATA Business Solutions社、Vice President, Managing Director, Denmark Head of Sales Nordic Region
「私たちは現在、IBMのAIガバナンス・ソリューションをリスク管理業務の中で活用し、信頼できるAI実現のための基盤を確立しているところです。この包括的なソリューションは、規制コンプライアンス、リスク管理、ライフサイクル・ガバナンスなど、AIガバナンスのさまざまな面を網羅しています。watsonx.governanceを活用することで、生成AIに同様のアプローチを採用してAIアプリケーション内に信頼とコンプライアンスを確立するよう、お客様に積極的に働きかけています」
— Jacob Bock Axelsen博士、Deloitte社、CTO、Risk Advisory
IBMの計画、方向性、指針に関するステートメントは、IBMの独自の裁量により、予告なく変更または撤回される場合があります。詳しくは料金体系 をご覧ください。ソフトウェアの料金体系で特に明記がない限り、すべての機能、性能、潜在的な更新は、SaaSのみを対象とします。IBMは、SaaSとソフトウェアの機能や性能が同じであることを表明するものではありません。