ホーム ケーススタディ Anadolu Anonim Türk Sigorta Sirketi 株式会社みずほ銀行
IBM Cloud上のIBM API Connectを活用してオープンAPIを提供し、FinTech企業との連携でデジタル・イノベーションを加速

株式会社みずほ銀行(以下、みずほ銀行)では、口座情報の照会や決済サービスなど、銀行との連携を求める外部の企業に対して、安全性を確保しながらシステムを接続させるためにAPIの提供を行っています。APIの開発にはIBMの「FinTech共通API」が活用され、APIの管理・運用のために「IBM API Connect」と「IBM DataPower Gateway」が採用されています。安全かつスムーズにAPIを提供できる環境が整ったことで、FinTech企業などとの連携が加速され、新たなサービスが次々と誕生しています

ビジネス上の課題

みずほ銀行はグループの中期経営計画の基本方針に掲げられている金融イノベーションに積極的に取り組んでいます。従来、FinTech企業がインターネット・バンキングと連携するために行われていた方法では銀行側のシステムに負荷がかかり、サイバー攻撃と区別が難しく、顧客保護のためのセキュリティー体制も十分とはいえませんでした。その課題を解決するため、銀行自らがシステムと接続するためのAPIを用意し、オープンAPIとして提供する方法が注目されました。2014年に稼働したみずほ銀行の新インターネット・バンキングシステムは、将来を見据えて、システムの機能を外部に提供することも考慮に入れたアーキテクチャーを採用していました。

概要と経緯

みずほ銀行はIBM API Connect、IBM DataPower Gateway、FinTech共通APIを採用し、積極的にAPIを開発、提供して、FinTech企業など外部の企業との協業を進める体制を整備しました。同行ではIBM API Connectは、APIを公開する機能やAPIを管理する機能、APIの流量を制限する機能がオールインワンで提供されているため使いやすいと評価しています。外部企業との連携にあたっては、銀行のサービスからの発想ではなく、世の中のニーズを踏まえてあるべき姿を追求し、それをAPIという形で提供していくことを目指しています。同行は大手町の「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB」にオープン・イノベーションのためのラボ施設を設置し、APIの開発環境と検証環境を構築し、FinTech企業との協業に向けた実証実験に積極的に取り組んでいます。

効果と今後の展望

みずほ銀行は2017年5月からIBM API ConnectとFinTech共通APIで開発したオープンAPIの提供を始め、多くのFinTech企業との協業のための実証実験に積極的に取り組んだ結果、これまでになかった便利なサービスを次々と実現しています。同行の取り組みは銀行が自らを再定義するものとして高く評価され、2017年11月には、みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行とみずほ情報総研)が、公益社団法人企業情報化協会(IT協会)の「IT総合賞」を受賞しています。APIには新しいビジネスを創出できることとシステムの作り方が変わることの2つの効果があり、デジタル・イノベーションの推進役として大きな期待が寄せられています。

予想以上に電波が届いたこともあり、以前と比べて通信コストを大幅に削減できました。これまではコストを抑えるためにATMの台数が少ない拠点は1回線で運用しているところもありましたが、Twinアクセス移行後は全拠点の回線が二重化されます。つまり、可用性を高めながら通信コストを大きく引き下げられたわけです 橋本 徹氏 IT・システム統括第一部 共通インフラ推進チーム 株式会社みずほ銀行

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