Business Challenge story

BladeCenterの導入により、サーバー集約・冗長化を図り運用効率の改善に取り組む

システムの運用効率改善のため、同社では拠点ごとに設置・運用されていた基幹系サーバーを本社に集約し、一元管理する取り組みが始まりました。

「グループ会社が担当エリアによって別れていますので、拠点ごとにサーバーを立て、基幹システムの運用を行っていました。しかし、システム管理リソースにも限りがあり、拠点ごとの運用による管理効率の低下、さらには災害時の復旧対策などにも課題を抱えていました」と同社 統括本部で総務主任を務める今枝氏は、今回の取り組みへのきっかけを話します。また今枝氏は「各拠点のサーバーは冗長化されておらず、何か問題が発生した場合はその都度現地に行かないと対応できない状況でしたので、時間のロス、業務のロスが生じていました」と、それまでの運用上の課題を話します。そこで同社では、IBM BladeCenter® を導入し、拠点ごとのサーバーを本社に集約、冗長化することで運用効率の改善を目指しました。

ブレード・サーバーには、IBM BladeCenter HS22を採用。インテル Xeonプロセッサー 5600番台を搭載したHS22の導入により、消費電力を抑えながらも飛躍的な性能向上を実現しました。またシャーシにはスペース効率・静音性に優れ、ストレージ、スイッチ類を内蔵することでオール・イン・ワン環境を提供するIBM BladeCenter Sをご採用いただきました。また管理・バックアップ用サーバーとしてIBM System x®3650 M2も導入されました。

Transformation

圧倒的な信頼性と優れた機能を評価。コンソールによる一元管理でアクセス向上も実感

システム構成としては、ブレード・サーバーHS22を2台搭載し、スイッチ、ディスク類などハードウェアのすべてが冗長化されています。さらにVMwareを活用した仮想化技術により、サーバー内の冗長化もなされています。また、それまで拠点ごとにテープで行っていたバックアップも、サーバー集約に伴い一元的に行うこととし、方式もテープではなくディスクへのバックアップ(D to D)方式を採用しています。

「IBM BladeCenterは、実績の豊富さにおいて圧倒的です。他社製品は始めから念頭にありませんでした」(今枝氏)と導入にあたり、まずはその信頼性を高く評価しました。さらに今枝氏は「本社社屋の3階にスペースを設けて設置していますが、通常の100V電源で稼働するため、特別な電源工事の必要もありませんでした。また堅牢なシャーシに囲われたオール・イン・ワン・パッケージですので、静音性にも優れています」とIBM BladeCenterの機能面にも大変満足されています。現在は販売管理システムと財務システム、またウイルス・サーバーとファイル・サーバーの一部としても活用していますが、「拠点に置いていたサーバーを本社で一元管理していますので、拠点とのデータのやり取りは遠隔になりますが、あらかじめ回線のスピードも上げていたこともあり、アクセス・タイムにもまったく問題はありません。またBladeCenter Sのコンソールで、すべてのアクセスを一括で管理できますので、むしろアクセス・タイムは以前より上がったのではないかと実感しています」(今枝氏)。

Benefits

事前の十分なテストの上、1台ずつサーバーを移行。運用効率改善とコスト削減を同時に実現

実際のサーバー集約作業は2010年3月からスタートし、5月中旬に完了しました。

「拠点に分かれたサーバーを1台ずつ、業務に支障が出ないよう移行していきましたので、ある程度の日数は必要としました。しかし事前に十分なテストを行い、すべて実機を用いて仮想空間上でも稼働確認をしておりましたので、システムの総入れ替えに伴う不安はまったくありませんでした」(今枝氏)。システムの構築および集約作業は、株式会社三菱電機ビジネスシステムが担当。事前のテストから、仮想化統合、運用手順書の作成までご支援させていただきました。

「思っていた通り、IBM BladeCenterの信頼性は抜群です。今は拠点に出向いて作業するということは、ほとんどなくなりました。運用効率が大幅にアップしたということは、同時に管理コストの削減も実現することができたのだと思います」と今枝氏は今回の取り組みを評価します。

将来の展望

必要に応じたシステム増強にも柔軟に対応し、互換性にも優れたIBM BladeCenter

「今後はまず経営管理データの拡充を予定しています。同時に営業や現場管理の社員が日頃使用する各種様式の閲覧や活用フローも載せていきたいと思っています。さらに管理効率やセキュリティーの面から端末のシンクライアント化も目指しています」(今枝氏)と同社では、IBM BladeCenterを活用した次なる展開もすでに始まっています。

「運用効率の改善は大歓迎です。せっかく入れたシステムですから、活用のための提案をどんどん出して、どんどん改善していってもらいたいです」と髙野氏も期待を寄せています。

必要に応じたシステム増強にも柔軟に対応できることは、ブレード型サーバーの大きな特長のひとつです。またIBM BladeCenterは、サーバーとシャーシの互換性が長年保たれており、今後のモデル・チェンジでも変わる予定はありません。資産を長く使えるということは、環境に優しい循環型社会の形成を目指す同社の理念とも合致します。今後も高野興業は業務効率の改善に取り組み、より安全な廃棄物処理やより効率的なリサイクリングを通して、社会に貢献してまいります。

お客様の声

高野興業株式会社 統括本部 総務主任 今枝 氏

「運用効率が大幅にアップしたということは、同時に管理コストの削減も実現することができたのだと思います」

お客様情報

1967年創業。三重県、愛知県を中心に総合解体工事から運搬・中間処理・リサイクルまで一貫して行う高野グループ。強力なネットワークにより実現された効率的な解体工事と廃棄物処分、リサイクルリングはお客様のあらゆるご要望にお応えし、地域の発展を支え続けています。

パートナー情報

三菱電機株式会社100%出資のシステムインテグレーション企業。コンピュータシステム、クライアントサーバー、パソコン等による経営合理化システムの提案、販売、設計・開発、LAN工事、導入後の運用支援・保守サービスまでを一貫して提供。

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