テクノロジーを極めるキャリアを考えていますか?実は、物理学のバックグラウンドがこの分野での成功につながることもあります。ヒロノブさんの日本アイ・ビー・エムシステムズ・エンジニアリング(ISE)でのキャリアは、それまでの学習経験が思いもよらなかった形でテクノロジー業界での活躍をもたらすことを示す、素晴らしい例です。
ヒロノブさんは、高エネルギー粒子衝突を専門とする物理学の修士号を取得し、テクノロジーへ深い関心を抱きました。彼を魅了したのは科学だけではなく、テクノロジーが複雑なビジネス課題を解決する力です。この気づきが、技術的な専門知識と顧客中心の課題解決を融合するキャリアの道を開きました。
ヒロノブさんは現在、ISEのテクニカル・スペシャリストとして、最先端のイノベーションと実際のビジネスニーズをつなぐ重要な役割を担っています。本インタビューでは、物理学のバックグラウンドがどのようにテクニカル・スペシャリストのキャリアに役立ったか、IBMグループに惹かれた理由、そしてテクノロジーを通じた価値創造の仕事について、ご紹介します。
技術的なバックグラウンドを持っている方にとっても、ITエンジニアへの新しい挑戦を考えている方にとっても、ヒロノブさんのストーリーは、好奇心、課題解決能力、そして高いコミュニケーションスキルが、成功への道を切り開くことを示しています。
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私の学生時代を振り返ると、大学院で素粒子物理学を学び、物理学修士を取得しました。在学中は、特に高エネルギー陽子反陽子衝突による素粒子の理論的研究に力を入れて取り組み、技術分野に対する深い関心を育みました。
テクノロジー分野でキャリアを追求しようと思ったきっかけは、私がまだ社会人として入社が浅かった時に経験したシステム開発のプロジェクトでした。その中で、テクノロジーがビジネスの課題を解決し、効率を大幅に向上させる力を持っていることに感銘を受けました。同時に、優れたソリューションを提供するためには、技術だけでなく、お客様のニーズを深く理解し、効果的にコミュニケーションを図る力が不可欠だと実感しました。
IBMを最初に知ったきっかけは、ThinkPadです。特に、キーボードにある赤いボタンが特徴的で、ホームポジションから手を離さずに作業できることは衝撃的でした。あと、経営者として尊敬するルイス・ガースナー氏がIBMのCEOに就任し、IBMの経営を立て直したことです。彼の本は今でも自分のバイブルです。
IBMグループで働くことに魅力を感じた点としては、まず第一に、最先端の技術開発に携われる環境です。AIやクラウド、セキュリティなど、多岐にわたる分野で革新を続けるIBMの取り組みに、成長意欲を強く刺激されました。次に、グローバル企業として、多様性とインクルージョンを大切にする文化がある点です。多様なバックグラウンドを持つ人々と協力しながら、新しい価値を生み出すことに魅力を感じます。
また、IBMグループは単なる技術提供にとどまらず、お客様の課題解決に深く関与し、社会的な課題にも取り組む姿勢を持っています。『テクノロジーを通じてより良い未来を創る』というミッションに共感し、IBMで自分の能力を最大限に発揮したいと強く感じました。
IBM入社前は、主に製造業において製品やサービスの付加価値をソフトウェアで実現する研究開発や新規事業に携わっていました。この期間に培った技術スキルと知識が、現在の役割に大いに役立っています。そのスキルが、IBMでの顧客の課題を技術的に深く理解し、適切なソリューションを提供する際の土台となっています。また、IBM入社前に培ったビジネススキルも、お客様との円滑なコミュニケーションやプロジェクトの成功に活かされています。技術的な視点とビジネス的な視点を兼ね備えたアプローチから、お客様に付加価値を提供できているのは、これらの経験のおかげです。
大企業のお客様へ、デジタルトランスフォーメーションのご支援を最上流の構想策定から伴走させていただき、少しづつ成果を出し始めていることです。私のキャリアにも、非常に大きな影響がありました。一つは、自身のリーダーシップスキルと技術的な専門知識をさらに高めることができた点です。特に、チームを効果的にまとめながら多様な関係者と連携し、複雑な課題に取り組む能力が向上しました。また、この成果を通じて、自分が提供する価値がお客様の成功に直結することを実感し、さらなるチャレンジへのモチベーションとなっています。
IBMのテクニカル・スペシャリストとして、私は主にインダストリーの技術提案を担当しています。具体的には、お客様の技術的課題のヒアリング、適切なソリューションの提案などを通じて、お客様の成功を支援する役割を担っています。
この仕事で最も魅力を感じる点は、最先端のテクノロジーを駆使して、お客様が抱える課題を具体的に解決し、実際のビジネス成果を生み出すプロセスに深く関与できることです。IBMのテクノロジーは多様な業界で活用されており、各業界特有のニーズに応じて柔軟に適用できるため、常に新しい発見と挑戦があります。
業務プロセスにおけるテクノロジーの役割は、近年ますます重要性を増し、進化を遂げています。個人の経験や対面でのコミュニケーションが主軸であった業務においても、現在ではデータ分析、AI、クラウド、そして自動化されたツールが、不可欠な要素となっています。
たとえば、チャットボットを使うことで、従業員や営業の困り事を、AIや自然言語処理などのIBMの最先端技術で効率的に解決しています。社内業務の負担を軽減し、本来の業務に専念できる環境を提供しています。
IBMグループが他の企業と異なる最大の特徴は、その長い歴史の中で培われたイノベーションを推進する文化と、変化に適応し続ける能力にあると考えます。IBMは創業以来、技術革新と社会貢献を軸に、常に時代の先端をリードしてきました。特に、AI、ハイブリッドクラウド、量子コンピューティングなど、次世代技術に積極的に投資し、実用化に向けて具体的な成果を上げています。
イノベーションの面では、IBMグループの研究開発チームが世界中で活動しており、新しい技術によるお客様の課題解決だけでなく、社会全体にポジティブな影響をもたらす技術の実現にもつながっています。
社員の成長・開発においても、IBMは他の企業とは一線を画しています。具体的には、社員一人ひとりが成長できるような充実したトレーニングプログラムやキャリア開発の機会を提供しています。
特定の分野での専門性をさらに高めること、リーダーシップポジションに進むこと、新規事業や革新的なソリューション開発に関与すること、を目指しています。これにより、お客様により大きな価値を提供し、IBMグループの成長にも貢献したいと考えています。
具体的には、次のようなステップを踏んでいます。
担当分野における最新技術や市場動向を常に学び続けています。例えば、AIやクラウドといったIBMの戦略的重点領域について、社内外のトレーニングプログラムや業界イベントを活用して知識を深めています。
異なる業界やプロジェクトで経験を積むことで、多角的な視点を養い、お客様の多様なニーズに応える力を高めています。
バンド活動です。リフレッシュするだけでなく、自己成長や新しい視点を得る貴重な時間となっています。
バンドリーダーとして、メンバー全員のモチベーション維持やチームビルディングに取り組んでいますが、忍耐力や計画性を養うことができました。また、各メンバーの多様な価値観を学ぶことは、柔軟な考え方を身につけるきっかけになりました。このような経験を通じて、仕事においても役立つスキルや視点を得ることができました。
仕事とプライベートのバランスを保つために、私はいくつかの明確なルールや習慣を設けています。まず、タスクを優先順位付けし、日々のスケジュールを効率的に管理することで、業務時間内にできる限りの成果を上げることを心がけています。これにより、仕事後の時間をプライベートな活動に充てる余裕が生まれます。
リラックスのため、無心になれることをします。例えば、趣味のサックスを吹いたり、大好きなコーヒーを飲みながら読書したり、ランニングをして体を動かすことでしょうか。特に、ランニングのような身体を動かす活動は、心身のリフレッシュに最適です。
さらに、週末や休日には、家族や友人と過ごす時間を大切にしています。これによって、仕事とは別の視点で物事を考えたり、リラックスした環境で新しいアイデアが浮かぶこともあります。