高速データ転送への新たなアプローチ

IBM Asperaは、グローバルWANを経由してビッグデータを移動するという課題に、独自のアプローチで取り組んでいます。データ転送を最適化または加速するのではなく、画期的な転送テクノロジーを使用して、原因となっているボトルネックをすべて解消します。使用可能なネットワーク帯域幅を最大限に活用して、速度を最大化し、簡単に規模を拡大できます(理論上は制限なし)。   

Asperaが使用可能な帯域幅を最大限に使用することを示す転送テクノロジーのグラフ

転送

Asperaのソリューションの中核となるのは、特許取得済みのFASP®転送ソフトウェア・テクノロジーです。この革新的なプロトコルは、公衆インターネット接続と既製のハードウェアによる従来の制限を克服して、使用可能な帯域幅を最大限に活用します。その結果、他に類を見ない転送速度、エンドツーエンドのセキュリティー、高度な信頼性、卓越した帯域幅制御を実現します。

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信頼できるテクノロジー

信頼性の高い高速転送

FASPは、既存のWANインフラストラクチャーとコモディティー・ハードウェアを使用して、FTPやHTTPの数百倍規模の速度を実現します。

安全性に優れた保護機能

ユーザー認証、データ暗号化、データ保全性検査にオープン・スタンダードの暗号方式を使用して、ビジネス上重要なデジタル資産を確実に保護します。

ソフトウェアのみで対応

Asperaは、ソフトウェアのみで対応できるアプリケーション・プロトコルであり、コモディティー・ハードウェア上で、標準のIPをそのまま変更しないで実行されます。そのため、導入と使用が容易です。

Asperaテクノロジーの特長

卓越した帯域幅制御

FASPの帯域幅使用状況アルゴリズムを使用して、帯域幅容量を高速で自動的に検出し、他のトラフィックに対する公平性を確保しながら帯域幅を最大限に活用できます。

標準TCPトラフィックに対する「公平性」を構成可能

FASPは、使用可能な帯域幅をすべて利用できる一方で、インテリジェントな適応型の伝送速度制御メカニズムも備えています。これにより、標準TCPトラフィックに対する公平性を確保するために使用量を縮小し、その後、使用量を再び自動的に増加させて未使用の帯域幅を最大限に活用できます。

柔軟なオープン・アーキテクチャー

すべての主要なオペレーティング・システムとクラウド・プラットフォームの間での相互運用可能なファイルとディレクトリーの転送をサポートします。最新のソフトウェアAPIのセットが用意されています。

アクティビティーのレポート作成と監視

リアルタイムの監視とレポート作成、さらには転送前と転送後のカスタム処理のために、エンドツーエンドの転送進行状況レポートと詳細なパフォーマンス統計が可能です。

Asperaファイル転送の計算

AsperaとTCPを比較することで、距離やネットワーク条件に応じたパフォーマンス向上を見積もります。

ストリーミング

FASPStream転送テクノロジーは、管理されていないインターネット上で、距離やビット・レートの制約なしに動画のエラー・フリー転送を実現する革新的な方法です。待ち時間はほとんど発生しません。FASPに基づいたこのストリーミング・テクノロジーは、新しいストリーミング・アーキテクチャーを使用して、コモディティーIPネットワークを経由した信頼性の高い順次バイト・ストリーム配信を実現します。これにより、ライブ映像やファイル数の増加に対応できます。 

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Asperaストリーミング・テクノロジーがどのように機能するかを示す図
Aspera Direct-to-Cloudテクノロジーがどのように機能し、ユーザーからクラウド・データ・センターにデータを送信するかを示す図

クラウド

IBMのクラウド・オファリングには、独自のAspera Direct-to-Cloudテクノロジーが組み込まれています。これは、FASPの高速転送機能を、クラウド・オブジェクト・ストレージ層の基礎となるマルチパートHTTPインターフェースと統合するものです。すべての主要なクラウド・プラットフォーム上でファイルの高速なアップロードとダウンロードを実現します。Asperaクラウド製品には、一時停止、自動再開、レポート作成、転送データと保管データの暗号化などの重要な転送管理機能も組み込まれています。

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オートスケール

Aspera転送プラットフォームには、転送容量の動的なリアルタイム・スケールアウトのためのオートスケール機能が組み込まれています。これには、転送サーバー・インスタンスの自動的な開始と停止、使用可能なアイドル・インスタンス、クライアント要求の自動バランシング、インスタンスごとの転送負荷を管理する構成可能なサービス・レベルが含まれます。この機能を補完するのがスケールアウト・データ・ストアです。オートスケール・クラスター全体でのすべての転送の詳細の収集、集約、レポート作成を分散方式で行います。

Asperaのオートスケール・テクノロジーがどのように機能するかを示す図

クラウド・ネイティブ・ソフトウェアの導入

Aspera高速転送サーバーがサポートする最新プラットフォームは、IBM Cloud Privateです。このリリースには、Asperaの転送サーバーを変換して、DockerコンテナーとHelmチャートを活用する最新のマイクロサービスに変更したバージョンが含まれています。

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データを迅速かつ確実に転送して共有する方法については、Asperaのホスティング・サービスの詳細をお読みください。