株式会社かんぽ生命保険
業界内での競争力強化に向け、ハードウェア・コストの削減、障害発生件数の低減と、開発生産性の向上を目指し、基幹系システムを国産メインフレームからz Systemsを中心とした構成に刷新

株式会社かんぽ生命保険(以下、かんぽ生命)は、民営化以降継続してきたITシステム見直しの取り組みの一環として、2010年より次期基幹系システム更改プロジェクトを推進。インフラにはIBMが提供するメインフレームであるIBM z Systems(以下、z Systems)を採用しました。従来は東日本と西日本の2カ所で運用されていた基幹系システムを東日本に集約し、西日本に災害対策用の待機系システムを設置することでハードウェア・コストを大幅に削減するとともに、重大な障害リスクの低い安定したシステム稼働環境を実現しています。

ビジネス上の課題

かんぽ生命が運用していたシステムは、他の大手保険会社と比較して、システム・コストの高止まりや、障害発生件数の多さなどの課題があり、迅速な対応が求められていました。そこで2008年から基幹系システムの更改プロジェクトを開始。プロジェクトの目的は、「ハードウェア・コストの4割削減」「障害発生件数の低減」「開発生産性の向上」の3つに定めました。

概要と経緯

基幹系システムの基盤には、z Systems、IBM DS8000シリーズ、IBM TS7700シリーズなどのIBM製品を採用しました。従来は東日本と西日本の2カ所の拠点両方が稼働系システムとして運用されていましたが、更改後は東日本に稼働系を集約。西日本は災害対策用の待機系と位置付け、待機系メインフレームのキャパシティー・バックアップ機能を活用することでハードウェア・コストを削減します。

効果と今後の課題

ハードウェア・コストは2009年と比較して約4割の削減を実現。サービスイン後、更改したシステムは安定して稼働しています。開発生産性の向上は、長期に渡って成果を確認していかなければならないものの、各種仕様書の定義や、ユーザー部門と開発部門の役割分担を行ったことで、成果が見込まれており、プロジェクトの3つの目的が達成されると期待されています。

お客様名

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

複数社で運用していた基幹系システムをIBMでの運用に統一することで、 災害対策の強化とコスト削減を実現することができました 酒井 則行 氏 システム企画部 企画役 兼 かんぽシステムソリューションズ株式会社 常務執行役員 株式会社かんぽ生命保険

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