スポットライト

z/OS V2R3 Communications Serverの新機能

z/OS V2R3では、z/OS Encryption Readiness Technologyの採用と、AT-TLSの更新で可能になったSystem SSLが提供する機能のサポートによって、安全性とデータの保護が強化されています。また、新しいConfiguration Assistantの機能によって、簡素化と利便性が向上しています。

Shared Memory Communications - Direct Memory Access(SMC-D)

IBM z/OS V2R3は、Shared Memory Communications – Direct Memory Access(SMC-D)ソフトウェア・プロトコルをファームウェアで提供されるInternal Shared Memory(ISM)デバイス上で使用して、CPC内のLPAR間の高速で低遅延のTCP/IPトラフィックを新たにサポートします。HiperSockets経由の標準的なTCP/IP通信と比較すると、SMC-Dはパフォーマンス、スループット、応答時間、さらにCPU使用量において格段に優れています。このサポートは、APAR OA48411およびPI45028を適用することにより、z/OS V2R2で使用可能となります。

z/OS V2R2 Communications Serverによる拡張性の改善

z/OS V2R2は、TCP/IPスタックおよびその戦略的なデバイス・ドライバーが64ビット・ストレージを使用できるようにして、拡張性を向上させます。また、Enterprise ExtenderおよびInternet Key Exchange daemon(IKED)の拡張性を向上して、単一TCP/IPスタックのアプリケーション・インスタンスの動的仮想IPアドレス(DVIPA)数に対する制限を1024から4096に引き上げます。z/OS V2R2 Communications Serverの機能に関する詳細は、以下のリンク先ページをご覧ください。

z/OS Encryption Readiness Technology(zERT)

z/OS V2R3 Communications Serverでは、Encryption Readiness Technologyを提供して、z/OS管理者がz/OSシステム間を移動するどのTCPおよびEnterprise Extenderのトラフィック・パターンが承認済みの暗号化基準を満たし、どれが満たさないかを判断できるようにしています。2018年3月には、Communications ServerでzERTを強化し、大量の細かいzERT SMFレコードを要約して、コンデンスSMF表示を作成できるようになりました。

IBM Configuration Assistant for z/OS Communications Server

Configuration Assistant for z/OS Communications Serverは、オプションのGUIベースのツールです。ガイド付きのインターフェースを提供して、TCP/IPのプロファイルの作成と管理、およびTCP/IPポリシー・ベースのネットワーク機能の構成の簡素化を支援します。

IBM Cloud Provisioning and Management for z/OSのためのネットワーク管理

IBM Configuration Assistant for z/OS Communications Serverは、IBM Cloud Provisioning and Management for z/OSソリューションの一環として、ネットワーク管理者向けに重要な役割を果たします。

技術的詳細

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件の詳細については以下をご覧ください。

    ハードウェア要件

    ハードウェア要件の詳細については以下をご覧ください。

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