概要
包括的なクラウド統合ソリューションでAIの能力を活用
AIで加速された統合アプローチにより、広範にわたるチームが、需要の拡大に対応し、コストを削減し、運用の俊敏性を向上させることができます。 IBM Cloud Pak® for Integrationには、ハイブリッドクラウド向けの柔軟なソフトウェア・コンポーネントが含まれています。これらが組み合わされると、広範な統合機能のセットが利用できるようになります。
API管理 ↓
アプリケーション統合 ↓
エンタープライズ・メッセージング ↓
イベント・ストリーミング ↓
高速データ転送 ↓
エンドツーエンド・セキュリティー ↓
API管理
ハイブリッドクラウド・デプロイメント全体でAPIを一元管理
複数のクラウドにわたってAPIエコシステム全体を迅速に保護し、管理します。作成、検証、ソーシャル化、収益化というAPIのジャーニーを加速します。 新しい機能を素早く市場に提供し、継続的な可用性を維持することで、API戦略を拡張し、変化するユーザーのニーズを満たし、イノベーションを促進します。

アプリケーション統合
保存場所にかかわらずアプリケーションとデータの統合が可能
事前作成されたコネクターとテンプレートのカタログを使用して、アプリケーションを接続し、統合フローを迅速に構築します。 データ・マッピング用の組み込みAIで開発をスピードアップし、ワンクリックでフローを公開し、シームレスなハイブリッド統合を作成し、複雑な統合を簡単にテストします。

エンタープライズ・メッセージング
必要な情報を必要なときに受信します。しかも、一度に受け取れます。
セキュリティー機能が充実した、堅固で拡張性が高いメッセージング・ハブを通じてビジネス・アプリケーションを接続します。これにより、1回限りの配信、エンドツーエンドの暗号化、同期および非同期メッセージング、高度なファイル転送、複製データ・キュー・マネージャー、一般的な言語とランタイムとの統合が提供されます。

イベント・ストリーミング
リアルタイムでイベントに対応する、インテリジェントで即応性の高いアプリケーションを構築します。
イベント駆動型のアプリケーション開発を加速し、大規模に企業の運用を簡素化することで、デジタル・トランスフォーメーションを実現します。そのためにApache Kafkaイベント・ストリーミングを、複数の統合スタイルをサポートするセキュリティー機能が充実したエンタープライズ対応プラットフォーム上で使用します。

高速データ転送
どのようなサイズ/ボリュームのデータでも世界中で最速で移動
ハイブリッドクラウド間で、FTPやHTTPよりも最大で数百倍速く大量のデータを移行します。 ストリームと増大するファイルをどこにでも配信し、グローバルなチームのコラボレーションを促進し、複数のサイトにわたってデータを同期します。

エンドツーエンド・セキュリティー
システム環境間での永続的な暗号化接続を実現
ネットワーク間、データ・ソース間、クラウド間でのトランザクション整合性を保護します。 セキュリティー、トラフィック管理、メディエーションに関するポリシーを組み込んだ、エンタープライズ・グレードでハイブリッドクラウド対応のセキュリティー・ゲートウェイによって、リスクを抑えて重要なビジネス・データを公開します。

自動化基盤
作業のオーケストレーション
パーソナルな対話式AI
作業者が既に使用しているツール(Eメール、カレンダー、Slack®コラボレーション・ソフトウェアなど)に独自の対話式AIツールを装備すると、日常的なタスクもミッション・クリティカルなタスクもより迅速に実行できるようになります。 作業は、チャットを使用して簡単に開始できます。次に、強力なAIエンジンが、組織で蓄積された知識と過去の対話に基づいて事前にまとめられたスキルを組み合わせて作業に取り組みます。
エンタープライズ・グレードのコンテナ
どこでも導入可能
自動化基盤とIBM Cloud Paksは、コンテナ化されたソフトウェアであり、エンタープライズ対応KubernetesプラットフォームのRed Hat® OpenShift®上で稼働します。 このようなコンテナは、ハイブリッドクラウド、マルチクラウド、 エッジと、どこにでも導入できます。 Red Hat OpenShiftは制御の一元化により、環境全体でのオーケストレーションを簡素化します。
IBMは、構成からモニター、スケーリング、コンプライアンス、パッチ適用までソフトウェアのライフサイクルを自動化するコンテナ・テンプレートを認定・管理します。 セキュリティー強化技法により、一般的な脆弱性が発生する可能性までも軽減されます。
次のステップ
IBMの統合機能によりお客様の統合戦略がどのように強化されるかをご覧ください。
脚注
Slackは、Slack Technologies, Inc.の登録商標および商標です。