クラウド・サービスはユーザーの自己責任で利用するものと思い込んでいましたが、IBM Db2 Warehouse on Cloudでは使用法についてもきめ細かくサポートしていただき、そもそもチューニング不要のアーキテクチャーなので最初から期待どおりのパフォーマンスを出すことができました。

—株式会社ゲオ メディア事業部 メディア店舗企画課 鈴木 健生氏,

Business Challenge

ゲオでは2011年からOracle  Exadataでデータ・ドリブンのマーケティング施策を行ってきましたが、2014年に次にハードウェア保守契約が切れるタイミングでOracle  Exadataを撤去することが確定し、新しいデータベース基盤はグループ全体の基幹業務処理に特化したものとなるため、高い負荷のかかるマーケティング・分析業務に必要なデータベースは各部門で調達することが必要になりました。マーケティング・チームはクラウドのデータベース・サービスであるAmazon Redshiftを導入しましたが、アドホック分析に適した契約形態ではなかったために活用することができませんでした。

Transformation

従来からOracle  Exadata上で利用していた予測分析ソフトウェアのSAP Predictive AnalyticsをサポートしていることとOracle SQLとの互換性が非常に高いレベルで実現され、これまで培ってきたアドホック分析のノウハウを最大限に活かすことができることが決め手となって、ゲオはIBM Db2 Warehouse on Cloudを導入しました。クラウド・サービスはユーザーの自己責任で利用することが一般的ですが、IBM Db2 Warehouse on Cloudではきめ細かいサポートが提供され、そもそもチューニング不要のアーキテクチャーなので最初から期待どおりのパフォーマンスを出すことができました。メディア事業部内ではデータベース基盤整備と並行して、アドホック分析にあたるアナリティクス体制が強化されており、IBM Db2 Warehouse on Cloudがその取り組みを支えています。

Benefits

ゲオでは、IBM Db2 Warehouse on Cloudを活用した分析結果を活用し、レンタルコミックの再利用を促すクーポン配布の適正化を図り、収益に結びつかない過剰なクーポン発行を75%抑止して、週あたり350万円程度のコスト削減を実現しました。また、独自ロジッ クを組み立てたアソシエーション分析によって、直近の半年間でレンタルBD/DVDの利用実績があった約900万人のお客様ごとに、ワン・ツー・ワンのレコメンドを実現しました。さらにアイテム単位のレコメンドデータについては、Pythonベースで機械学習やディープラーニングを実行するJupyter NotebookやCytoscapeなどのOSSを使って可視化し、店舗ごとに、よりよい売り場づくりを進めていくための参考データとして活用しています。

 

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

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