IBM Food Trustが食のサプライチェーンを最適化できる理由

オープンで柔軟、かつ信頼性が高い

オープンで柔軟、かつ信頼性が高い

IBM Food Trust™は、クラウドを活用したブロックチェーン・ソリューションです。参加者はそのオープンで柔軟、かつ信頼性の高いシステムを使って食品データを共有し、他の参加者が提供する情報から価値を引き出して、画期的な機能を開発できます。また近い将来、このソリューションをどこでどのように展開するかも選択できるようになる予定です。

貴社と同種の企業が参加しています

食品に関わるすべての企業が参加

食料供給に関わる生産者、流通業者、小売業者などがIBM Food Trustに参加しています。いくつかの参加企業はIBM Food Trust Advisory Councilの一員でもあります。IBM Food Trust Advisory Councilは世界の食料供給をより安全でスマートかつ持続可能で効率的なものにして、すべての人が恩恵を得られるようにするための指針を提供しています。

許可制で変更不可能

許可制で変更不可能

ブロックチェーンは競合する企業同士でさえも協力できる、データ共有のための新しい環境を提供します。すべての参加者が独自のアクセス・レベルを設定して、安全にコラボレーションできます。ブロックチェーンによってデータがデジタル化および分散化され、変更不可能にされるためです。

参加者が常にデータ・アクセスを制御できるガバナンス設計

IBM Food Trustでは、参加者がそれぞれのデータ・アクセスを制御します。データは、それをアップロードした参加者が所有権を持ち、非公開とすることも可能です。公表するデータへのアクセス権付与も参加者が決定します。

IBM Food Trustへの参加者は、消費者により良い食料を供給するという共通の目標に向かって協力することになります。幅広い業界の代表者からなるAdvisory Councilがこのブロックチェーン・コミュニティーへの参加ルールを規定し、このソリューションがあらゆる人に利益をもたらします。

トラスト・アンカーと分散ネットワークがセキュリティーを増強

トラスト・アンカー(IBM Food Trustネットワークの主要参加者)が共同で共有台帳の整合性を維持する責任を担い、参加者のコミュニティー全体のセキュリティー、プライバシー、および許可の保証をサポートします。

すべてのトラスト・アンカーが、暗号化された台帳の完全なコピーを各自のノードに保管します。これにより、各トラスト・アンカーがブロックチェーン・ハッシュを表示し、イベントを検査し、データ提供者のアクセス・ログを表示し、データが改ざんされていないことを確認することができます。ただし、トラスト・アンカーは復号されたデータにアクセスすることはできず、表示することを許可されたデータにのみアクセスできます。

スマートコントラクト:ビジネス上の意思決定自動化

ブロックチェーンに不可欠

スマートコントラクトは、コストと時間を要し業務を遅滞させる多くのプロセスを、事前に設定されたビジネス・ルールと条件によって自動化します。

食品産業にとって重要

無駄を削減するために有効期限、保管条件、バッチ番号、工場データなどを自動的に監視し、それを温度センサーと組み合わせることで、品質に関してグローバルに検証可能なエコシステムを構築します。

誰がインスタンス化できるか

すべてのIBM Food Trust参加者が、プライベート・チャネルにピアをインストールしてスマートコントラクトをインスタンス化し、複数のネットワーク・参加者間で意思決定を自動化できます。スマートコントラクトのすべての当事者が、各自のノードを持っている必要があります。

どこで実行されるのか

スマートコントラクトはプライベート・チャネル内の企業固有のノードで実行されます。このチャネルのデータは暗号化されず、契約の利害関係者である当事者のみがアクセスできます。

機能と柔軟性を高めるAPI

参加企業は豊富なAPIを活用して、食品のトレーサビリティー、消費者エンゲージメント、サプライチェーン・マネジメント、効率性、クレーム解決、在庫管理、シェルフ・ライフなどを改善する、特化された機能を開発できます。

IBM Food Trustには、参加者それぞれが望む個別の機能を提供する、開発済みのモジュールがいくつかあります。APIは、既存のサブスクリプション・オプションに対するアドオン・パーツとしてご利用いただけます。

IBM Food Trustをお客様ニーズに対応させる技術

標準と相互運用性により、強固な基盤を提供

あらゆるフード・エコシステム・パートナーに対する相互運用性により、複数のレベルで接続が可能。

接続先:

  • 既存のデータ管理システム 
  • 将来のブロックチェーン・ソリューション
  • 新たなトレーサビリティー・コミュニティー GS1(128-PTI)を含むすべての業界標準と計画

近日公開: 任意のプラットフォームへの展開が可能に

2019年後半に、IBM Food Trustは、標準のIBM Blockchain Platform for IBM Cloud Privateを使用して任意のクラウド環境またはオンプレミス環境に展開できるようになります。IBM Blockchain Platform for IBM Cloud Privateには、ブロックチェーン・ソフトウェア、各種サービス、ツール、およびアプリケーションを作成、テスト、調整、管理するためのサンプル・コードが含まれます。

FAQ

トラスト・アンカーの主な責任とは何ですか?

リソース所有権
データ(移動中および静止時の両方)の暗号化を保証する改ざん防止機能付きのZ Secure Serviceコンテナーでアカウントを実行します。

検証
対応するハッシュを使用して、個人によりイベントが送信されたことを検証します。

承認 
トラスト・アンカーを着信トランザクションの承認者として追加することにより、サブミッター企業(例えば、プライベート・ラベル・ブランドなど)に対してさらなるレベルの信頼性を提供できます。

データの抽出
調査を行う場合、IBM Food Trustの参加者は復号キーを使用して、共有台帳から関連データを抽出してその真正性を承認するようトラスト・アンカーに依頼できます。

トラスト・アンカーは個々の参加者のデータへのアクセス権を持ちますか?

トラスト・アンカーは、暗号化された台帳の完全なコピーを各自のノード上に受信します。トラスト・アンカーはサブミッターとハッシュのみを表示できますが、復号されたデータは表示できません。完全なデータを表示するためには表示アクセス権が必要となります。このアクセス権は、データ所有者から個別に付与してもらう必要があります。

Advisory Councilとは何ですか?

IBM Food Trust Advisory Councilは、すべてのエコシステム参加者および食品システムの利害関係者を代表します。Councilの参加者は、世界中の食品産業に関連した機会や課題を共有し、学び、議論し、優先順位付けして対処します。IBM Food Trustに有意義な方向性を提供するために、参加者同士や市場から積極的に学んでいます。

食品サプライチェーンの専門家と始めましょう

お客様のニーズに合ったモジュールが見つからない場合、IBM Food Trustへの機能の追加ならびに構築をIBMのチームが支援します。お客様の要件についてご相談ください。