デジタル社会をリードしていく、「AI活用人材育成プログラム」を開発

関西学院大学
関西学院大学と日本IBM「AI活用人材育成プログラム 」 (3:24)
A large university building with a prominent clock tower stands at the center, surrounded by lush greenery and palm trees. Numerous students are scattered across the expansive lawn, engaging in casual activities and walking. The scene is set against a backdrop of distant hills under a cloudy sky, creating a relaxed and academic atmosphere. No visible text or numbers are present in the image.

関西学院大学は、日本IBMとの共同プロジェクトを立ち上げ、「AI活用人材育成プログラム」を開発しました。その目的は、「AI技術の専門家だけではなく、AIやそれに関連する技術を理解して活用できる人材を育てる」こと。「AI活用人材育成プログラム」の受講により、AIを活用して、現実の社会・企業の問題を解決する能力を伸ばします。またこのプログラム」は、企業における人材開発にも活かすことが可能です。

ビジネス上の課題

デジタル変革が加速する中、世界的にAI人材不足は叫ばれています。
世界がAI技術により大きな転換期を迎え、社会構造や働き方にも急激な変化が起こりつつある中、関西学院大学にとっても、デジタル変革を推進できる人材を育成することは、大きな課題でした。
また日本IBMもAIやオートメーションの技術発展に伴い、「デジタル変革の推進」、「先進テクノロジーによる新規ビジネスの共創」、「IT・AI人財の育成」の3つを重点施策と掲げ、社員やビジネス・パートナー向けの研修の拡充や、社会人の「リ・スキリング」を目指した社会貢献プログラム「SkillsBuild」の提供、官民連携の教育モデルを構築するなど、AI人材不足の解消に向け、取り組んできました。

ソリューション

こうした中、関西学院大学は、「AI・データサイエンス関連の知識を持ち、さらにそれを活用して、現実の諸問題を解決できる能力を有する人材」の育成を目的に、2017年より日本IBMと共同プロジェクトを立ち上げ、「AI活用人材育成プログラム」を開発しました。
関西学院大学による学術的な知見と、日本IBMのコンサルタントやデータサイエンティストによる多様なAIの社会実装の先進事例を反映した実践型プログラムである「AI活用人材育成プログラム」は10科目で構成されており、2019年4月より文系理系問わず全学部生を対象に開講しています。
2021年度には基礎3科目をe-ラーニング化し、VL版として開講しました。
AIリテラシーの修得を目的とする「AI活用入門」のVL版初年度春学期の履修者は2071人に上り、学生のAIに関する関心の高さが示されました。

効果と今後の展望

「AI活用人材育成プログラム」は、AI技術の理論からソリューション開発まですべてを学ぶプログラムです。一方で、巳波教授は学生たちに「このプログラムはAI技術を学ぶことだけが目的ではありません。一人ひとりが自身の学部で学ぶことを柱として、それを強化するためにAI技術を身につけて欲しい」と話しています。例えば法学部に所属する学生なら、法学部での学びとAIの技術を掛け合わせて社会問題を解決する方法を考えられることが重要なのです。

社会に対して自分なりの問題意識を持ち、その問題解決のためにAI技術を使えるようになるため、学生たちはドリルを解くように繰り返し発想力を鍛えることが求められます。その結果、自分の専門性にAIを掛け合わせる視点を持って社会問題を解決していく、“本当の意味”でAIを活用できる人材へ成長していくのです。そういった人材は、これからの社会において特に必要とされ、世界をリードしていける存在になると期待されています。

    当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、事例PDFよりご覧いただけます。

    社会における課題解決を目指す「AI活用人材育成プログラム」を一から開発。AIに関する最先端技術を有するグローバル企業であり、人材育成にも注力しているIBMの知見が、非常に役立ちました。
    巳波 弘佳氏 学長補佐 理工学部 情報科学科 教授・博士( 情報学) 関西学院大学

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