2025年5月7日
絶えず進化するテクノロジーの時代において、戦略的パートナーシップは意義あるイノベーションを推進する鍵となります。そのため、GitLabとIBMはDevSecOpsソリューションを統合し、GitLab UltimateとIBM Zを組み合わせました。この強力な統合により、メインフレームとクラウドネイティブの開発を統一された体験として提供し、企業のソフトウェア・デリバリーのモダナイゼーションを支援するとともに、スピード・セキュリティ・スケーラビリティの新たなレベルを実現します。
私たちは、メインフレーム環境向けに最適化された強力な統合型DevSecOpsソリューションであるGitLab Ultimate for IBM Zを発表します。このソリューションは、GitLabの強力な機能であるソースコード管理(SCM)や継続的インテグレーション(CI)などを、モダンなエディターに加え、高度な依存関係ベースのビルド、テスト、デプロイ機能を提供するIBM Developer for Z Enterprise Edition(IDzEE)と統合したものです。この共同ソリューションにより、顧客はメインフレーム開発のワークフローをモダナイズでき、旧式のライブラリ管理ツールからスムーズに移行することが可能になります。その結果、イノベーションの加速と運用コストの削減が実現します。
GitLab Ultimate for IBM Zは、ビジネスに不可欠なアプリケーションや、生成AIを活用した開発を含む新しいテクノロジーをサポートするよう設計されています。このソリューションは、部門間のサイロや手動での引き継ぎ、ツールの分断を減らすことで、開発者の生産性を向上させながら、総保有コスト(TCO)を低く抑えるのに貢献します。GitLabとIBMの連携により、企業がIBM Z上でソフトウェアを構築・デプロイする方法を再構築し、メインフレーム開発プロセスのモダナイゼーションを推進するとともに、エンタープライズ全体で真に統一されたDevOps体験を実現します。
GitLabプロダクト・マネジメント担当バイスプレジデントのマイク・フラウトン氏は次のように述べています。「私たちは、IBMと提携し、GitLab UltimateをIBM Zとともに提供できることを誇りに思います。これは、モダンかつ効率的なメインフレーム開発ワークフローへのニーズに応えるためのものです。GitLabの強力なDevSecOpsプラットフォームとIBMの先進的なメインフレーム開発ツールを組み合わせることで、この共同ソリューションは、ミッションクリティカルなアプリケーションをクラウド・ネイティブのスピードとセキュリティでモダナイズするための統一された体験を開発チームに提供します。」
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