NITTについて

NITT (Non-Independent Test Taking:自力で受験しない行為) は、IBM テスト・セキュリティーの違反行為であり、IBM プロフェッショナル資格認定制度受験ルールの深刻な規則違反とみなされます。

受験者が自力で資格認定試験を受けていなかったと判断された場合には、以下の措置がとられます。

  • 受験者は資格 を取り消され、資格認定者の地位を失います。
  • 全てのIBM認定資格試験の受験ができなくなります。

NITT の詳細については、IBM プロフェッショナル資格認定制度の Web サイトの「 ポリシー」のページにある、「受験ルール (Testing Practices)」に記載されています。

NITTは、受験前、受験中、受験後に生じる可能性があり。どのケースにおいても措置の対象となります。

受験前禁止事項:

  • 実際の認定試験問題が含まれているIBMが許可していない参考資料、またはその類の資料を使用すること。
  • 他人を代わりに受験させること。 

受験中禁止事項:

  • 他の受験者と話すこと、または他の受験者の画面を見ること。
  • カンニング・ペーパー、出版物、参考資料、または認可されていない資料を使うこと。

受験後禁止事項:

  • 試験内容を公開すること。
  • テストを複製すること。
  • 結果として他の受験者を助けたり、不公平な便宜を計るような行為をすること。

NITTとは

NITT とは、受験者が、使用を許されている規定のもの以外の援助を受け (すでに試験を受けた他者による援助または許可されていない資料の使用など)、その結果として、受験者の試験中の回答が必ずしも受験者自身のものではないと見なされることをいいます。

NITTとみなされた場合 、テストの結果まったく意味を成さなくなります。認定試験の目的は、受験登録した個人の知識とスキルを評価することです。受験者自身の力のみで受験されなければ、その評価はまったく価値のないものになります。

NITT の実態

  • どのような援助を受けても、成功が確実になるわけではありません。
  • 援助を受けても試験に合格できないことがあります。
  • 不正が見つかった場合には、厳しい措置が取られます。

NITT の例として考えられる行為には、以下が挙げられます。

  • 試験中に使用する目的で、試験場にノート (またはその他の資料) を密かに持ち込む
  • 試験中に他の受験者の答案を見る
  • 試験中に他の人から答えを教わるためにやりとりをする

これらの行為は、一般的に「カンニング」と呼ばれるものです。受験者自身以外の力を借りた受験は、どのような方法であっても深刻さは変わりません。また、どの段階で不正が発生したとしても関係ありません。受験に受験者自身以外の力が借りられれば、それは NITT による違反となります。試験時外での NITT 行為の分かりやすい例として、実際の認定試験問題付きの参考資料を使用することが挙げられます。

NITTの例

実際の認定資格試験問題を含んだ参考資料を使用することが例として挙げられます。試験準備に実際の試験問題を使用する人すべてが、受験者自身のみの力で受験する能力に支障をきたすことになります。

受験前に実際の試験問題を確認してしまうと、それだけで受験者が個人の思考に基づいて自発的に回答することが不可能になります。

さらに、IBMが開示していない機密情報を受験者が不正に入手することで優位な状況となります。

すべてのIBM プロフェッショナル資格認定試験の問題はIBM の機密情報であり、IBM が著作権を持ち、IBM の資産です。不正使用は受験ルールの範囲を越え法的事案にまで発展し、さらに深刻な結果がもたらされます。

それでも、不正に入手した認定試験問題を「参考書」や「受験対策資料」として提供している Webサイトが存在しています。このような実際の認定試験問題を含む参考書類は違法かつ信頼性のないものであるにもかかわらず、Web サイトやSNS上で公開、またはディスカッション・グループなどを通して直接渡され、公然とやり取りされています。

参考資料として提供される試験問題には十分注意しなければなりません。

  • そのサイトに、まったく異なる複数の製品分野のIBMの試験が多数掲載されていますか。
  • そのサイトに、多数の主要 IT 企業の名前も挙げられていますか。
  • 認定試験と同じ質問であると説明していますか。
  • 必ず合格できると説明していますか。
  • 参考資料として実際の試験問題が提供されていますか。

 同僚からどのような話を聞いていますか。

ご自身のためにも、IBM の認定試験で提示されている実際の試験問題が含まれている可能性のある参考資料は使用しないでください。

IBM は、受験者が事前に認定試験問題へアクセスしたことによる試験結果になっていること検知できるデータ・フォレンジック(法的分析手法)を備えています。

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NITTの検知

IBM (ならびに多数のIT資格認定制度) は、IBM資格認定試験問題が含まれている資料の使用を検知する方法を採用しています。複雑なデータ・フォレンジックを通して、IBM は NITT による違反を識別できます。フォレンジック分析は、試験結果の多様な要因と要素に基づいています (IBM は単一のデータのみに依存することはありません)。

試験結果全体の標準的な検証に加え、回答パターンをさまざまな側面から分析することが重要です。また試験結果の心理測定も評価されます。そしてIBM は、独自の統計分析も NITT の有無の判断材料としています。この徹底した評価の結果、IBM は確実に、NITT についての判断を下します。

IBM では、NITT の通知を非常に深刻な事態として受け止めています。通知は、結果に間違いがないと断定できる場合にのみ送られます。

違反通知を送信することで、IBM は受験者が、受験準備のために、認可されていない試験問題に間違いなくアクセスした (そして問題を使用した) と判断したことを示します。試験の合格または不合格は関係ありません。また試験問題の使用が、意図的であったかどうかについても関係ありません。すべての場合において、受験者が、受験前に認定試験の問題を見たという事実が重要なのです。