これまでの広告販売は、人手によって管理していたため、広告代理店とのやりとりが複雑になっていました。IBM BPMの導入により、ルールが最適化され、処理もシンプルになったことで、広告受付管理の最も重要な作業である広告内容の審査に時間をかけられるようになりました

—札幌市交通局 事業管理部 営業課 資産活用係(広告事業担当) 藤田大介氏,

Business Challenge story

札幌市交通局では、2014年から5年間で実施する地下鉄事業と路面電車事業の経営における方向性や取組みをまとめた「札幌市交通事業経営計画」の一環として、大通駅に新規広告媒体であるデジタルサイネージを導入し、広告料収入を5年間で3億円増収することを目指しています。デジタルサイネージの導入にあたり、広告の申し込みから掲出までのデータをオンラインでやり取りすることが必要であり、そのための仕組みを導入することが必要でした。

Transformation

IBM BPMを導入して構築した新しい広告受付管理システムは、IDとパスワードを付与することで、札幌市の指定広告代理店12社の担当者がウェブ画面から直接広告の申し込みを行うことができる仕組みになっています。広告の申し込み情報は、広告受付管理サーバーで業務プロセスごとに処理され、既存の広告の申し込みは、既存の広告掲載プロセスに振り分けられます。一方、デジタルサイネージへの広告の申し込みは、デジタルサイネージ管理サーバーを経由して、デジタルサイネージへ直接配信される仕組みになっています。稼働環境として、クラウドサービスを採用したことが短期導入を実現しています。

Benefits

以前の広告受付業務は、手作業が多く、広告主、広告代理店、札幌市交通局と、人の介在も多いために伝言ミスや入力ミスなどのヒューマンエラーが発生していましたが、IBM BPMを導入したことで、業務プロセスが自動化され、ヒューマンエラーが確実に減少しています。また、広告枠の空き状況の把握が困難なことも課題の1つでしたが、タブレット端末を使用して、広告枠の空き状況を瞬時に把握し、その場で申し込みができる仕組みを実現できるなど、作業効率が大幅に向上しています。

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

ソフトウェア

IBM Business Process Manager Standard

ソリューション

Business Process Management (BPM)

Cloud Computing

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