高速データ転送とは
高速データ転送テクノロジーは、従来のファイル転送ツールや物理的な配送方法が抱えていた課題を解決し、大量のデータを最速で世界中に移動させることを実現します。IBMの特許取得済みテクノロジーは、冗長性と高い拡張性を備えたアーキテクチャーを提供し、データーを FTPやHTTPよりも最大数百倍速、安全かつ確実に転送します。IBM Asperaの導入により、組織ではハイブリッド・クラウド全体での大量のデータの移動、ストリームや増加し続けるファイルの任意の場所への配信、グローバルなチーム・コラボレーションの促進、複数のサイト間でのデータの同期が可能になります。
特長
特許取得済みの転送テクノロジー
IBM Aspera FASPは、ファイル・サイズ、転送距離、ネットワークの状態にかかわらず、FTPやHTTPと比較して最大数百倍高速にデータを転送します。
適応性に優れた伝送速度制御
他のトラフィックを公平に扱いながら、使用可能な帯域幅を自動的に検出してフルに利用する、インテリジェントな伝送速度制御メカニズムによる優れた帯域幅制御を活用できます。
包括的なセキュリティー
ユーザー認証、データ暗号化、およびデータ保全性検査にオープン・スタンダードの暗号方式を使用して、ビジネス上重要なデジタル資産を保護します。
ロード・バランシングと標準装備の高可用性機能
すべての帯域幅容量または転送ノード数、クラウド・サーバーのクラスター数、ユーザー数について拡大・縮小が可能です。プロトコルは自動的に再試行され、中断または失敗した場合も転送を再開できます。
Webベースのコラボレーション・ワークスペース
ファイルやフォルダーをパッケージし、社内または社外に送信します。コンテンツのドロップ・ボックス、モバイル・デバイス・サポート、自動デスクトップ・ダウンローダーによって、タイムリーなコラボレーションを確実に実現できます。
中央管理コンソール
すべてのクラウドとオンプレミスのストレージに接続します。データセンター内、またはIBM Cloud™、Amazon Web Services (AWS)、Azure、Googleなどのクラウド・プラットフォーム上の転送ノードへのアクセスを構成します。
ツアー
グローバルなデータ転送
IBMの次世代ソフトウェア・テクノロジーは、ファイル・サイズ、転送距離、またはネットワークの状態にかかわらず、世界のデータを最速で移動します。ヨーロッパと米国の西海岸を結ぶお客様のマルチギガビット・ネットワーク上で効率的に実行される多くのアクティブな高速転送が、コンソール上でどのように表示されるのかをご覧ください。