ITアーキテクトが語る

クラウド・アプリケーション・イノベーション
クラウド・アプリケーションマイグレーション
クラウド・マイグレーション・サービス
Koichi T.

“IBMはキャリアの選択肢や機会が多く、自分自身を成長させるチャンスに満ちています。”

Q:クラウド上のアプリケーション・サービスを提供する部門に所属されているそうですが、お客様はクラウドの活用をどのように捉えていらっしゃいますか。

A:これまでは、お客様が自社のシステムを構成するハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションを所有し、そのシステムの運用も自社で行ってきましたが、近年では、クラウド・サービスを利用されるお客様が増えてきています。
お客様の多くは、ITシステムの導入、維持・管理に関わる費用の削減、新サービスのスモール・スタートでの立ち上げと迅速な展開、さらにAI、IoT、APIエコノミーなどの最新技術の活用をビジネス上の課題と認識されています。そこで、ビジネスの俊敏性や柔軟性を高め、コストの最適化や最新技術の適用を可能にするクラウド・サービスの利用が増えてきているわけです。


Q:クラウドに注目が集まる中で、どのような仕事を担当されていますか。

A:私はクラウド・アプリケーションのマイグレーションを専門にしていて、お客様が所有する膨大なアプリケーション資産のクラウドへの移行をご支援しています。お客様のご要望に応じて、クラウド活用の戦略策定から、実際のアプリケーションの移行、移行の過程でのアプリケーションのモダナイゼーション(最新技術を活用してアプリケーションを作り直す)を行い、最終的にはアプリケーションの運用も行うなど、さまざまな形式でご支援しています。


Q:その仕事を担当するためにどのようなスキルが必要でしょうか。

A:まず、クラウド・プラットフォームに関する基本的知識やスキルが必要です。部門内にはもともとインフラ技術者だった者が多く、インフラに関する知識をベースにして、アプリケーション開発を勉強して対応しているケースが多く見られます。ただし、最近はインフラ技術者、アプリケーション開発者など従来の明確な役割分担はなくなりつつあり、どちらの領域にも通じた技術者が今後は必要になってくると考えています。


Q:仕事の難しさ、やりがいをどういうところに感じていますか。

A: お客様の課題がそれぞれ異なるため、常に新しい問題の解決を目指すという意味で大変難しい仕事です。数週間から、3~4カ月間かけて、お客様の求めているものを伺い、さらにお客様の期待を超えるご提案を準備しなければなりません。
そうした中で、やはりやりがいを感じるのは、月並みですが、お客さまに満足していただいた瞬間です。ある金融機関のITシステムのグランド・デザイン策定をご支援した時に、お客様が評価くださり、後続の大規模プロジェクトにつながったことが今でも強く印象に残っています。


Q:IBMで仕事をしてきて、IBMの強みはどこにあると考えますか。

A:IBMはハードウェア、ソフトウェアに加え、コンサルティング、システム開発から運用までお客様をご支援しています。単一のサービスやテクノロジーが優れた会社はたくさんありますが、IBMのように幅広い領域で仕事ができる会社は他にはないと思っています。さまざまな部門があるということは、それだけ自分自身のキャリアにとって、多くの選択肢があるということです。専門領域で高い技術を志向し続けることもできますし、プロジェクト・マネージャーとして、複雑で困難なプロジェクトをリードしていくこともできます。社内で全く別の職種に異動する社員もいます。会社の中にさまざまな機会があるということは、自分自身を成長させるチャンスが数多くあるということだと、私はとらえています。


Q:ご自身は今後どのようなキャリアを積み上げていきたいとお考えですか。

A:現在所属している部門では、プラクティス・リーダーという立場で、世界各国のリーダーたちとコラボレーションしながら仕事をしています。米国のITアーキテクトが中心になって各国のリーダーを束ねているケースが多いのですが、将来は自分が中心になって、技術的に他の国々をリードしていけるようになることを目指していきたいと思っています。


Q:どのような方にIBMで働いてほしいかお聞かせください。

A:「前向き」であることがとても重要だと思います。私自身が楽天家ということもありますが(笑)。たとえば、自分の専門分野以外の仕事を頼まれたときに「ちょっと無理です」とお断りしてしまうと仕事の幅は広がらないと思っています。「その能力はありませんが、やってみます」とチャレンジすることができる方がグングン伸びていくのではないでしょうか。そういう方とぜひ一緒にお仕事をさせていただきたいと思います。