20 年近くに及ぶ IBM とのジャーニーは、変革そのものであったといえます。

私は 2002 年に IT Smart Systems(IBM外のWebサイトへ)を設立しました。当初は、電気通信分野における IBM の IT 協力会社でした。当時ルーマニアでは、ほんの数社が市場を独占していましたが、当社も IBM の製品とソリューションを利用して潜在能力を高め、2009 年にはソフトウェアの再販も手掛けるようになりました。

その後、IBM® Cloud®テクノロジーに基づいた当社独自のオファリングの開発と販売に移行しました。現在では、お客様がバックエンドにあるデータやサービスにアクセスし、それらをオーケストレーションしたり、保護したり、オムニチャネルの手法で公開したりできる、最先端のデジタル・ビジネス・トランスフォーメーション・ソリューションを提供しています。

顧客基盤の拡大に伴って、当社は金融機関のお客様との関係を強化してきました。迅速なイノベーションやオープン・バンキングに対する需要が、当社が培ってきたソリューションに結び付いたためです。パートナーシップを育くむこの局面で当社が見つけたのが、IBM がパートナー企業に提供しているもう 1 つのタイプのサポートでした。それが、1 年前から利用している、IBM 共同マーケティング・プログラムで、非常に役立っています。

IBM 共同マーケティング

IBM の共同マーケティング・プログラムを利用して、IBM オファリングに対する需要の増大を促進するために必要なリソース、資産、および支援金を獲得しています。既製のキャンペーンから、対象分野の専門家によってキュレートされた何百ものアセットに至るまで、広範な研修、ガイダンス、サポートが用意されており、ターゲットを絞ったキャンペーンの推進や、製品の認知度の向上、IT Smart Systems と IBM の両者にとっての新規リードやビジネス案件の創出に役立っています。

さらに、当社の製品は主に IBM のプラットフォームとテクノロジーに基づいて開発されていますが、IBM 共同マーケティング・プログラムには、ダイレクト・マーケティングとデジタル・マーケティングの両方の支援金を利用できる柔軟性が備わっており、当社の成長に一役買っています。

グローバル化

現在当社は、ルーマニアで唯一の、オープン・バンキング領域を専門とする完全にネイティブな IBM プラチナ・ビジネス・パートナーであるという優位性を持っています。顧客も主に地元の企業です。しかし、IBM の支援を受け、ヨーロッパと北米の全域に営業活動を広げつつあります。最近の Banca Transilvania(英語)とのエンゲージメントが良い例です。近年の PSD2 規制遵守への迅速な対応や、オープン・バンキングへの移行において、当社がお役に立つことができました。

オープン・バンキングは金融サービスのランドスケープを一新しています。組織間の垣根が取り払われ、金融情報を保護するために必要なアクセスが第三者に認められたことで、金融情報を管理する上で大きな柔軟性をもたらす新しい製品やサービスを第三者が作り出すことが可能になりました。また、最善のテクノロジーを利用して、より洗練された新しいバンキング・アプリケーションを創出する機会をフィンテックにもたらしました。

IBM のテクノロジーは、こうした魅力的な機会を作り出すプラットフォームです。

当社ではビジネスの約 75% を IBM と共に行っていますが、その理由は単純です。オファリングの開発からデリバリー、実施まで、当社とそのお客様にとってのジャーニーのあらゆる段階で IBM の協力を得られるからです。

前進あるのみ

ジャーニーの次のフェーズは、既に動き出しています。当社では先日、IBM API Connect®(英語)をベースとする Smart Payment Gateway を立ち上げ、最初の IBM Cloud Pak®(英語)実装を完了したところです。ソリューションに特化したクラウド・オファリングを「1 つのシステム」で提供する能力は、クラウド市場の形勢を一変させます。私たちは、Cloud Pak がもたらす可能性に心からワクワクしています。

広大なグローバル市場の規模から見れば、IT Smart Systems は比較的小さな企業です。しかし、これまでのあらゆる連携から明らかなことは、私たちの専門知識と能力が、お客様からだけでなく IBM からも評価されているということです。実際に、IBM Partner Ecosystem 中東欧地域担当取締役の Barbora Deckerova 氏は、次のように述べています。“IT Smart Systems 社には、統合、アナリティクス、およびセキュリティーの領域で独自のスキルがあります。同社のビジネスとソリューションを「将来に対応したもの」にするための、IBM との継続的な変革に、私は誇りを持っています。”

この言葉を胸に、私は、当社が単に IBM のビジネス・パートナーではなく、IBM の真のパートナーであると固く信じてやみません。