マイクロサービスに分割されているAPIは、活版印刷と同じで、活字を組み替えるように、簡単に再定義できます。他社が追いついてこられないスピードで事業を展開するためには、APIは欠かせません。

—株式会社トーラス 代表取締役, 木村 幹夫氏

Business Challenge

トーラスの木村氏は銀行員時代の経験から、不動産登記簿に記載されている登記記録から相続や抵当権などに関する貴重な情報を得ることができることに注目して、不動産情報を集めて、ビッグデータとして分析すれば、さまざまなことに利用できると考えました。 木村氏は、2003年にトーラスを設立、登記記録収集を自動化して、不動産会社や銀行、司法書士などを対象として、情報取得を代行するサービスを始めました。一度利用した登記記録は不要になるため、同社は、その記録をデータベースに蓄積して、現在のデータベース・ビジネス「不動産レーダー」に活用しています。しかし、木村氏はさらに多くの分野で不動産情報を利用するために、データベースの活用を促す手段が必要だと考えていました。

Transformation

木村氏は、日本IBMからAPIについての話を聞き、「不動産レーダー」の価値を広げる鍵はAPIだと直感しました。日々の業務が大変忙しく、人的リソースも限られており、新たなテクノロジーに取り組む十分な時間が確保できないトーラスは日本IBMの的確なサポートを受けて、IBM API Connect for IBM Cloudを検証しました。 IBM API Connect for IBM Cloudは基本的な使い方を理解すれば、あとは直感的な操作でAPIを簡単に限られた時間の中で効率的に開発することができます。また、IBM API Conect for IBM CloudはAPI公開に関わる各プロセスをクラウド上で包括的に管理するため、同社はAPIの開発に集中することが可能です。

Benefits

FinTechのように、さまざまな要素技術を組み合わせて、新しいサービスを生み出すマイクロサービスの生態系が生まれ、それを支えるAPIの重要性が高まっています。トーラスはパイペースでさまざまな粒度の多数のAPIを世の中に送り出して、役に立つかどうか検証することが重要であると考えています。今までのシステム開発はわずかな変更でも大変な工数がかかりましたが、APIは簡単に再定義することが可能です。APIはシステムのあり方を変え、さらにはビジネスを変えていく可能性があります。クラウド上で迅速かつ容易にAPIを作成して管理できるIBM API Connect for IBM Cloudには、ビジネスの変化を加速させるエンジンとしての役割が期待されています。

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

Solution Category

  • IBM Cloud