日本IBM に相談したところ、単にインフラをクラウド・サービスとして提供するだけではなく、その後のシステム構築についても具体的なアドバイスをいただけました

—株式会社データ・テック 代表取締役 田野 通保氏,

Business Challenge story

安全な運転を行うための情報を提供するセイフティレコーダは、車載機から取得した情報を専用のソフトウェア「安全の達人II」で分析しますが、以前はこの分析をローカル環境で行っていたため、1日の運転が終わった時点でSDカードから「安全の達人II」のインストールされたPCに情報を読み込ませる必要がありました。そこでデータ・テックはクラウド環境で分析ソフトウェアが稼働する「SR-WEB解析システム」および新しい車載機「SR Connect」を開発。SR-WEB解析システムの稼働基盤として採用すべきパブリック・クラウドの検討を開始しました。

Transformation

SR-WEB解析システムの稼働基盤について複数社のパブリック・クラウドを比較検討。その結果としてIBM Cloudが採用されることになりました。その後、クラウドで稼働できるように改修した「安全の達人II」をIBM Cloud上に移植するなど環境を整備。SR-WEB解析システムは多数のユーザーが活用することが予想されたため、アクセスが集中する時間帯については負荷分散が機能して、ユーザーに迷惑を掛けないようにサービス品質の維持に配慮しています。さらに可用性を高めるためにベア・メタル・サーバーも併せて活用することを検討。複数のベンダーからクラウドの提案を受け、比較検討した結果、それまでの利用実績があり、想定費用についても明確であることを考慮してIBM Cloudを継続して増強していくことにしました。

Benefits

データ・テックはサービス品質を維持するために、パフォーマンスの低下防止には特に注意を払っています。CPUの負荷が30%を超えないように監視し、この閾値を頻繁に超えるようであれば、リソースを増強するという方針で運用を継続しています。その際、オート・スケール(Auto Scale)機能を活用してリソースの増減を自動化すれば、トータル・コストを最適化できるので、現在テストを重ねて準備を進めています。またSR Connectの機器情報や各種設定情報もIBM Cloud上で管理しているので、機器メンテナンスの観点でもサービス品質は向上しています。その成果として、データ・テックが提供するセイフティレコーダはユーザー企業に大きな成果をもたらしています。

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

 

Solution Category

  • IBM Cloud