IBM Watson® Natural Language Understandingは、ディープ・ラーニングを使用して、非構造化テキスト・データから意味とメタデータを抽出します。テキスト分析を使用してデータを掘り下げ、カテゴリー、分類、エンティティ‐、キーワード、センチメント、感情、関係、および構文を抽出します。
Natural Language Understandingは、機能に応じて13の言語をサポートする既存のデータ・パイプラインに統合できる優れたテキスト分析サービスです。NLUは、ダラス、ワシントンDC、フランクフルト、およびシドニーでホストされています。
- Watson Natural Language Understandingをファイアウォールの背後または任意のクラウド上にデプロイします。
- Watson Knowledge Studioを使用し、ビジネスの言語を理解してカスタマイズされたインサイトを抽出するようにWatsonをトレーニングします。
- リアルタイムの実用的なインサイトを表面化させ、従業員に巨大なデータの山からメタデータとパターンをプルするために必要なツールを提供します。
同様のNLU機能が、IBMパートナーが各自の商用アプリケーションに統合できるコンテナ化されたライブラリーであるIBM Watson NLP Library for Embed®に含まれています。
3年間で613万米ドルの成果¹
3年間で383％のROI²
情報収集タスクにかかる時間を50％短縮³
年間収益が5％増加³
Watson Knowledge Studioを使用し、ビジネスの言語を理解してカスタマイズされたインサイトを抽出するようにWatsonをトレーニングします。
リアルタイムの実用的なインサイトを表面化させ、従業員に巨大なデータの山からメタデータとパターンをプルするために必要なツールを提供します。
Watson Natural Language Understandingをファイアウォールの背後または任意のクラウド上にデプロイします。
すぐに使える機能を利用して、コンテンツに言及されている人々、場所、イベント、その他のタイプのエンティティーを検出します。
5レベルの分類階層を使用してデータをきめ細かくカテゴリー化します。
カスタム・ラベルでテキストを分類することで、ワークフローを自動化し、インサイトを抽出し、検索と発見を改善します。
コンテンツ内で必ずしも直接参照されているわけではない上位概念を識別します。
特定のターゲット・フレーズや文書全体から伝えられる感情（喜び、怒り、悲しみ、恐れなどの感情）を抽出します。
特定のターゲット・フレーズに対するセンチメントおよび文書全体のセンチメント（肯定的、否定的、中立的）を分析します。
コンテンツ内で2つのエンティティーの関連を認識し、関係のタイプを識別します。
ドキュメントから作成者、タイトル、画像、および公開日などの情報をすばやく抽出します。
主語、アクション、目的語の形式に文を構文解析し、アクションの主語または目的語であるエンティティーおよびキーワードを識別します。
お客様事例
IBM Watson Natural Language UnderstandingはIBM Cloud内で提供されるサービスです。
Natural Language Understandingの詳細な料金設定については、以下の表をご覧ください。IBMのより幅広い料金モデルおよびアプローチの詳細については、 IBM Cloudの料金設定概要を参照してください。
こちらのIBM料金見積もりツールで、1か月あたりのカスタム・モデルおよびNLUアイテムの数に基づいてコストの見積もりが得られます。
ライト・プランは、1暦月につき30,000のNLUアイテムと1つのカスタム・モデルに対応した無期限のプランです。1暦月内に30,000のNLUアイテムに達すると、NLUインスタンスが中断されて、翌暦月の1日目に再アクティブ化されます。ライト・プランはPOC向けに、標準プランは使用量の多い実稼働環境向けにお勧めします。
標準プランでは、1か月あたり500万件を超えるアイテムをサポートしており、アイテムあたり0.003米ドルからとなります。標準版には、800米ドルの場合は無制限のカスタム・エンティティーおよびWKSでトレーニングされた関係モデルが含まれ、25米ドルの場合はカスタム分類モデルが含まれます。
IBMとのイノベーションにより、独立系ソフトウェア・ベンダー（ISV）としてビジネスの成長を加速できます。IBMと提携して、AIが組み込まれた強化された商用ソリューションを提供すると、お客様のニーズにより適切に対応できます。
IBMで構築するメリットについて把握する
IBMの組み込み型AIでAIベースのソリューションをより迅速に構築
Intelプロセッサーを活用し、Intelソフトウェア・ツールで最適化されたIBM Watson NLP Library for Embedは、ディープ・ラーニング手法を使用して非構造化データから意味とメタデータを抽出します。
IntelのOneAPIとIBM WatsonのNLP Libraryの統合により、センチメント分析、トピック・モデリング、固有表現抽出、キーワード抽出、テキスト分類、エンティティーのカテゴリー化、単語の埋め込みなど、さまざまなNLPタスクのパフォーマンスを加速できます。
IBM Watson NLUとIntel Xeonベース・インフラストラクチャーのアクセラレーターの統合についての簡単な概要と、さまざまな参考情報へのリンクを紹介しています。
Watson NLUのライブ・デモを体験できます。
IBM Watson Natural Language Understandingに関するドキュメンテーションを参照できます。
Watson NLUのAPIドキュメンテーションを参照できます。
Watson REST APIで動作する一連のSDKを試すことができます。
自然言語処理テクノロジーの使用をどのように始めればよいか解説しています。
自然言語処理テクノロジーがどのように機能するのか詳細を確認できます。
Watsonを使用するお客様が得たメリットを説明した独立系調査の結果を参照できます。
Watson Knowledge Studioを使用してカスタム・モデルを出力する方法を参照できます。
IBMパートナーの柔軟性を高めるように設計されたコンテナ化されたライブラリーを利用して、強力な自然言語AIを商用アプリケーションで活用できます。
AI搭載の自然言語処理を適用した検索テクノロジーで、洞察と回答をより迅速に発見し、運用ワークフローを改善します。
デジタル・チャネルや音声チャネルなどのチャネルを介して顧客のリクエストに対応します。従業員を内部プロセスに沿ってガイドし、特に、チームがコストを削減しながら、より価値の高い業務に集中できるようにします。
脚注
¹『The Total Economic Impact™ Of IBM Watson Natural Language Processing (NLP) Solutions』（Forrester社：2021年）、3。
²『The Total Economic Impact™ Of IBM Watson Natural Language Processing (NLP) Solutions』（Forrester社：2021年）、1。
³『The Total Economic Impact™ Of IBM Watson Natural Language Processing (NLP) Solutions』（Forrester社：2021年）、2。
4『Improving Watson NLP performance in IBM products through Intel Optimizations』（IBM Research技術情報：2022年10月）