お客様にAPI化のための最適な設定をご提案するAPI化の支援は当社のビジネス・チャンスなのです。今回のIBMとの協業でノウハウを蓄積することから、大きな広がりが期待できます

—TIS株式会社 ペイメントビジネス事業本部 ペイメントソリューション事業部長 音喜多 功氏,

Business Challenge story

TISは金融機関やカード会社などの基幹システムと周辺システムの開発と運用の知見を生かして、リテール決済向けソリューション「PAYCIERGE」を展開しています。同社の強みである決済バックオフィス・サービスから、モバイルなどのフロントアプリケーションまでトータルでカバーしているのが特徴ですが、キャッシュレス決済の時代を迎えた大きな変化にいかに迅速に対応できるかが課題でした。高い安全性と信頼性が求められるバックオフィス・システムはそう迅速には改修できないため、同社はシステム全体の共通基盤をPaaS化して再利用しやすいように整備することと、必要な機能をオープンAPI化して公開することに取り組みました。

Transformation

金融機関の戦略に合わせてサービスをAPIとして外部に開放し、FinTech企業との安全な接続を実現するため、同社はIBM API Connect、IBM DataPower Gateway、FinTechカードAPIを採用しました。PCIDSS認定を受けている同社のプライベート基盤である「TEOS(TIS ENTERPREISE ONDEMAND Service)」上に、ハードウェアではなく、仮想アプライアンスのIBM API ConnectとIBM DataPower Gatewayを稼働させています。同社は決済サービスのオープンAPI化を図る「PAYCIERGE 2.0」をマルチテナント方式のSaaSモデルで提供したいと考え、構築を進めています。

Benefits

同社は「PAYCIERGE 2.0」を展開することによって、改修に時間がかかるバックオフィスに手を入れずに、APIでアプリケーションの違いを吸収することで、開発期間が数年から数カ月に短縮できるようになり、自社サービスの展開力を強化することができます。さらに、同社はユーザー企業向けのAPI化の支援にも取り組み、誰もが簡単に決済できる仕組みをAPIとして提供することを検討しています。同社はシステム・インテグレーターとして開発と保守の経験を積んでいるため、ユーザー企業がシステムをAPI化したいと言った時には、どの機能をどこ向けに切り出すのが最適であるか、的確な設定を提案することができます。今回のIBMとの協業でノウハウを蓄積し、新しいビジネスの広がりを期待しています。

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

  • IBM API Connect
  • IBM DataPower Gateway
  • FinTechカードAPI
  • IBMグローバル・ビジネス・サービス
  • 東京ソフトウェア&システム開発研究所 Cloud SW Labサービス

Solution Category

  • IBM Cloud