スポットライト

プライベート・クラウドのメリット

IBM Cloud Privateはパブリック・クラウドと同様のメリットを提供しますが、1つの組織に対する専用クラウドであるため、独自のニーズとセキュリティー要件に合わせて環境をカスタマイズできます。社内で管理することも、サード・パーティーが管理することもでき、企業のファイアウォールの背後または外部に構築することができます。このプラットフォームは、プライベート・クラウドで見られる性能の向上、予測可能なコスト、セキュリティーの強化、柔軟な管理オプションを提供しながら、パブリック・クラウドのメリットを提供します。

政府の規制と業界標準の準拠

このプラットフォームによって方針と規制を順守して、企業データを安全に管理し、政府の規制と業界標準に準拠することができます。IBM Cloud Privateを導入すると、このプラットフォームで稼働しているすべてのアプリケーションの監視と確認を行い、ダウンタイムなしで継続的デリバリー手法を使用して、ワークロードと基盤となるプラットフォームを更新できます。

オープン・スタンダードによるクラウド・ネイティブ・アプリケーションの開発

IBM Microservice BuilderとIBM WebSphere Application Server Libertyを活用することで、開発チームはビジネスのセキュリティーと規制のニーズを満たしながら、クラウド・ネイティブの12-Factor Applicationを開発できます。可搬性が実現するため、開発チームはセキュリティーとコンプライアンスを損なうことなく、ツールチェーンを活用して、任意の場所でクラウド・ネイティブ・アプリケーションの開発を行い、そのアプリケーションを任意の場所に移動できます。

既存のアプリケーションの最新化

このプラットフォームは、パブリック・サービス、コンテナー化された新バージョンのソフトウェア、開発フレームワークを使用して、アプリケーションの変更のリスクを抑えながらクラウドの利用と管理のメリットを得られます。開発者が先進的なアプリケーションの開発、管理、サポートを行うために必要なツールをIBM製品(IBM WebSphere、IBM Db2、IBM API Connect、Open Liberty、IBM MQ、IBM UrbanCode、IBM Microservice Builderなど)より提供します。

既存のアプリケーションとの統合

このプラットフォームは、アプリケーションの開発と導入を規定するKubernetesベースのコンテナー・プラットフォームと、Cloud Foundryなどの商用レベルの機能を提供します。IBM Cloud Privateは、統合されたDevOpsツールチェーン、統合されたサービスのカタログ、一貫性のあるAPIの提供により、クラウド間でデータとサービスを統合します。さらに、IBM Cloud Privateは既存のインフラストラクチャー上で稼働し、重要なワークロードをどこで稼働すべきかについては規範的なガイダンスを提供します。

技術的詳細

ソフトウェア要件

IBM Cloud Privateのソフトウェア要件は次のとおりです:

  • オペレーティング・システム(x86またはPower): RHEL V7.1、V7.2、V7.3、またはUbuntu V16.04 LTS(x86の場合は RHEL V7.4にも対応)
  • IBM Z(ワーカーのみをサポート): RHEL V7.1およびV7.2、またはUbuntu V16.04 LTS
  • Microsoft Windows: IE V11、Mozilla Firefox V44またはV45、またはGoogle Chrome V50.0.2661
  • Linux: Mozilla Firefox V44またはV45、ESR V38またはESR V45
  • MacOS: Safari V9.0.1、x86 Docker: V1.12、V1.13またはCE、Power: V1.12、V1.13またはCE
  • ストレージ: NFS V4、Gluster FS V3.5.9、Spectrum Scale(NFSまたはHostpath経由)、およびすべてのKubernetesのタイプ

ハードウェア要件

IBM Cloud Privateのハードウェア要件は次のとおりです:

  • 最小1ノード(1ノードのインストールをサポート)
  • 最大60のPowerノード(Node)、最大300のx86ノード(ハードウェアに基づく制限ではなく、テストに基づく制限)
  • 最大2,000ポッド(Pod)
  • 最大1,000ユーザー
  • マスター・ノードの仕様: 2コア(2.4GHz)、4GBのRAM、6GBのディスク
  • ワーカー・ノードの仕様: 1コア(2.4GHz)、4GBのRAM、6GBのディスク

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