オープン・ソーシング戦略フレームワーク
オープン・ソーシング戦略フレームワークは、5つのタスクから構成されています。
1. フロントサービス
2. デジタルサービス
3. ビジネスサービス
4. 金融サービス向けパブリッククラウド
5. 新しい働き方の実践と人材育成・コミュニティー
このフレームワークは、デジタル変革戦略の迅速な立案と実行を支えるために、サービス提供のスピード向上、開発コストの削減、システム品質の向上を重視して構造改革を推進します。さらに、新しい働き方の実践や技術者の育成・確保といった課題解決も視野に入れ、ビジネスモデル変革に包括的に取り組むことができます。
オープン・ソーシング戦略を推進するためのソリューションは、オープンアーキテクチャー、オープンスタンダード、オープンソースを採用した「オープンプラットフォーム」として提供します。

デジタルサービス・プラットフォーム(DSP)
- 業界共通サービスを金融サービス向けクラウド上で、オープン、かつ安定的に提供
DSPは「オープン・ソーシング戦略フレームワーク」を推進するための第一弾で、大きく3つの要素から構成されています:
- 業務マイクロサービス:認証、諸届、口座照会、振替、資金移動といったサービスを実行するための共通サービス部品です。基幹系連携機能を利用することにより、基幹系システムを意識せずにプラグインの方法で新たな業務を迅速かつ柔軟に開発できるようになります。
- 基幹系連携機能:業務マイクロサービスは、汎用的な基幹系システムを想定し、規定のAPI仕様を利用してバックエンド・システムとやりとりをする仕組みになっています。そのため、金融機関ごとに異なる基幹系システムの連携方法、インターフェース仕様・粒度の違いを吸収する基幹系連携機能 が必要です 。基幹系連携機能の開発・稼働には、日本IBMのソリューション・アセットをご利用いただけます。
- DSP基盤:業務マイクロサービスの稼動環境として、DSP基盤を提供します。DSP基盤はIBM Cloudを活用し、セキュアな高可用性のクラウド基盤です。
金融プロフェッショナル ブログ
(THINK Business)
金融イノベーションラボメンバー
IBM金融イノベーションラボが共創する、銀行に求められるDXケイパビリティとは
柿本 達彦
エグゼクティブアーキテクト/アソシエートパートナー
これからのデジタルサービス開発における10の提言
高橋 聡
金融サービス事業部 パートナー
後藤 晴夫
クレジットカードサービス事業部 アソシエイト・パートナー
「キャッシュレス時代」を勝ち抜くクレジットカード業界のDXとは?
林 智洋
金融コンサルティング パートナー
デジタル時代の銀行とは?―― デジタル×フィジカルによるビジネスモデルの革新
金融DX関連 トピックス
百十四銀行においてデジタルサービス・プラットフォームを活用したサービスを開始
「りそなグループアプリ提携基盤」の構築を支援
日本IBMの金融サービス向けデジタルサービス ・プラットフォームの採用
デジタル戦略の強化に向けて、中国銀行と戦略的取り組みを開始
金融サービス向け「オープン・ソーシング戦略フレームワーク」を発表
Chance地銀共同化プロジェクト、デジタルサービス・プラットフォームのサービスを開始
IoT時代の銀行とは?動き始めた基幹系システムのクラウド化が示す金融の未来
プラットフォーム経済における銀行業
銀行業の経営層は、プラットフォーム・ビジネスモデルは顧客そして銀行自体に大きな利益をもたらすと語っています。プラットフォーム・ビジネスモデルの利点と課題について解説します。
DXがもたらす未来 ー ビジネスエコシステム間の競争をどう勝ち抜くか
経済産業省が設置した「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」座長を務める南山大学 理工学部 ソフトウェア工学科 教授 青山 幹雄 氏が、DXがもたらす未来について、企業がDXを起こすポイントや、先進企業の成功事例、DX推進指標の活用などを交えて解説します。
世界初の金融サービス向け パブリッククラウド
全6ページ
(内容)
金融サービス業を取り巻く状況
世界初の金融サービス向けパブリッククラウドとは
- 高い安全性
- 金融サービスに特化したフレームワーク
- 実証されたソリューション・ラインナップ
など
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