信頼できるストレージ・テクノロジーでスマート・シティーを支援
テキサス州タイラーは、パンデミック以降コミュニティーにより良いサービスを提供するため、ITインフラストラクチャーをモダナイズしています
フェイス・マスクを着用して、サーバー・ルームのデータベース内で作業する女性の情報エンジニア

テキサス州タイラーは、見かけ以上に素晴らしい特長があります。美しいバラが咲き誇るバラ園や賑やかな市街地を通り過ぎると、結束が強く、テクノロジーに精通し、公共の利益のために取り組むコミュニティーがあります。このコミュニティーは、革新的なテクノロジーを利用して、緊急時の対応時間からリモートワークのためのアクセスに至るまで、あらゆるものを改善しています。

タイラー市はデジタル・トランスフォーメーションに精通しているのです。

同市は以前、中央データ・プラットフォームを強化するため、IBM® Cloud for VMwareテクノロジーとIBMオールフラッシュ・ストレージ・システムを導入しました。これらのソリューションにより、米国のバラの首都、タイラー市は、インクルーシブかつ安全で、回復力のある持続可能なコミュニティーへと発展することができたのです。

リアルタイムの洞察と高度なデータ管理機能により、同市は継続的な信頼性とセキュリティーを担保しつつ、各部門を改善し、警察、消防、公益事業、交通、市街地など、膨大なサービスをまたぐ人、ネットワーク、アプリケーション、デバイスを接続できるようになりました。

3倍の高速化を実現

 

仮想デスクトップでログインにかかる時間は、業界標準より3倍速くなっています

遅延なし

 

何百ものアクティブなVDIセッションが、遅延やパフォーマンスの問題を起こすことなく、実行されます

初期対応者にどれだけ迅速にサービスを提供できるでしょうか。どうすれば市民に対して透明性を保つことができるでしょうか。パンデミックに対応する際、私たちはこれらの問いに対して、互いに、そして次にIBMテクノロジーに、答えを求めたのです。 Benny Yazdanpanahi Chief Information Officer(最高情報責任者) タイラー市

こうした先進的なイノベーションを進めていたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、タイラー市議会、市役所職員、ボランティア、住民に新たな課題をもたらしました。作業プロセスやリソースの仮想化に加え、スピードと可用性を向上するためのデータ・アクセスも必要となりました。また、都市運営には追加の技術サポートも必要で、もちろん、このようなサービスの品質を犠牲にすることは一切できませんでした。

タイラー市の職員は、コミュニティーの変化をよりよく理解し、それに対応するには、ITインフラストラクチャーを再度アップグレードする必要があることを認識していました。

よりスマートなスマート・シティーへ

パンデミックによる遠隔地からのデータ・アクセスの需要の高まりに直面したことを受け、タイラー市は、すでに成功しているVMware対応の仮想デスクトップ・インフラストラクチャー(VDI)の運用を拡大することにしました。同市は、ITトランスフォーメーション・ソリューション・プロバイダーで、IBMビジネス・パートナーでもあるMark III Systems社に連絡を取り、インフラストラクチャーをアップグレードすると同時に、最高レベルの保護、プライバシー、セキュリティーを実現するテクノロジー・ソリューションを見つけることができるよう支援を依頼しました。

Mark III Systems社は、同市がIBM® FlashSystem 7200テクノロジーをITスタックに統合できるよう支援しました。IBM FlashSystem 7200は、エンタープライズ向けミッドレンジ・ストレージを必要とする組織にハイエンド機能を提供します。このソリューションが導入されると、同市はIBM FlashSystem 7200に搭載されたIBM Spectrum® Virtualizeソフトウェアのストレージ仮想化機能を使用して、既存のストレージにデータサービスを拡張することで、これらのシステムのパフォーマンスと効率を向上させることができるようになりました。

タイラー市の最高情報責任者であるBenny Yazdanpanahi氏は、次のように語ります。「IBM Storageテクノロジーのおかげで、現在のインフラストラクチャーを活用できるようになりました。IBM Spectrum Virtualizeは既存のフラッシュ・ストレージを最適化し更新するため、インフラストラクチャーのコストを低く抑えながらモダナイズすることができます。」

同市のITインフラストラクチャー担当マネージャーを務めるJeremy English氏は、次のように付け加えます。「IBM FlashSystem 7200は、私たちにとってゲーム・チェンジャーでした。最新の効率的なアプリケーションを提供し、仮想デスクトップを導入できるため、私たちは誰でも利用できる在宅勤務システムに迅速に移行できました。」

このストレージ・システムは、タイラー市のVDI運用のバックエンドとして機能します。このプラットフォームにより、フラッシュ・モジュールや拡張プロセッサーへのアクセスが可能になり、仮想システムの遅延が削減され、パフォーマンスが向上します。

同市のITチームは、IBMフラッシュ・ストレージ・ソリューションのストレージ管理機能であるIBM® Storage Insightsの自動モニタリングと予測分析を利用し、可用性とパフォーマンスを最高レベルに保ちつつ、問題を迅速に解決できるようにしています。これらのソリューションがサポートする仮想デスクトップのアップグレードにより、法執行機関からITスタッフまで、市の職員は、オフィス、パトカー、自宅など、どこにいても、コミュニティーにサービスを提供するために必要な情報に迅速にアクセスできます。

IBM FlashSystem 7200は、私たちにとってゲーム・チェンジャーでした。最新の効率的なアプリケーションを提供し、仮想デスクトップを導入できるため、誰もが利用できる在宅勤務システムに迅速に移行できました。 Jeremy English氏 ITインフラストラクチャー担当マネージャー タイラー市
IBMテクノロジーにより、S.E.R.V.E.を行うという使命を果たす

タイラー市は、IBM Storageテクノロジーを活用し、その職員にとって極めて重要な仮想システム、ワークロード、アプリケーションをコスト効率よくサポートしました。同職員は、市のモットーである「Called to S.E.R.V.E.(S.E.R.V.E.を行うという使命)」(Streamline:簡素化、Empower:力を発揮する環境整備、Respond:対応、Venture:野心的な試み、Evaluate:評価の頭文字)の具現化を目指しています。

この仮想システムを使用すれば、ユーザーは物理デスクトップよりも速くログインすることができます。ログインにかかる平均時間は約20秒で、これは業界標準の3倍の速さです。このような高速化により、タイラー市はより高いレベルの効率性を実現できるようになり、時間、場所を問わず、すぐに利用できる情報を職員に提供できるようになりました。

IBM Spectrum Virtualize Softwareを使用して構築されたIBM FlashSystem 7200と、IBM Storage Insightsは、同市のデータ・アクセスを劇的に改善し、職員と市民に、より高い透明性、より良い公共サービス、より強固なコミュニティーを提供しました。

Yazdanpanahi氏は、「私たちは、スマート・シティーを実現するため、全員一丸となっています。市議会は、職員と彼らが行う素晴らしい仕事に力を与える新しいテクノロジーに投資しています。これにより、私たちはタイラー市が市民にとってより良い街になるようなサービスを生み出すことができるのです」と結論付けています。

タイラー市のロゴ
タイラー市について

テキサス州のタイラー市(ibm.com外部へのリンク)は、スミス郡の郡庁所在地です。市政府は、コミュニティーに公共安全、交通、公園・レクリエーション、衛生サービスを提供しています。同市のモットーである「Called to S.E.R.V.E.(S.E.R.V.E.を行うという使命)」の「S.E.R.V.E.」は、タイラー・ブループリントに基づいて定められた目標である、Streamline(簡素化)、Empower(力を発揮する環境整備)、Respond(対応)、Venture(野心的な試み)、Evaluate(評価)の頭字語です。

Mark III Systems社について

Mark III Systems社(ibm.com外部へのリンク)は、25年来のIBMビジネス・パートナーであり、あらゆる規模の企業、公共部門、サービス・プロバイダーを顧客とする、多分野にまたがる「フルスタック」ソリューション・プロバイダーです。その独自のエンタープライズ・フルスタック機能は、データサイエンティスト、開発者、DevOps/オートメーション・エンジニア、システム・アーキテクト、システム・エンジニアのチームで構成されており、同チームは、お客様がデジタルおよびITのトランスフォーメーションによって革新、前進できるよう取り組んでいます。

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クラウド対応インフラストラクチャーにより、エンドユーザー・アプリケーションのパフォーマンスが20%向上 Mondi Groupのお客様事例 詳細はIBM Storageコミュニティーでご覧ください コミュニティー
脚注

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2021年10月

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