当社はIBM Planning Analyticsの導入を進めていますが、最前線の搬送担当から得られた洞察をプランニング・ソリューションに活用したいと考えています。それにより、補充担当に送られる注文は、何もしなくてもすべて自動で処理されます。

John Hill氏, プラニング担当シニア・バイス・プレジデント, Carhartt社

ビジネス上の課題

Carhartt社は130年以上にわたって、頑丈で耐久性のあるワークウェアやウィークエンド・ウェアを作り続けています。これまで同社は卸売業者を通じて商品を販売してきましたが、その業務は常に根本的な課題との戦いでした。そんなCarhartt社に転機が訪れたのは、今から数年前のことでした。同社の成長が予想以上に成長が進んだ結果、取引先卸業者への対応に時間がかかり、その影響が末端の消費者にも波及してしまったのでした。この問題で商品の補充に課題があることが露呈し、Carhartt社はその解決に乗り出すことになりました。

概要と経緯

Carhartt社は急速な売上増大に対応するためにIBM WatsonのAI技術を活用して、膨大な数の要素を考慮したアルゴリズムを構築しました。このアルゴリズムは経済指標から天候、さらには小売店のフットプリントの変化といったミクロな要因までを網羅しており、SKUレベルでの需要予測を自動生成しています。 IBM Planning Analyticsソリューションは、需要予測と補充のインテリジェントな自動化と、取引先卸業者に対する最高のサービス・レベルの提供に貢献しています。

製品・サービス

  • AI/Watson