パートナー選定の条件は、戦略に対する理解力と、その戦略の実行に向けた実務能力を兼ね備えていることでした。最終的にIBMに決めたのは、グローバルでのウェブサイト統合プロジェクトに実績があったことに加え、提案内容に‘リアリティ’があったためです。IBMのiXチームは、顧客体験の創出や改革に関するグローバルな知見を生かし、重要な顧客接点であるウェブサイトを、高品質かつ効率的に運用できる体制の構築に貢献してくれました

—三菱電機株式会社 宣伝部 ウェブサイト統括センター 専任 西川 靖氏,

Business Challenge story

三菱電機 宣伝部 ウェブサイト統括センターでは、オフィシャルサイトを戦略的に構築し、それらを三菱電機グループの事業に貢献できるものとして継続的に運用することと、そのための仕組みづくりをミッションとしています。国内サイト(co.jp)および海外サイト(.com)の整備を進める一方、事業部門ごとに構築・運用されているビジネスサイトのガイドラインやノウハウを整備し展開してきました。しかし、世界で数百あるサイト全てには十分な対応ができず、課題が生じていました。これに対して同社は、サイトの構造や情報の構成・デザイン、ガバナンス・オペレーションの体制に至るまで、“あるべき姿”を構築することが解決のきっかけになると考え、本社主導での統一されたコーポレートサイトの構築を決断しました。各拠点の多数のステークホルダーとの調整は困難なものになることが予想されたため、同社は実務遂行のパートナーを求め、IBMを選定しました。

Transformation

IBMは、三菱電機が立案した戦略を実行するためのプロジェクト全体のマネージメント支援、コーポレートサイトの新規構築に向けた各国関係者とのコミュニケーション支援、そしてガバナンスと運用プロセス構築の支援を行いました。構想書作成時には三菱電機のアイデアをもとに、5項目に関する具体的な要素を整理。実行フェーズではプロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)チーム、ガバナンスに必要な各種ガイドライン・ルールの整備し、サイト制作・コンテンツ更新や翻訳のパートナーの選定を含めた運用プロセスを確立するガバナンス・オペレーションチーム、コーポレートサイト新規構築に向けた各国関係者とのコミュニケーション(ロールアウト)チームを担当し、さらにサイト構築まで一貫した支援を行いました。

Benefits

三菱電機では2015年6月から順次コーポレートサイトの運用を開始しました。コーポレートサイトの構築・運用の効果として、同社は次の3つを挙げます。1点目は、各国でステークホルダーとコミュニケーションするための柱となるツールが実現したこと。2点目は、各国各地域のウェブマスターがつながったことにより、コミュニケーションの質が向上し、各サイトの品質向上が期待できること。3点目は、全てのコーポレートサイトのアクセスデータ等を一元的に管理できるようになったこと。これにより、グループ全体のウェブ戦略の立案と実行ができるようになります。 今後、三菱電機ではコーポレートサイトを安定的に運用しながら、より戦略的な活用を進めていく計画です。さらに、ビジネスへの一層の貢献を目指して、コーポレートサイトの運用から生み出される成果を、その他のビジネスサイトの運用の効率化・高品質化に生かしていく考えです。

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

サービス

IBMコンサルティング・サービス

Solution Category

  • Global Business Services