IBM Cloud Mass Data Migrationとは何ですか?

IBM Cloud Mass Data Migrationは物理データ転送サービスであり、120 TBの使用可能な容量を備えた堅牢なポータブル・ストレージ・デバイスを使用して、テラバイト単位からペタバイト単位までのデータをIBM Cloudに安全かつ迅速に移動します。

Mass Data Migrationの使用をどのように開始しますか?

IBM Control Portalを使用して、要求を送信します。要求が承認され、処理されると、次に使用可能なデバイス(複数の場合あり)が、ネットワークや配送情報に基づいて事前構成され、配送されます。今すぐ開始するには、下のリンクをクリックしてください。

https://control.softlayer.com/storage/mdms

Mass Data Migrationの対象となるのは、どのようなユーザーですか?

データ・センターやオフィスから、倉庫や船舶などのリモート・ロケーションにいたるまで、Mass Data Migrationデバイスはほぼすべての環境で実行するための機能を備えています。またMass Data Migrationは、ネットワーク経由のデータ転送オプションのコストが高すぎたり、速度が遅すぎたり、利用できない場合などの優れた代替手段でもあります。

Mass Data Migrationを使用して転送できるデータ量はいくらですか?

数テラバイトであっても、何百ペタバイトであっても、転送可能なデータ量には実質的に制限がありません。各デバイスはRAID-6で最大120 TBの使用可能な容量を保持していますが、複数のデバイスを使用すれば、より大きなワークロードに対応できます。単一オブジェクトの最大サイズは10 TBに制限されています。

複数のデバイスを使用して、120 TBを超える大規模なワークロードを移動するにはどのようにしますか?

複数のデバイスを同時または順番に使用して1回のマイグレーションですべてのデータを移動することも、1台のデバイスを使用して繰り返しマイグレーションすることもできます。例えば、1 PBのデータを転送するのに、9台のデバイスを同時に使用するか、または1台のデバイスを使用して9回マイグレーションすることができます。

データの転送にはどのくらいの時間がかかりますか?

お客様がMass Data Migration要求を送信してから、IBM Cloud Object Storageバケットでデータがアクセス可能になるまでのターンアラウンド・タイムは、最短で7日です。お客様のネットワーク速度、ローカル・サーバーのパフォーマンス、デバイスの可用性、ファイル・サイズ、ファイル数などの多くの変数が、転送の速度とパフォーマンスに影響を与えます。数百万個もの小さなファイルの転送には、相対的に少ないファイルに含まれる同じデータ量の転送よりも長くかかります。

Mass Data Migrationデバイスはどのくらいの期間使用できますか?

最初の10営業日の間、追加コストなしでデバイスをオンサイトに置いておくことができます。これには、デバイスが出荷される日や、デバイスがIBMに返却される日(最大2日)は含まれません。データの取り込みにさらに時間が必要な場合は、それ以降の1暦日あたり30米ドルで使用期間を延長できます(すべての地域に適用されます)。

Mass Data Migrationがサポートするネットワーク・インターフェースは何ですか?

Mass Data Migrationデバイスには、RJ45 (CAT6a) & SFP+銅線に対応したネットワーク・ポートを備えた10-Gbpsネットワーク・インターフェースがあります(RJ45 to SFP+コンバーター内蔵)。

Mass Data Migrationのデフォルト配送オプションは何ですか?

Mass Data Migrationでは、米国のデバイスの場合は往復にUPS Overnight Shippingを使用し、EUのデバイスの場合は往復にFedEx Overnight Shippingを使用します。配送コストは料金に含まれます。現時点では、お客様が他の配送方法を選択することはできません。

Mass Data Migrationはどの地域で利用できますか?

現在、米国および欧州連合(EU)でのみMass Data Migrationをご利用いただけます。EUおよびその28の加盟国を除き、国境を越えてデバイスを配送することはできません。地域の拡大を現在進めています。次の国や地域における本サービスのご利用については、お客様のIBM営業担当員にお問い合わせください。日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、香港、ノルウェー、メキシコ。

データをIBM Cloudにインポートするのにかかるコストはいくらですか?

IBM Cloudへのデータ転送には料金がかかりません。

IBM Cloudからデータをエクスポートするのに、Mass Data Migrationを使用できますか?

Mass Data Migrationでは、現時点で、IBM Cloudからのデータのエクスポートがサポートされていません。

Mass Data Migrationではデータが暗号化されますか?

Mass Data Migrationは、インラインAES 256ビット暗号化を使用してすべてのデータを暗号化し、ストレージ・プールをアンロックするための強力なパスワードを提供します。IBM内のすべてのデータ転送はSSLを介して行われます。

Mass Data Migrationはどのようにデータを物理的に保護しますか?

すべてのMass Data Migrationデバイスは、頑丈で耐久性のある筐体に収納されています。これらのケースは、往復の配送時のデバイスとデータのセキュリティーを確保するために、耐水性、耐衝撃性、改ざん防止機能を備えています。

マイグレーション・プロセス全体でどのように要求を追跡できますか?

要求の状況を追跡するには、IBM Control Portal内のMass Data Migrationページにあるアクティブ要求のセクションを参照してください。 以下のリンクを使用してポータルにサインインできます:

https://control.softlayer.com/storage/mdms

データをIBM Cloud Object Storageにオフロードした後、Mass Data Migrationデバイスからどのように消去しますか?

IBM Cloud Object Storageにデータをオフロードするとすぐに、IBMはNISTのデータ・ワイプ規格を使用してデバイスを消去し、確実にデバイスからすべてのクライアント・データを完全に消去します。

Mass Data Migration上のファイル・インターフェースは何ですか?

Mass Data Migrationでは、ネットワーク・ファイル・システム(NFS)プロトコルとServer Message Block(SMB)プロトコルがサポートされます。

Mass Data Migrationでファイル・インターフェースをどのように使用しますか?

暗号化プールをアンロックした後、マイグレーションするデータが入っているサーバーにNFS共有をマウントしてから、そのNFS 共有へのデータ・ファイルのコピーを開始します。

Mass Data Migrationのファイル・インターフェースには、どのようなメリットがありますか?

このファイル・インターフェースは、安定したファイル/ネットワーク・ソフトウェアに基づいているので、多数の大きなファイルをコピーしてIBM Cloudに転送できます。

Mass Data Migrationデバイスではファイルがどのように保管されますか?

Mass Data Migrationデバイスでは、LZ4圧縮とAES 256ビット暗号化を備えたZFSファイル・システムを使用します。

米国では、Mass Data Migrationの使用にかかるコストはいくらですか?

米国では、デバイス1台あたり395米ドルの定額料金です。この内訳は、デバイス料金が295米ドル、UPS Overnight Shippingの往復配送料が100米ドルです。この料金で、10営業日の間、お客様のサイトでご利用いただけます。

10日のオンサイトでの使用期間には、デバイスが出荷される日や、デバイスがIBMに返却される日(最大2日)は含まれません。マイグレーションに割り当てられた10営業日を超える時間が必要な場合は、使用日数を1日追加するごとに1日あたり30米ドルの延長料金が生じます。

EUでは、Mass Data Migrationの使用にかかるコストはいくらですか?

EUでは、デバイス1台あたり445米ドルの定額料金です。この内訳は、デバイス料金が295米ドル、FedEx Overnight Shippingの往復配送料が150米ドルです。この料金で、10営業日の間、お客様のサイトでご利用いただけます。

10日のオンサイトでの使用期間には、デバイスが出荷される日や、デバイスがIBMに返却される日(最大2日)は含まれません。マイグレーションに割り当てられた10日を超える時間が必要な場合は、使用日数を1日追加するごとに1日あたり30米ドルの延長料金が生じます。

IBM Cloud Object Storageを使用するための費用はいくらですか?

IBM Cloudへのデータ転送は無料です。ただし、IBM Cloud Object Storageや他のIBM Cloudサービスでデータを保管するための標準料金が適用されます。IBM Cloud Object Storage製品の料金設定については、次のリンクを参照してください。

https://www.ibm.com/cloud-computing/bluemix/pricing-object-storage#s3api

 

IBM Cloud Mass Data Migrationデバイスの購入は可能ですか?

IBM Cloud Mass Data Migrationデバイスは購入できません。

Mass Data Migrationデバイスの仕様は何ですか?

仕様の詳細なリストは次のとおりです。

ストレージ容量

  • 144 TBの生データ、またはRAID-6で約120 TBの使用可能容量

データおよびネットワーク接続

  • 2x 10Gbase-T
  • 2x 1GbE
  • RJ45 & SFP+銅線(RJ45 to SFP+コンバーター内蔵)をサポート

ケーブル

  • 2x CAT6a(6フィート)
  • 電源コード(6フィート)

温度要件

  • 温度: 41ºF - 95ºF(蓋が完全に開いた直立状態)
  • 湿度:90%(蓋が開いた状態)
  • 高度: 最大13,000フィート

耐水性

  • 蓋が開いた状態で、最大1分
  • 蓋が閉じた状態で、最大30分

重量

  • デバイス本体: 54.5 lb
  • 携帯用ソフトケースに収納時: 59.5 lb
  • 注記: デバイスには、簡単に操作するための車輪やポップアップ・ハンドルが装備されています(携帯用のソフトケースに収めた状態でもアクセス可能)。

寸法

  • デバイス本体: 21.7 インチ x 13.7 インチ x 19.3 インチ
  • 携帯用ソフトケースに収納時: 25.6 インチ x 17.3 インチ x 22.8インチ

Power

  • 300 W
  • 88 V – 265 V AC
  • 50 - 60 Hz

消費電力

  • 165 W(ファイル・コピー時)

データ移行を始めましょう

IBM Control Portalを使用し、メニューで「ストレージ(Storage)」を選択してから、「データ移行(Data Migration)」および「Mass Data Migration」を選択します。