今すべきことと、将来性を含めて、私たちの考えを最も深く理解してくれたのがIBMでした。IBM SPSS Modelerならば最短期間でシステム化を実現できると確信しました

—株式会社ワイズマン 商品企画本 部商品企画部 部長 内藤 俊介氏,

Business Challenge

2025年には日本の総人口の約2割が75歳以上の後期高齢者となる超高齢化社会が到来し、現在でも介護現場の大きな悩みになっている「おむつケア」が今後、さらにすべての関係者(要介護者、介護者、介護施設)の大きな負担となっていきます。ワイズマンは自社介護ソフトウェアのユーザーである鳥取県の介護老人保健施設、小谷苑でのおむつ使用状況を細かく記録、管理して、各利用者の最適プランを策定することで、おむつの交換回数を減らす成果を上げている取り組みと出会ったことがきっかけとなって、ITを活用して、小谷苑の知見とノウハウをシステムに取り込み、「おむつケアの最適化」を実現したいと考えました。

Transformation

小谷苑では、ワイズマンの介護ソフトウェアで施設利用者の基本情報、ケアの記録、おむつなどの使用状況を管理していました。ワイズマンはこのデータを成功事例として機械学習 を実施し、小谷苑の最適おむつプランをシステムで再現することを目指しました。機械学習を実践するための基盤として、さまざまなソリューションを検討した結果、ワイズマンの考え方を最も深く理解したIBMのIBM SPSS Modelerの採用を決定しました。小谷苑で2016年12月から6カ月間にわたって、IBM  SPSS  Modelerを活用したPoC(概念実証)を実施し、新規入所時のおむつケアプランと入所後のおむつケアプランの2つのモデルを作成しました。

Benefits

半年間のPoCの結果、システム上で小谷苑の成功ノウハウをほぼ再現できるようになったと判断し、ワイズマンはこのシステムを「おむつ最適化支援AI」としてパッケージ化して、2017年11月にリリースしました。このパッケージを活用して、おむつケアを実践することで、おむつ交換の頻度が減り、利用者の身体負担軽減、クオリティー・オブ・ライフの向上につながります。また、おむつ交換にかかる時間が削減されることで、介護職員の勤務環境改善も可能になり、施設運営事業者はおむつの購入と使用済みおむつの処分の費用が削減できます。おむつケアは在宅介護でも大きな問題になっているため、ワイズマンは将来に向けて、幅広いソリューションで地域包括ケアに貢献する基盤づくりを進め、何らかの形で提供していきたいという意向を持っています。

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