Business Challenge

バローホールディングスは会員カードを兼ねたプリペイド・カード「Lu Vit(ルビット)カード」の普及を推進し、同社は従来から収集している販売履歴データにプリペイド・カードのIDや会員の住んでいる地域、年齢、性別など匿名化された属性データを掛け合わせることで、より詳細な分析を行えるようにしたいと考えました。また、同社はデータウェアハウス基盤として利用してきたアプライアンス製品のIBM PureData System for Analyticsの保守終了時期が近づいて、ハードウェアの老朽化によるトラブルが発生し始め、対応に苦慮していました。そして、今後さらに増大する顧客データに迅速に対応し、それらのデータを活用した多彩なアプリケーションやサービスを迅速に展開するために、全社共通IT基盤の新たな方向性としてクラウドへの移行を検討しました。

Transformation

同社はAWSを利用している実績があり、AWS上にどのようなデータウェアハウス基盤を実装するのが最適かについて検討を重ねた結果、2016年5月にIBM Db2 Warehouse on Cloudの導入を決定しました。AWS上で運用するデータウェア基盤としては、Amazon Redshiftを利用する企業が少なくありませんが、IBM Db2 Warehouse on Cloudに対する24時間365日のサポート対応を高く評価し、一部のデータを移行してきわめて高速なデータ検索と集計を確認できたことから、あえて、IBM Db2 Warehouse on Cloudを選定しました。

Benefits

同社は2016年11月にIBM Db2 Warehouse on Cloudの運用を開始、旧基盤からのデータ移行を完了して、2017年9月より各事業会社に向けて順次新データウェアハウスの提供を開始しました。データウェアハウス基盤をクラウドに移行し、運用管理も任せたことでハードウェアのトラブル対応に費やされていた作業工数を削減、さらに分析ツールもあわせてクラウドに移行した効果もあり、定型レポートの作成時間が10分の1に短縮されました。プリペイド・カードの導入が進む中で、今後どんな手法によるデータ分析が各事業会社や店舗、取引先のユーザーに必要とされるのか見極めることが必要となっており、同社はAIや機械学習の手法を応用したデータ分析の自動化アプローチに高い関心を持っています。

 

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

Solution Category

  • IBM Hybrid Cloud