「伝わらない、つながらない」を変える社内DXアプリ「co-design」

2025年6月25日

― 情報伝達・現場連携・業務効率化・コンプライアンス

課題を一気に解決する現場に根差した社内DXアプリ ―

「本部からの通達、ちゃんと全店舗に伝わってますか?」
「LINEでスタッフと連絡していませんか?」
「せっかくの店舗ごとの成功事例、共有できていますか?」

これは、私たちが多くの多店舗型企業様と対話する中で、よく耳にする悩みです。
とくに店舗数が増え、従業員が1,000人を超えるような組織になると、「伝えたい情報が伝わらない」「共有したいナレッジが流れてしまう」といった課題は避けて通れません。

その課題を解決するために生まれたのが、「co-design 社内DXアプリ」です。
本部と現場、現場同士のコミュニケーションをスムーズにし、チャット機能や勤怠連携をはじめとした“使える機能”を一つにまとめたアプリです。

この記事では、co-designがどのように現場起点のDXを実現するのかを、わかりやすくご紹介します。

小売業界特有の課題とは?

業種によって社内コミュニケーションの構造は異なりますが、多店舗展開をされている小売・飲食業では以下のような“業界特有の難しさ”があります。

1. 従業員構成の多様性
正社員とアルバイトの混在に加え、店舗によっては外国人スタッフも在籍しており、情報共有のハードルが高いです。伝達手段が統一されておらず、既読確認もできないため、重要な情報が「伝わったつもり」で終わることも。

2. 店舗ごとの運営が属人化
接客、陳列、キャンペーンなど、各店舗が創意工夫を凝らして運営しているものの、そのナレッジが共有されず、他店舗で再活用されにくい。

3. 現場の個人SNSに依存した非公式な情報共有
LINEやInstagramなど、個人所有のSNSで情報交換が行われており、セキュリティやコンプライアンスの観点からリスクが大きい。

4. 勤怠など社内ツールが多すぎて混乱
勤怠管理、申請、マニュアル閲覧などが別々のシステムやWebページに分散しており、現場スタッフが十分に使いこなせていない。

「co-design」で実現する、4つのDXアクション

「co-design」は、“現場で使えるDX”をコンセプトに設計された社内アプリです。単なるチャットツールではなく、業務効率、情報統制、社内文化の醸成までを視野に入れたトータルソリューションです。

1. 情報伝達を“確実”にする
本部からの連絡をプッシュ通知で届け、チャットの既読状況も確認可能。シンプルかつ使いやすいUIで誰でも直感的に使えるアプリです。

2. 店舗間のナレッジ共有と蓄積を加速
現場で生まれる貴重な知見をアプリ上で共有・蓄積。検索機能付きで、過去の投稿も簡単に振り返れます。

3. 安心・安全な社内SNSでコンプライアンスを強化
すべてのやりとりはアプリ内に記録され、本部での管理・監査が可能です。企業ガバナンスを支える機能も標準搭載。

4. 勤怠などのツールを「一元化」して使いやすく
勤怠打刻・シフト申請・会議室予約など、分散していた業務ツールを一つに集約。基幹システムと連携することで、シングルサインオン(SSO)も実現します。

DXの第一歩は、“日常業務”から

DXというと、AIやIoTのような先進技術を導入するイメージが先行しがちですが、本当に大切なのは、「毎日使う業務ツールをどう変えるか」です。

このように、「co-design」は店舗ビジネスにおいて、情報連携と現場力の強化に寄与する、使いやすさと業務連携、そしてガバナンスの強化を一つにした、“現場に根付くDXアプリ”です。

アプリ内のやりとりは本部で一元管理できるため、セキュリティやコンプライアンス面でも安心です。

また、スタッフが現場から直接ナレッジを投稿できる仕組みにより、良い取り組みを全社で共有しやすくなります。

「co-design」を導入した場合、本部からの通達はすべてアプリ経由で即時配信され、既読確認もできるため、情報伝達のスピードと正確性が向上します。

詳しく知りたい方へ

「もっと詳しく聞いてみたい」「自社の運用に合うか試してみたい」という方は、デモ環境や資料請求もご用意しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

寄稿者

川崎 陽介氏

株式会社グランドデザイン システム営業部 営業

西村 亮人

日本アイ・ビー・エム株式会社 デジタル・セールス事業部 PSIチーム