IBM Application Performance Analyzer for z/OSの機能

パフォーマンスと統計データの非侵入型収集

IBM Application Performance Analyzer for z/OSは、測定対象のアドレス・スペースから非侵入型の統計サンプリングを行って、アプリケーションによるシステムまたはリソース(CPU、DASD、入出力、またはアドレス・スペース全体)の使用状況を分析します。CICS®、Db2®、IMS™、USS、バッチ、WebSphere® MQ、およびWebSphere® Application Serverにデプロイされているアセンブラー、COBOL、PL/I、C/C++、およびJava®の各アプリケーションのパフォーマンスをモニター、分析、レポートすることができます。

ボトルネックを容易に特定して修正

アプリケーションのパフォーマンス上の問題や、システム上のさまざまなワークロードへの影響を切り分けるために必要な情報を提供します。既存のアプリケーションのパフォーマンスを最大化し、オンライン・トランザクションの応答時間やバッチのターンアラウンド・タイムを改善します。簡単なソースコード・マッピングで、ボトルネックを素早く正確に特定できます。

時間経過に伴う変化の報告と追跡

オンライン分析レポートは、PDFファイルまたはXMLファイルとしてエクスポートできます。そのため、ワークステーションでのレポート表示、他のアプリケーションへの転送を極めて簡単に実行できます。リソース、データ量、アプリケーションの動作についての傾向を評価して、正確な履歴ビューが得られるようになっています。

アプリケーションの開発、機能強化、デバッグの支援

アプリケーションの設計、開発、保守のサイクルと、DevOpsのイニシアチブを支援します。設計段階でのアプリケーションのプロトタイプを評価し、データ量の増加やビジネス要件の変化がパフォーマンスに与える影響を確認することができます。

技術的詳細

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件の詳細は、こちらをご覧ください。

ハードウェア要件

IBM z/OSを実行可能なハードウェア構成は、こちらをご覧ください。

参考情報

俊敏性と柔軟性を向上

IBMの柔軟な支払いソリューションを利用すると、インフラストラクチャーへの投資をワークロードのニーズに合わせて調整することが可能になります。