NPI DataPower Interact Gateway(IDIG)のリードスペース

IBM DataPower Interact Gatewayの発表:企業で行われるAIとのやり取りを管理する

複数のエージェント、モデル、ツール間でのAIのやり取りを管理、保護、監視します。

企業がAIを拡張する際、成功はモデルへのアクセスだけでは不十分です。信頼できる企業コンテキスト、管理されたやり取り、API、アプリケーション、データ全体にわたる安全な接続性が必要です。

IBM Integrationポートフォリオは、ハイブリッド・エンタープライズの接続とガバナンスにおいてお客様からすでに信頼を寄せられている基盤です。IBMは、その信頼されった基盤をIBM DataPower Interact GatewayでAI時代へと拡張します。IBMのAI連携ガバナンス・ゲートウェイとして、エージェント、モデル、ツール、エンタープライズ・システム間のやり取りを管理・保護・監視することで、組織は新たなサイロをもたらしたり、既存のアーキテクチャーを中断したりすることなく、AIを安全に運用できるようになります。

今、AIのやり取りにおけるガバナンスが重要な理由

組織は長年にわたり信頼できる統合基盤を築いてきました。APIは管理され、ワークフローは調整され、ポリシーは施行されています。確立に何年もかかった統合の手法は、確かなものであり、厳しい実環境で実証され、大規模に運用されています。本番環境でのAIの運用が進むに伴い、課題はAIを統制することだけに留まらず、ビジネスについて信頼できる形でリアルタイムでAIに理解させることが必要です。その理解は、API、アプリケーション、データ、ワークフロー全体にわたる安全で管理されたやり取りから得られ、エージェントやモデルが単独で動作するのではなく、企業システム内で安全に動作できるようにします。

しかし、AIはそれをすべて迂回する形で登場しつつあります。AIエージェントはエンタープライズ・システムと連携し、モデルは、確立されたセキュリティーやコンプライアンスの境界の外でデータにアクセスします。ツールは、ポリシーを適用せずにビジネス・ワークフローを呼び出します。これらのやり取りは、組織が依存するガバナンス構造の外で起こるため、、ポリシーが断片化され、可視性が限定され、予告なしに増加する使用量ベースのコストを生み出しています。その結果、AIが企業の接点であるインタラクション層(AIと企業のシステムなどがやり取りする層)で、盲点が拡大しています。

これはモデルやデータの問題ではなく、インタラクションの問題です。それには、複数のガバナンス・サイロがそれぞれの一部分をカバーするものではなく、その層専用に構築されたソリューションが必要です。IBM Institute for Business Valueによると、企業の65%がAIのより良い連携なしには失敗すると考えています。制御を確立するための時間枠は狭まりつつあります。フォレスター・リサーチは、AIガバナンス・ソフトウェア市場が2030年まで年平均成長率(CAGR)約30%成長し、支出額は約158億ドルに達すると予測しています。

AIの導入が加速する中、AIとのやり取りを管理するための一貫したアプローチを欠いている組織は、管理されていない状態で導入するたびにガバナンス上の負債を蓄積するリスクがあります。

Interact Gatewayのご紹介

企業はAIを本番環境に拡張するにつれて、AIエージェント、モデル、API、企業データ、ビジネス・ワークフロー間で増え続けるやり取りをどのように管理するかという新たな課題に直面しています。

この新たなニーズにより、アナリストがAIゲートウェイと呼ぶ新しいカテゴリーが生まれました。これは、エンタープライズAIの大規模導入に必要なガバナンス、セキュリティー、オブザーバビリティー、制御を提供するために設計されたプラットフォームです。多くの組織は当初、既存のAPIゲートウェイ、モデル・プラットフォーム、またはアプリケーション固有の制御機能を使用してAIのやり取りを管理しようとします。これらのツールは問題の重要な部分に対処しますが、多くの場合、エージェント、モデル、ツール、API、企業データ間の増大する量や多様性に対応するために特別設計された統合ガバナンス層が欠けています。ガートナーの『Market Guide for AI Gateways』¹では、組織がAIを試験導入段階から本番環境運用段階に移行させるための基盤となるインフラストラクチャーであるとAIゲートウェイを位置付けています。

その進化が、Interact Gatewayにつながりました。IBMは、別のスタンドアロンのAI制御ポイントを導入するのではなく、お客様がすでに利用している信頼できる統合機能を拡張して、AIと企業システムとのやり取りを管理します。Interact Gatewayは、既存のAPIと統合インフラストラクチャー上に構築されており、あらゆるモデル、エージェント・フレームワーク、API、ハイブリッド環境にわたるやり取りを保護、管理、監視します。既存の投資を維持しながら、エンタープライズ・グレードのポリシー、セキュリティー、オブザーバビリティーをAI時代にもたらします。

その結果、AIガバナンスに対するより実用的なアプローチが得られ、組織が責任を持ってAIを拡張しながら、運用の無秩序な増加を減らし、AIと企業との関わり方を制御するのに役立ちます。

Interact Gatewayで実現できること

AI対応エンタープライズ・サービスを実現

既存のREST APIはMCPツールとして再公開できるため、アプリケーション・ロジックを書き換えたり、統合を再構築したりすることなく、AIエージェントがエンタープライズ機能を即座に検出して呼び出すことができます。

信頼できる企業コンテキストにAIを接続する

やり取りを統制することで、AIはエンタープライズAPI、システム、データに安全かつリアルタイムでアクセスできるようになります。認証、認可、レート制限などの統合された制御ポイントを通じて、セキュリティー保護を一貫して適用します。組織は、同じガバナンス層を通じてAIモデルへのアクセスを一元化して管理し、モデル・プロバイダーに関係なく、一貫したセキュリティー、ポリシーの適用、オブザーバビリティーを適用できます。チームはAIのやり取りのパターン、モデルの使用状況、運用アクティビティーを可視化することで、導入拡大に伴い組織がAI関連コストのコントロールと管理を維持できるよう支援します。

信頼できるガバナンスをハイブリッド環境間で適用

AIとのやり取りに関するポリシーは、オンプレミス、プライベートクラウド、マルチクラウドの導入環境に一貫して適用され、ガバナンスの範囲を単一のプラットフォームやクラウド境界に限定することなく、地域ごとのデータの保管場所に関する要件とコンプライアンス義務を遵守します。

次世代のAIとのやり取りに備える

AIエコシステムの相互接続が進むにつれて、ガバナンスは人間とエージェントのやり取りを超えて拡大する必要があります。Interact Gatewayは、エージェント間(A2A)通信の未来を念頭に置いて設計されており、信頼性が高く、安全で、観察可能なAIエコシステムを大規模に構築できるよう組織を支援します。

信頼できる統合基盤を拡張

Interact Gatewayは、既存の統合インフラストラクチャーを置き換えるのではなく、既存の統合インフラストラクチャー上に層として重なります。AIに必要なガバナンスは、すでにAPIや統合を管理しているのと同じインフラストラクチャーを通じて提供されます。

既存の投資を拡大して新しいものを管理する

今日、エージェントやモデルは、既存のガバナンス経路の外から登場しつつあります。API、企業データ、ビジネス・ワークフローにこれらが直接アクセスすることで、組織が直面する可視性、ポリシー適用、セキュリティー、コスト管理の課題は増大しています。

単一のAI試験導入として始まったものが、API、エンタープライズ・データ・ソース、ビジネス・ワークフロー全体で数千、さらには数百万のやり取りにまで拡大する可能性があります。これらのやり取りが顧客体験、運用上の意思決定、収益を生み出すプロセスへの影響力を増すにつれて、可視性、ポリシーの適用、運用制御の維持が著しく困難になります。

確立に何年もかかった統合層は現在、AIと企業の接点というまさにその箇所で盲点を抱えて運用されています。Interact Gatewayは、このギャップを埋めます。既存の統合レイヤーを拡張してAIのやり取りを管理します。モデル、ツール、エージェントをAPIや統合と同じ管理/オブザーバビリティー・プレーンに取り込み、チームがすでに慣れ親しんでいるのと同じ厳しい運用基準や手法を適用します。統合への既存の投資は、インフラストラクチャーを再構築したり並列スタックを導入したりすることなく、AIとのやり取りを管理する基盤になります。

IBMの統合およびAI製品を導入している組織において、Interact Gatewayは既存のものに取って代わるのではなく、それらと連携します。つまり、新たなインフラストラクチャーを追加したり、既存のプラットフォームがすでに十分に果たしている機能を重複させたりすることなく、既存のガバナンスを拡張してAIとのやり取りをカバーします。

AIを本番環境に拡張するチーム向けに構築

Interact Gatewayは、次の場合に適しています。

  • 一貫したガバナンスが整っていないまま、AIエージェントやモデルがエンタープライズAPIやデータに接続している。
  • チームがAIアプリケーションごとに1回限りの制御を構築しており、大規模に維持することが困難になりつつある。
  • AIイニシアチブは本番環境の準備ができているが、可視性、ポリシーの適用、運用の責任所在はまだ整っていない。
  • 規制された環境で、AIがエンタープライズ・システムにアクセスする方法について、監査可能で一貫した制御を必要としている。

Interact Gatewayの動作を確認する

AIが試行段階から本番環境へと移行する中で、組織はガバナンス、セキュリティー、制御を犠牲にすることなく、エージェント、モデル、API、企業システムを接続するための信頼できる方法を必要としています。Interact Gatewayは、お客様からすでに信頼を寄せられている統合基盤を拡張し、エンタープライズ規模でのAIの安全な運用化を支援します。

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Aaron Lieber

Program Director, Product Management - API Connect

IBM

Jiri De Jagere

Product Manager, Strategy and AI, Hybrid Integration

Matt DePersis

Senior Product Marketing Manager | Integration