こうした法規制上求められるトレーサビリティーの確保、ドキュメントと紐づけてソースコードを特定できる版管理、品質管理にいたるまですべての機能を包括し、継続的エンジニアリングに対応できるツールとして、IBMのRationalソリューションが第一候補に挙がりました

—ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 イメージング開発2部 3課 高井 基行 氏,

Business Challenge story

医療機器は法規制に対応した監査証跡が何よりも重要であり、常にStandard Operating Procedure(SOP:標準作業手順書)に則った手続きを踏みながらソフトウェア開発を行う必要があります。オリンパス社内ではこの考え方が行き渡っていますが、B2C市場を主戦場としてきたソニーではアイデアをいかに素早くカタチにするかが優先されてきました。それぞれの会社の技術者数十名が関わる共同プロジェクトでは、仕様書1枚を作成するにしても根本の考え方からすり合わせを行い、フォーマットをきめ細かく定義しておかないと仕事になりません。異なる両社の文化を橋渡しして、ソフトウェア開発プロセスを管理・統合するための基盤が強く求められました。

Transformation

ソフトウェア開発を支援する最適なツールを模索する中で、SOMEDはオリンパス側の取り組みに注目しました。オリンパスは要求管理を目的としたドキュメント管理のツールとしてIBM Rational DOORSを利用しており、これをベースにプロセス管理・統合の基盤を整えるという方針を打ち出しました。加えて、ソフトウェア開発のプロセス管理を支援するIBM Rational Method Composerとライフサイクル管理を支援するIBM Rational Team Concertといったツール群を導入しました。

Benefits

ソニー、オリンパス、SOMEDの3社は、SOMED設立後わずか2年半という短期間で4K内視鏡システムの製品化を果たしました。Rational Team Concertの活用により、プロジェクト・マネージャーはソフトウェア開発の進捗状況をリアルタイムに確認できるようになりました。また、製品開発に携わる関係者全員が守るべきルールや手順、アウトプットしなければならない成果物など、すべての“決まり事”をWeb上に公開し、周知徹底させるための基盤としてRational Method Composerを活用したことで、ソニーとオリンパス間の誤解を防ぎ、結果として開発プロセスの手戻りを削減することができました。

 

お客様名 

ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社(外部サイトへリンク)

 

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです.

ソフトウェア Rational DOORS, Rational Method Composer, Rational Team Concert

Solution Category

  • Global Business Services