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タイラー市
タイラー市では、データを市政に活かして地域社会に有益な影響をもたらしています。現在および将来にわたり、優れたサービスと最大の価値を市民に提供することを可能にする手段としてテクノロジーを利用しています。
どのように地域社会に可能な限り最高のサービスを提供し、市を住み、働き、家族を育て、引退生活を送るのに安全な場所にすることができるか。この目標に向け、タイラー市は、データの真の価値を抽出して住民にサービスと保護を提供し、それにより人々が最大限の価値を確実に得られるような革新的なテクノロジーを検討、導入することにしました。
IBMと提携することで、タイラー市では、最高水準のプライバシーとセキュリティー保護を実現しながら、透明性と地域社会との関与を維持し、部門間のデータ共有を促進し、市とその職員が真のデータ・チャンピオンになることができます。
タイラー市は、効率を高めて職員の生産性を向上させ、地域住民サービスを強化する必要がありました。同市はまた、リアルタイムのインサイト(洞察)を利用して、より多くの情報に基づいた意思決定を行う必要もありました。警察署長は、警察官がインターネット接続デバイスを携行することで、タイラー市をテキサス州で最も安全な地域にしたいと考えていました。市当局は、包括的で安全、回復力があり、持続可能な都市を実現するために、利用可能なデータを活用したいと考えていました。
タイラー市は、IBMビジネス・パートナーであるMark III Systemsと協働してIBM Cloud for VMwareテクノロジーとIBMフラッシュ・ストレージを導入することで、高度なデータ管理機能を備えた新しい中央データ・プラットフォームを利用し、システムのパフォーマンス、拡張性、コスト効率を向上させています。新しく導入されたIBMストレージ・ソリューションはまた、ハイブリッド・マルチクラウドのデータ駆動型ストレージ・アーキテクチャーを備えています。
タイラー市は、地域社会への理解を深め、サービスを提供するためにデータを活用して、最新の人工知能(AI)、クラウド、分析、IoT(モノのインターネット)で大きな変革を進めています。つまり、さまざまなソースから収集したデータを高度な分析ソリューションで処理し、優れたサービスにつなげています。
今日、テクノロジーはタイラー市民の生活のあらゆるところに浸透しています。すべてがデータに基づき、デジタル化されてインターネットに接続し、リアルタイムで更新されています。タイラー市は、必要なデータを必要なときに、必要な場所で確実に入手できるようにすることで、市民に価値を提供しています。
タイラー市は、同市が導入した強力なテクノロジーにより、継続的な信頼性とセキュリティーを担保しつつ、各部門を改善し、警察、消防、公益事業、交通、市街地など、膨大なサービスをまたぐ人、ネットワーク、アプリケーション、デバイスをすべてリアルタイムで接続することに焦点を当てることができます。AIにはクラウド対応のツールが組み込まれており、使いやすく、接続方法も簡単で安心です。
IBMのテクノロジーにより、タイラー市は数百テラバイトのビデオを24時間年中無休で一般公開するためのデータ・アクセスを劇的に改善し、より高い透明性とより良いエクスペリエンスを提供し、市と市民の関わり方を根本的に変えることができました。
革新的なテクノロジーは、重大なセキュリティー問題と公共安全上の問題のリスクを最小限に抑え、そのためタイラー市は効率性を新たなレベルに引き上げ、すぐに利用できる情報を要員全体に提供できるようになりました。
タイラー市消防署は、さまざまなソースから効率的にデータを収集、処理できる高度なIT機能に基づいて、すぐにサービスを改善することができました。以前は15分かかっていた地図の細部のレンダリングが、わずか数秒で完了するようになりました。
適切なデータ、リアルタイムの脅威検出ソリューション、分析テクノロジーにより、要員を正しいタイミングで正しい場所に配備し、犯罪を減らし、リアルタイムのインサイトを利用してより多くの情報に基づいた意思決定を行うことができます。
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2019年7月
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