新しいコンテンツを作成しやすくなりました。新規作成分と修正分のコンテンツの量は昨年度より3割から4割増えていますが、トータルのコストはほぼ変わりません

—全日本空輸株式会社 マーケティング室 マーケットコミュニケーション部 マネージャー 石川 圭太 氏,

Business Challenge

One to Oneマーケティングの実現を目標に掲げているANAでは、Adobe Marketing Cloudを2015年に導入し、デジタル・マーケティング戦略を強化してきました。一方、CMSは2007年に導入したものがベースとなっており、マーケティング施策の高度化のためには、導入済みのマーケティングツールとの親和性を高めたプラットフォームへの刷新が不可欠でした。加えて、CMS基盤が稼働するデータセンターの老朽化というITインフラ側の課題もあり、ANAは将来を見越したCMSへの更新を決断しました。新たなプラットフォームを構築するというチャレンジに加え、「ANA SKY WEB」に存在する27万ページの既存コンテンツを移行するための経験とノウハウを持つパートナーが必要となりました。

Transformation

プロジェクトでは、まずANAシステムズが中心となって、ビジネス部門や運用部門の協力のもとで既存コンテンツの現状を把握し、移行計画を作成しました。その上で、CMS更新と同時にWEBコンテンツの更新は行わず、新たなCMS基盤の上でWEBコンテンツを最適化させるという基本方針を決定。パートナーには、Adobe Experience Manager(AEM)を提案した、アドビシステムズのパートナーでもあるIBMを選定しました。CMSの開発とコンテンツの移行作業はANAシステムズとIBM、コンテンツ移行を担当したANAマーケティング部門とトランスコスモス社がワンチームとなって進め、当初の計画よりも4カ月短い11カ月間で本番への切り替えを完了しました。

ANAは今回のプロジェクトを振り返り、IBMがANAの業務上の課題を理解し、ITベンターとしての担当領域に限らず支援を行った点を高く評価しています。例えば、製品側の機能を最大限に使う方法を提案することで、業務プロセスの変革に結びついたこともあったと言います。

Benefits

新CMSによってコンテンツの新規作成ならびに運用・管理を効率化することができました。また、コンテンツの量が新規と修正分を合わせて増加傾向にあるにもかかわらず、トータルコストは抑えられています。ANAでは、今回構築したシステム環境のメリットをサイト全体に広げて、ブランディングやユーザビリティーの向上につなげていく考えです。

今回のマーケティング分野でのプロジェクトによって、ANA社内ではIBMの印象が大きく変わったと言います。同社では、従来のイメージであるB2BのITベンダーとしてだけでなく、世界最大のデジタルマーケティングエージェンシーとしてのIBMの知見についても期待しています。

 

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

Solution Category

  • Global Business Services