IBM DB2は導入および保守コスト削減、サーバ冗長化、各種クライアント対応といった要件を満たすほか、Oracle互換モードを備えていたことも決め手のひとつとなりました

—株式会社 正興電機製作所 事業統括本部 電力システム設計部 配電システムグループ 技師 吉村 敏昭 氏,

Business Challenge story

配電線自動制御システムは、配電線経路上にある機器を事業所から遠隔制御し、電力インフラの安定供給を担っています。近年の電力業界を取り巻く環境の変化によって、同システムが収集する各種データを保存・管理するデータ管理サーバの使用頻度が急増しました。加えてデータ管理サーバのハードウェア耐用年数が限界に近付いたため、九州電力と正興電機製作所はサーバの全面的刷新を決定し、その基盤となる新たなデータベースの選定を開始しました。

Transformation

現行のデータ管理サーバは、Oracle Database 10gを採用していましたが、サーバのリプレースでバージョンアップすると、かなりのコスト増が発生することがわかりました。正興電機製作所は九州電力と協議し、「Oracle Databaseの代替として十分なレスポンスが確保できること」「サーバを冗長化して連続可用性を含めた高可用性を担保できること」という条件で、候補を検討した結果、条件を満たし、さらにOracle互換モードを備えていることが決め手となり、IBM DB2の採用を決定しました。

Benefits

正興電機製作所は2015年10月からIBM DB2のOracle互換モードと無償の移行ツール(IBM Database Conversion Workbench)を併用して、データベースの移行と業務アプリケーションの改造を実施しました。移行後のテストには苦労もありましたが、新データ管理サーバは予定どおりのスケジュールで移行を完了し、2016年3月から本番運用を開始しました。また、サーバ性能の向上も伴って全データのバックアップ所要時間が7時間から30分間に大幅に短くなりました。

 

お客様情報

株式会社 正興電機製作所

1921年の創業以来「最良の製品・サービスを以て社会に貢献す」を社是とし、堅実な経営と人材育成を基礎として、時代を拓く技術の開発を続けてきた。コア事業である電力、環境エネルギー分野のさらなる事業拡大を推し進めるとともに、情報と制御の独創技術で新製品・新事業の創出に取り組み、環境にやさしく安全で快適な社会のインフラ構築に貢献している。

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

ソフトウェア

DB2 for Linux UNIX and Windows

Solution Category

  • IBM Hybrid Cloud