プロジェクトを通じて、将来像を制作会社の方とも共有したからこそ、 業務プロセス改革の実現に踏み出せたのだと思います。

—パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティングジャパン本部, 木田 実氏、長谷部 節子氏

Business Challenge

パナソニックの国内向け家電商品サイトは、膨大な商品カテゴリーを持つ国内最大規模のサイトです。同サイトを運営するパナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン本部では、デジタルマーケティングの進化を踏まえ、サイトの改善に取り組んできました。

しかし、商品サイトは多種多様な情報掲載とプロモーション展開を絶え間なく行う必要があり、システム開発・業務改革・サイト改善の観点で緻密なプロジェクト管理を行い、サイト無停止で基盤を移行する必要がありました。また、多数の社内外サイト担当者と制作業務改革の意義・将来像を共有しつつ、デジタルマーケティングへの取り組みを進める必要がありました。さらに、10年以上利用してきた全社共通WEB基盤のサービス停止に伴い、各事業部門が基盤構築・運用責任を負うことになった上、変革に向けた時間的猶予も少ない状況でした。

Transformation

課題解決に向けて、パナソニックは進化するデジタルマーケティングに関する知見と大規模な業務/システム改革のノウハウを保有するIBMコンサルティングサービスを活用しました。同社がIBMに期待したのは、デジタルマーケティングの加速化に耐えうる業務プロセス改革の支援と、新WEB基盤へのサイト移行を円滑に完遂するプロジェクトマネジメントでした。

まず目指したのは、お客様視点でのUI/UX改善を行うこと。デジタルマーケティング活動の将来像を見据え、IBMが提供するデザインシンキングを取り入れ、カスタマージャーニーを設計。その過程では制作会社も参画、そのスタイルはサイトテンプレートの構造検討や、CMSの操作マニュアル作りなどにも引き継がれました。さらに、円滑な移行に向けて、サイトごとにパナソニックの担当者と制作会社、IBMを含むプロジェクト事務局の「三者面談」を実施し、各サイトの状況や構造、課題などを共有しつつ進めました。

Benefits

構想フェーズ、設計・開発フェーズを経て、順次サイト移行が行われました。パナソニックは当初、一括移行を計画していましたが、商品リリース時期の違いや制作会社向け教育の浸透、システム開発進捗などを踏まえ、1年間かけて段階的に移行を実施しました。また、システム移行後の業務プロセスも一新。 現在、UI/UX統一のためのデザインテンプレートが定義され、サイト制作のための15種類以上のマニュアルと、各種パーツの組み合わせから成る多数のコンポーネントを提供。新しいデジタルマーケティング活動のトライアルができる環境も整いました。その結果、今後のデジタルマーケティングの変化に対応できる拡張性の高い基盤構築と、顧客エンゲージメントを意識したWEBサイトへの改善、制作プロセス改善を同時に実現できました。

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

Solution Category

  • Global Business Services