Business Challenge story

IT資産最適化のためのイノベーションの取り組み

「最近の傾向として、お客様のビジネスのスピードが速くなるとともに、それを支えるITシステムに課せられる条件が年々厳しくなっています。特にITが社会に対して欠かせないものになるにつれ、24時間365日、停止することなく稼働し続けるシステムが強く要求されるようになりました」 インテック 流通・サービスソリューション事業本部 サービスソリューション事業部営業部リーダーの三原兵庫氏は、こう語ります。 「ネットワークをはじめとするITインフラの高度化と、情報システムの複雑化が進み、お客様のシステムに対する考え方も変わってきています。経営的な観点から、IT資産を徹底的に最適化しようとする場合、自社でシステムを抱えるのではなく、ITの専門家であるインテグレーターに運用および管理を任せ、お客様自身はビジネスに集中しようという考え方が増えてきました。こうしたお客様のニーズに応えるため、インテックは従来のビジネスから新しいステージに進むためのイノベーションに取り組んでいます。コスト低減を図りながら品質の高いサービスを提供するために、最新のテクノロジーを採用し、効率的なサーバー統合を図るなど、日々努力と研究を重ねています」(三原氏)

Transformation

堅牢性とオープンな環境を求め、オープンSystem zとLinuxを採用

「お客様のニーズに応えるためには、私達自身が最新の技術に対して精通している必要があります。お客様の課題は多岐にわたりますが、システムの先進性や、多様なソフトウェアに対応したオープン環境の構築、24時間365日にわたる安定したサービスの提供、TCOの低減などを実現する上で、System zとLinuxによる組み合わせはこれからのシステム基盤を視野に入れた際、最適な選択であると判断しました」(三原氏) Linuxを使用することで多様なオープンソース・ソフトウェアやOracleデータベース、ファイル転送のHULFTなどISV製品が使用でき、これまでの経験の活用と、高い信頼性を実現できる点をインテックは高く評価しています。 「私たちのお客様でも多数のUNIXやWindowsサーバーを導入してシステムを構築されているお客様がいらっしゃいますが、標準化を行い、System zとLinuxを使用して統合を進めることによって大幅に効率化を行うことができました。 基幹系の業務が稼働するz/OSのシステムとの連携も同一の筐体上で行うことによって、運用をシンプルにすることができたと考えます」(三原氏) システムの構築および運用を担うネットワーク&アウトソーシング事業本部 横浜アウトソーシング・センター 主任 中島卓氏は、System zとLinuxを選定した当時を振り返り、次のように語ります。「お客様への提案にあたりIBMの施設を利用して2カ月かけて徹底的な検証を行いました。この検証を通じてLinux上で基幹システムを実現するノウハウをプロジェクト内に蓄積することができました。特に多重処理が発生する業務においてSystem zは性能を低下させることなく処理を 続行することができ、メインフレームの特長がよく表れていることを実感しました」(中島氏) 「そういう意味ではSystem zはスピードに特化したスポーツ・カーではなく大量の荷物を運ぶダンプ・カーのような処理に向いていることがよくわかりました」(三原氏)

Benefits

メインフレームの利点を活用したLinuxシステムの実現

インテックでは1台のzSeries 990上に60ほどの仮想Linuxサーバーを稼働させており、今後100程度に拡大する計画を立てています。このシステムを採用して3年が経過しますが、ハードウェア障害でシステム停止に至ったことは無く、設置スペースも大きく削減することができました。「System zによるLinuxサーバーの構築は、インテックでは初めてだったこともあり、当初は苦労がありましたが、当社がメインフレームで培った経験からSystem zの特長を上手く活用することができました。OS間の高速な通信を実現するHiperSocketsや、ネットワークの冗長化を実現するOSA(Open System Adapter)の二重化とChannel Bonding、災害対策のためのDS8000のメトロミラーなどSystem zならではの機能をLinuxから使用することができました。オープンなLinuxを採用した基幹システムとして、理想的なモデルが完成したと考えています」(中島氏)

 

将来の展望

最適なソリューションを提供。つねにお客様のビジネスのために

インテックは1964年の創業以来、現在のユビキタスにも通じる「コンピュータ・ユーティリティ」という考え方で、電気やガスのように誰もが情報システムを使うことができる環境の構築を提唱してきました。「今回System zとLinuxを組み合わ せることによって柔軟なITが提供できることを確信しました。今後はこれらの基盤に対して、よりインテックらしい付加価値の高いソリューションの提案をしていきたいと考えています。特に最近はBCP(事業継続性)のソリューションのニーズが高いため、System zの信頼性を活用したいですね」(三原氏)

 

テクノロジープラットフォーム

ハードウェア

ソフトウェア

Solution Category

  • Systems Hardware