社員インタビュー
大樹生命アイテクノロジーで働く社員の声をご紹介します。
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大樹生命社員インタビュー

開発本部 新契約システムグループ

M.I(2008年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

生命保険を大樹生命の営業職員さんが販売する時に「設計書、申込書」というものをお客さまに提示するのですが、この「設計書、申込書」を作成し、その後契約に至るまでのプロセスをサポートするシステムの開発・保守を担当しているグループとなります。その為、新しい保険商品が大樹生命で企画されると、大きなシステム開発が発生することになります。
その中で、私の担当は規程の部分、簡単に言うと保険の決まり事に関するチェック機能をシステムに反映する部分になります。
例えば、年齢によって加入できる保険が異なったり、基本的な保険と特約の組み合わせ等をチェックし、適切な保険商品をお客さまに届けるための機能になります。

仕事の難しさと面白味について

私が担当している規程のチェック機能は、保険商品も多岐に渡る上、かなり細かく複雑なチェックとなります。そのチェック機能は目に見えない部分となりますが、保険商品を正しくお客さまに提案する心臓部であり、間違いが許されないという、大きなプレッシャーを感じています。
ただし、確かに難しい部分はあるのですが、規程を深く読み込んでいくと、「大樹生命はこういう保険をお客さまに届けたいんだな」ということが判ってくるので、それを私は興味深いと感じています。
私自身は文系出身(日本文学専攻)でIT初心者ですが、かえって「規程を読解して、保険商品を紐解く」ということに向いていたのかなぁと思っています。

TLIの特徴とは

ユーザー系IT企業として、大樹生命という大きな会社のシステムに専念しており、あちこちのお客さまやプロジェクトに行くことがないという、安定感・安心感を感じることができると思います。
仕事のやり方は、常に新しいものをちゃんと取り入れていると感じます。
テレワークに関しても、新型コロナの件がある前から導入されていましたし、私は現在育休明けで短時間勤務制度を活用しているのですが、ワークライフ・バランスに関する制度も整っていると思います。

育児休暇からの復帰について

復帰する前は、「単純についていけるかなぁ」と思っていましたし、皆さん忙しい中で、「短時間勤務で働かせてもらっていいのかなぁ」とも感じてました。今でも少し思っていますが…。
実際に復帰してみて、グループの皆さんは決して迷惑そうにするわけでもなく、快く受け入れてくれました。だからこそ、短時間の中でしっかり自分の責務を果たさなければと思っています。頑張ります!

学生の皆さんへのメッセージ

私自身もそうだったのですが、最初自分では考えていなかった業界や企業に就職することってあると思っています。それで、知らない世界が開けたりしますので、あまり恐れずに色々な世界を覗いてみてください。
以前は時間や距離の制約の中での就職活動だったものが、リモートでの説明会や選考も増えてきていて、かなり自由度が増していると思います。そんな環境をポジティブに捉え、色々な企業との接点を持ったらいいと思っています。

開発本部 新契約システムグループ

K.N(2019年入社)

一番印象に残っている仕事

私が所属するグループでは、生命保険の新規申込から契約成立までを管理するシステムの開発やメンテナンスを行っております。その中で私は社内帳票や証券といった、大樹生命職員やお客さまの手に渡る書類に関する業務などを担当しています。
一番印象に残っている仕事としては、長年使用され複雑化してきた既存のシステムを刷新し、新たに作り直すという大型プロジェクトに参画したことです。
このプロジェクトは若手社員の育成も兼ねている案件であり、当時入社2年目で参画が決まった時は正直不安な気持ちがありました。
参画後も既存システムの理解不足やスキル不足により、思うように業務ができず大変な時期が続きました。それでも周囲の先輩・上司から手厚いフォローをいただき、2年以上に亘る大規模なプロジェクトを何とか完遂することができました。振り返ってみると、参画当初からと比べて私自身成長を実感し、トラブルもなくプロジェクトを無事やり遂げたという大きな達成感を得ることが出来ました。
そして多くの人に助けてもらった経験から、今度は自分が人を助けようと、周囲に気を配るようになった印象深いプロジェクトでした。

TLIの特徴

質問しやすい雰囲気があり、知識・スキルに不安があっても心配が少ない点です。
私含めIT未経験で入社する方が多いため、最初は知識・スキル無しの方がほとんどです。
それでも先輩方が手厚く面倒を見てくださるため、安心して業務に臨み、成長することができます。
その後今度は自分が後輩に教えていき、次の世代を育てる…という繰り返しが続き、質問しやすい雰囲気が作られたのかなと思います。

TLIに入社を決めた理由は

腰を据えて業務に専念できる点と、会社の雰囲気が魅力に感じたのが理由です。
転居を伴う転勤がないので、ワークライフバランスや、将来の人生設計もイメージしやすいのではないかという点に惹かれ、この会社にエントリーしました。
また採用が進んでいく中で、面接の日程等選考のスケジュールをこちらの都合に合わせてセッティングしていただいたり、面接でもこちらの話を丁寧に聞いていただいたり、人を大切にしてくれるいい雰囲気を感じたからです。

学生の皆さんへのメッセージ

私自身、文学部の出身だったため、ITに関する知識が皆無の状態からのスタートでした。
それでもこの会社で働くことを決めたのは自分自身であり、わからないことが沢山あるのは当たり前で、多少壁にぶつかってもなんとか乗り越えていこうという思いで就職しました。
どの会社、どの業界でも仕事をする中で分からないことは沢山あると思います。それでも、すぐに「この業界は自分に合っていない」と諦めるのでなく、少しでも多くのことを学び続けて適応し、成長し続ける意識は持ち続けてほしいと思います。

開発本部 契約管理システムグループ

H.G(2017年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

大樹生命のお客さまの契約情報を保全するシステムの開発・保守を担当しているグループになります。
もう少し具体的に言うと、お客さまから保険料をいただく収納業務、各種照会、契約に変更があった場合の異動処理、給付金の支払等、保険契約に関係するほとんど全ての業務をサポートするシステムとなります。
私自身は以前は保険金チームに、現在は商品チームに所属しています。
保険金チームは、その名の通りお客さまに保険金や給付金・年金をお支払いするためのシステムを担当しているチームとなります。
商品チームは、名前からはちょっと想像しにくいのですが、お客さまの保険契約に対し、個々に計算して求める数値、例えば配当金・責任準備金・解約返戻金・保険料などの計算を担っているシステムを担当しているチームとなります。

仕事の難しさと面白味について

現在担当している部分(計算で求めた数値)は生命保険において色々なところに関わってきますので、その関わりの広さと奥深さを理解する必要があります。
例えば、他のチームやユーザーより「ここの計算はどうなっているの?」と聞かれた時に、どの業務で使われているか理解していないと、質問者の意図を汲み取ることができず、本質的な回答をすることができないことがあるのです。
配属されて間もない頃は当然、経験・知識とも浅い為、独力でできることは少なく、仕事の難しさを感じたものです。
また、トラブルが発生した時に何をどうやって調査したらいいのかも、最初は全くわかりませんので、かなり苦労したことを覚えています。
その後、育休を挟んでいますが、数年間の経験によって、去年はわからなかったことが今はわかる、以前の案件では苦労したが、今は独力でやりきれる等、自分の経験・知識が積み上がっていることが実感できています。
自分自身が成長していることを感じられることが、仕事へのモチベーションに繋がっていると思います。

育児休暇の取得について

制度があることは知っていたので、育休取得を当時の所属長に相談したところ、TLIで初めての男性社員による育休取得であることを知りました。初めてであることには少し驚きましたが、取得自体には躊躇はありませんでした。所属長やチームの方々も支援してくれましたし、何よりも自分の人生において、ここは育休取得した方がいいだろうと思ったからです。
育休は第二子の時に半年間取得しました。第一子の時も家事はそれなりにやっていましたので、その辺は特に負担には感じませんでした。妻の育児負担の軽減や子供たちと触合う時間が増える等、当制度を利用して良かったと思っています。
復帰に際しては、半年間ほとんど会社とのやり取りがなかったため、「本当に今日から出社でいいのかな?」と恐る恐るオフィスに入ったものでした。
長い間休ませてもらったので、「頑張ろう!」という気持ちになりましたし、特に商品チームには、チーム異動した2か月後に育休に入ったこともあり、「まだまだ貢献できていない。やらないといけないなぁ」という気持ちでした。
周りの人達との関係については特に不安は感じませんでした。元々チームの方々は穏やかな方が多く、温かく迎え入れていただいたと思います。

学生の皆さんへのメッセージ

生命保険システムの基幹システムはCOBOLという言語で開発されています。
COBOLは古くからあるプログラミング言語であり、他の言語と比較して拡張性や華々しさは劣りますが、実際は多くの企業、特に金融機関や官公庁系の基幹システムで利用されています。基幹システムですので、そのシステムがないと主要な業務が立ち行かないというとても重要な役割を担っています。
また、TLIではCOBOL以外に、JavaやJavascript等のWeb系のプログラミング言語での開発も実施しています。
保険業務知識を習得しつつ、トラディショナルな基幹システムやWebシステムなど企業の中心的なシステムに携わることができますので、興味のある方は是非ともチャレンジしてみてください。

開発本部 営業フロントシステムグループ

S.O(2016年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

私たちのグループでは、大樹生命の営業職員が大樹生命商品の募集や保険加入後のお客さまのサポート活動で使用するタブレット端末などのシステムの開発・保守を担当しています。
私自身はそのタブレット端末を更改するという大規模なプロジェクトに参画して、営業職員が活動内容を報告するシステムや大樹生命商品に加入しているお客さまをサポートするシステムにおいて、スマートフォンとの連動機能やユーザビリティ向上のための開発に取り組みました。
新しいタブレット端末が無事に本稼働した現在も、該当システムの保守を担当しています。

仕事の難しさと面白味について

入社してから3年間は下流工程と呼ばれるプログラミングや、プログラミングしたシステムのテストが主な業務でしたが、4年目からはお客さまである大樹生命ユーザーとシステムの仕様調整のやり取りやプロジェクトの管理を行う上流工程の担当もするようになりました。
大樹生命ユーザーはシステムに詳しい訳ではないので、資料を作成してもなかなか意図が伝わらず苦労することも多々ありましたが、その分評価していただけたときには大きな達成感を感じることができました。

TLIの特徴とは

TLIは大樹生命システムの企画・設計・開発から、運用・保守まで、深く長く、丁寧に関わっているため、システム開発・構築の全工程を把握・経験することができます。
また、一緒に働いている方々の人柄がよく、仕事がし易いことも特徴として挙げられます。
私が関わったプロジェクトでは、メンバー皆が目標を共有し、一体感を持ってプロジェクトに取り組んでいました。

学生の皆さんへのメッセージ

就職活動は大変だとは思いますが、最初から絞り込み過ぎることなく興味がある業界や職種などを全て見た上で、自分が何をしたいかをじっくり考えてみてください。
仕事は実際に入社してから現場で覚えていくものなので、学生の時にしかできないことに打ち込んで、充実した学生生活を送っていただければと思います。

開発本部 ビジネスサポートシステムグループ

S.O(2010年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

ビジネスサポートシステムグループは、一般的な企業機能である、人事・会計・総務業務をサポートするシステム、また、生命保険会社特有の資産運用をサポートするシステムの開発・保守等、多岐に渡るシステムを担当しているグループになります。人事システムは生命保険会社特有の営業職員の方の人事・成績システムを含みますので、一般的な企業の人事システムと比べると少し特殊なシステムを担当していると思います。
その中で私は、大樹生命の営業職員以外の職種の方の人事システムの開発・保守、特に上流工程である要件定義を担当しています。

仕事の難しさと面白味について

人事システムというと、それほど頻繁に変更や機能追加が発生しないと思う方もいるのですが、実はかなり頻繁にシステム改修が入ります。
人事システムの変更は、人事施策の変更に関連しています。時代の変化に対応して、人事施策や人事制度を変更すると、自ずとシステムに変更を加える必要が出てきます。私は現在の担当になってから3年程度なのですが、担当当初と比較するとシステムの改修案件は増加したように思います。
そして、人事制度の変更は給与制度の変更を伴うことが多く、大樹生命社員に給与を正しくお届けするために、細心の注意を図ってシステム改修する必要があります。時にはユーザーからの要件に、制度との矛盾を含んでいることもあります。そこに気づき、ユーザーと共に正しい仕様を定義することは、難しさと大変さを感じることもあります。
一方、その改修内容を見ていると、大樹生命がどんな人事施策で、どのような方向に進もうとしているのか、なんとなくですがわかってくることが大変興味深いです。
また、ユーザーからの要求をどのような方法で実現できるのかを考えること自体が面白いと思いますので、上流工程に関われて良かったと思っています。

TLIの特徴とは

ユーザーとの距離が近く、関係が強いというのがTLIの大きな特徴だと思います。
これは、ユーザーと間接的ではなく直接会話することによって、実現したいことの本質や意図を正しく理解しやすくなるといったメリットに繋がると思います。
次に、コミュニケーションを大切にしている企業文化があると思っています。
私のグループでも報・連・相は普段から大切とされていますし、皆が実践しています。
チーム内のコミュニケーションも良好で、とても仕事がしやすい環境であると思っています。
TLIではTLI社員だけでなく、協力会社の方もチームメンバーとして活動しています。長く担当いただいている方が多く、とても頼りがいのある方ばかりですが、このように、社内外のメンバーがONE TEAMで開発案件に取り組んでいることも、TLIの強みの一つだと思います。

TLIに入社を決めた理由

大学の友人に誘われて会社説明会に参加したのがTLIとの最初の接点です。
入社して今まで働いている会社ですが、自分から見つけたわけではありませんので、その友人に誘われたのは何かの縁だと思っています。
複数のIT企業から内定をもらっていたのですが、当時の採用担当者や面接官と接する中でアットホームな社風に惹かれ、TLIへの入社を決めました。
人柄のいいチームメンバー達とシステム開発を担う自分をイメージできたのです。
そのイメージは今も変りありませんので、入社して良かったと思いますし、説明会に誘ってくれた友人に感謝ですね。

 

開発本部 ホールシステムグループ

T.T(2001年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

私が所属しているホールシステムグループの「ホール」とはWholesaleの意です。
Wholesaleとは、企業や官公庁など、法人のお客さまを対象とした業務分野を差す言葉で、その言葉通り、「法人のお客さま向けの保険商品」に関するシステムを担当する部署になります。
「法人のお客さま向けの保険商品」といっても、年金共済や企業年金など色々ありますが、団体保険という、会社などの団体が保険契約者となり、その団体の所属員を被保険者とする保険に関するシステムの設計・開発に携わっています。
私自身は、そのシステムのチームリーダーとして、機能変更・機能追加等の各プロジェクト案件を管理監督しています。

仕事の難しさと面白味について

団体保険は一年更新の保険で、加入から契約締結後の管理、時には保険金・給付金の支払と、様々な局面に接する分、より幅広い業務知識とそれを支えるシステムに関する知識が必要になります。
その上で、単に要件通りにシステムを作るのではなく、要件通りの機能で問題ないか、要件には無いがこんな機能があった方が良いのではないかといった事を考える必要があるところが難しいですね。
ただ、難しい反面、自身が設計・開発したシステムが大樹生命の事務や営業現場で利用されていること、また使いやすい・分かりやすいといった高評価をいただいた時は、苦労して作った甲斐があり、そこに面白みを感じています。

リーダーとして意識していることは

一番は「リーダーという役割を演じる」ということです。
リーダーになりたての頃は、年上の人に指示を出す場合や、若手に対して時に厳しく指導しなければならない場合に、自分の性格や志向から上手く振舞えない時期がありました。その時に先輩リーダーから「人の性格や考え方は急に変わるものではではない。リーダーという役割を演じてみなさい。」という言葉をもらった事をきっかけに、「リーダーとしてどうあるべきか」という考えから行動できるようになったと思っています。
それと、「相手の話をちゃんと聞く」ことも意識しているつもりです。当然世代も異なりますので、自分の時代の価値観だけでモノを伝えたり、否定から入るのではなく、まずは相手の話を聞き入れた上で次の会話に入る、いわゆるYes,But法を意識的に活用しています。これは、私自身だけではなく、チームメンバーにも実践することを薦めています。

TLIの特徴とは

ユーザー系IT企業の特徴でもありますが、生命保険の業務知識を吸収することができ、且つシステム開発に関しては、製造工程であるプログラミングだけでなく、上流工程(要件定義~設計)にも関われることが大きいと思っています。
また、これは私が入社を決めた理由でもあるのですが、どの人も人柄が良くて、仕事がしやすい環境だと思います。この特徴は、周りの人が移り変わっても変わらない特徴だと思いますので、社風と言ってもよいのではないでしょうか。

学生の皆さんへのメッセージ

システムというと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、私自身が業務で活用している知識、スキルは全て今の仕事をこなして身に着けたものです。
自分には不向きと最初から諦めるのではなく、興味があったら飛び込んでみてください。
きっと新たな発見に繋がると思います。

開発本部 事務デジタルシステムグループ

S.O(2017年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

私たちのグループでは、入院給付金の請求や名義変更などをお客さまがスマートフォン等のWeb上でお手続きするためのシステムやコールセンターのお客さま応対をサポートするシステム、銀行や代理店での保険販売システム等、非常に広範な領域のシステム開発・保守を担当しています。
その中で私は窓販と代理店のシステムを担当し、保険加入を検討されているお客さま向けに保険プランを作成するシステムを開発しています。
新商品が販売される際や既存商品を改定する際、また、各機能をバージョンアップさせる際などにプロジェクト案件が立ち上がり、割り振られた機能の外部設計~内部設計~プログラミング~テストを実施することが多いです。
開発言語はCOBOL、Java、JavaScript等、複数の言語を使用しています。

仕事の難しさと面白味について

既に動いているシステムに対しての機能修正や追加は、経験の浅い私にとって本当に難しいなぁと感じます。
まず『保険プランを作成するシステム』といっても、内部では様々な機能や処理があり複雑です。その為、軽微な改修案件だとしても、要件を理解し、既存のシステム構造やプログラム処理を紐解いて、どこにどのような修正を加えれば良いかを検討する必要があります。保険業務の知識や事務処理の流れ、そして開発力が必要となるのです。
配属当初は、案件の中で局所的な機能の修正をすることから始まりますが、上記のような難しさがあるため、帳票の項目ひとつ変更することさえ苦労したことを覚えています。
その後、様々な案件に関わる中で担当システムについての理解を深め、ITスキルや保険知識など蓄積させながら、徐々に担当できる分野や仕事の範囲を広げていくことができていると思います。
自身の経験や知識が開発で活かされた時に手応えを感じ、今の仕事のやりがいになっています。

TLIの特徴とは

ユーザー系IT企業について学生時代はそこまで意識していなかったのですが、TLIはユーザーとの距離感が近く、話し合いをする機会が多いため、いいモノが作れたりするのかなぁと感じています。
また、プログラミング工程だけでなく、上流工程からシステム開発に関われることも特徴の一つだと思います。
更に、大樹生命のシステム開発・保守に特化していることも大きな特徴です。
私たちは、一つのプロジェクトが終了し、次のプロジェクトに参画しても、大樹生命の生命保険システムプロジェクトとなります。私自身は、「やり切りたい」「見届けたい」という思いがあるため、一つのシステムに長く、深く関われることを魅力と感じています。

TLIに入社を決めた理由は

モノ作りに関わりたいという思いからIT企業を含む業界・企業を見ていたのですが、最終的に私がTLIに入社を決めた理由の一つは、採用担当者や先輩社員、面接官の『人柄』の部分でした。
特に面接では、型通りの質問のやり取りではなく、私の話を興味を持って聞いてくれたり、私の良い所を引き出してくれるような面接でしたので、とても志望度が上がりました。
現在も業務に行き詰った際に相談できたり、仕事のヒントを与えて下さったり、時には厳しい指摘を下さる上司や協力会社の方々がいるため、職場として心地よく感じております。
また、住宅費補助等の福利厚生や女性として長く働ける人事制度が充実していたことも、入社を決断するためのポイントでした。

学生の皆さんへのメッセージ

私は興味のある企業説明会に参加するついでに、近くで参加できそうな説明会を探す中でTLIを知ることとなりました。
当初は特に興味が強かったわけではないのですが、「入社を決めた理由」にもあるように、選考を進める中で相性の良さを感じていきました。
就活中には、様々な魅力をもった企業に出会うと思います。時には縁もあるかもしれません。
その中から一社を決めるのは難しいことですが、皆さんが皆さんにとってのいい会社に出会えることを願っております。

技術・運用本部 基盤開発グループ

T.S(2010年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

基盤開発グループは、システム基盤を担う組織です。
具体的に言うと、アプリケーション開発者が、より開発しやすくなるような仕組み、開発環境の提供、開発標準ルールの推進となります。こういった仕組みや、ルールが浸透すると、アプリケーション開発者は開発業務に専念することができます。
標準化を推進するため、ハードウェアに関する知識からアプリケーション開発スキルまで幅広い知識が必要となる組織になります。
その中で私の主担当は、オープン系の開発環境/リリース環境の設計・構築・運用・保守となっています。

仕事の難しさと面白味について

提供した開発環境によって、開発者が更に生産性をあげ、短期間でシステム開発が進むことが命題ですので、その期待の大きさはひしひしと感じるものであります。
ただ、それが大変というだけではなく、新しいことにチャレンジできる機会を得ていると感じています。
入社3年目にリリース環境周りを担当することになったのですが、担当と同時にOSSを活用したモダンな仕組みへの変革する機会がありましたし、現在も進行中のプロジェクトにおいて、更に進化させることにチャレンジできています。生保のシステム業界では、最先端のリリース環境が構築できたと自負しています。
勿論、局面によっては個人の力だけでは解決できない課題にぶつかることもありますが、多くの人達と協業する中でそれを解決し、最終ゴールが見えてくることが私には面白味となっています。

TLIに入社を決めた理由は

就職活動の開始時は、自分がサッカーをやっていたこともあり、スポーツメーカーを中心に企業を見ていました。また、IT系の学部出身だったこともり、都心のIT系企業も候補に加え企業訪問していました。
その中でTLIは、比較的実家に近く、親会社(当時は、三井生命と日本IBM)を知っているといったレベルの理由で、選考に応募することとしました。

選考が進む中で、当時も先輩社員と会う機会が用意されており、とても話しやすい先輩だったことを覚えています。(誰だったかは忘れましたが…)
そして最終役員面接では、当時の社長が大変気さくな方で、温泉の話で私をリラックスさせてくれました。そのように選考が進む中で、TLIの人に魅かれ入社を決めました。

学生の皆さんへのメッセージ

私たちの仕事は複数の人たちと何らかの課題を解決していく仕事ですので、まずは普通の会話、コミュニケーションが大切だと思っています。
コミュニケーションがしっかり取れれば、スキルは後から十分に習得することはできます。
ただし、IT業界やSEについてのイメージがあまりにも漠然としすぎていると、社会に出て会社に入ってから「あれ?この仕事興味ないなぁ…」というギャップになってしまうかもしれません。
学生時代は学生時代にしかやれないことをやり切ってから入社してほしいとは思いますが、ある程度はIT業界やSEの働き方の情報を集めてみたり、ITの基礎知識習得を開始してみることは無駄にはならないと思います。
SEという仕事に興味を持ち、私たちと一緒に生命保険システムを長く支えてくれる学生の皆さんを待ってます!

技術・運用本部 テクニカルグループ

M.H(2017年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

テクニカルグループは、大樹生命のオープン系システムの基盤全体を担っています。
大きく分けて、ネットワーク基盤/オープンシステム基盤/Web・DB基盤/グループウェア基盤/クライアント基盤とチームが分かれています。
各チームは名前の通り、ネットワーク基盤は大樹生命の全国のネットワークを構築・管理していますし、オープンシステム基盤/Web・DB基盤は、アプリケーション・サーバーやWebサーバー、DBサーバーを構築し、アプリケーション・グループに環境を提供します。グループウェア基盤チームは、大樹生命全社で活用されているNotesというグループウェアやAD(Active Directory)によってシステムを利用する全てのユーザーを管理していたりします。
そして、私が所属しているクライアント基盤ですが、全国に配布している16,000台以上の業務用PCやタブレット端末の設定や構築、管理をしているチームとなります。
業務用PCの設定を考えたり、設定変更時の影響を調査・確認したり、業務で使われるPCがセキュリティ等の要件をクリアした上で、ユーザーがストレスなく使用できるように、色々なことを実施しています。

仕事の難しさと面白味について

私自身、学生時代にITを特別深く学んでいたわけではないので、SEというとアプリケーションプログラムを設計・開発する技術者というイメージしかなかったのですが、入社後、システムというのは、そのアプリケーションプログラムがちゃんと動くために、サーバーやPC等のハードウエア、OSやミドルウエア、ネットワーク等をちゃんと設計・設定する技術者が必要だということを知ることになりました。その一部が今の私の仕事になっているわけですが、当初はかなり戸惑ったことを覚えています。
1万人を超えるクライアント端末のユーザーからは、多種多様な問合せが日々舞い込んできます。ユーザー自身はITの専門家ではないため、何に困っているのか、どうしてほしいのか、本当に色々な表現で問い合わせてきます。それをしっかり聞き取り、システムの問題と紐付けていくことは、経験が浅い時代はかなり難しく感じたものでした。
その後、徐々に経験を積む中で、少しずつ対応できる範囲が広がってきたことを自覚できた時、また、問合せいただくユーザーの方から頼っていただいてるなぁと感じられた時、自分の成長を嬉しく感じています。

TLIの特徴とは

私のチームでは、周りの人が親身になって若手を育成してくれている様に感じます。
私の場合、「あれやって、次はこれやろう」と、直接的な指導というよりは、「こういう事に興味もてる?こんなの面白くない?」と、SEとして新しいことに触れる面白さや楽しさを掘り起こしていただいたような気がします。
学生時代にはレポート作成レベルしかパソコンに触れていなかった私ですが、パソコンの内部構造への興味を刺激され、なんと自作パソコンにチャレンジするようになっていました。
皆さん仕事自体は忙しいのですが、その中でも若手育成の意識が高いことは、TLIの大きな特徴だと思ってます。

TLIに入社を決めた理由は

ひとりひとり、個人を見てくれて大切にしてくれる社風を感じたからです。
採用担当者との会話や面接官も定型的な質問ではなく、今まで何を、どのように頑張ってきたか等、私自身を知ろうという質問を沢山いただきました。大変ではありましたが、自分自身を表現することができたなぁと感じ、その感じが他社の面接を受けた時と全然違っていたので、この会社に入りたい!と思ったことを覚えています。

学生の皆さんへのメッセージ

就活というと企業と自分という軸で語られることが多いのですが、勿論その軸はあるのですが、突き詰めていくと結局は自分が何をしたいのか、これから何に興味を持てるのかを自己分析していくことが大事なんだと思います。
その自己分析を進めるためにも、多くの情報に触れた方がいいですね。
新卒の就活は色々な業界や企業を沢山見ることのできるよい機会なので、まずは自分の興味の幅を広げて、多くの情報に触れてみてください。その中で、徐々に自分が興味を持てることを絞っていくのがいいかと思ってます。

技術・運用本部 サービスグループ

I.N(2007年入社)

グループの仕事内容と自身の担当

サービスグループは、本番システムに各システム資材をミスなく・迅速に・確実に登録する『資材登録』の役割を担っています。その為、資材登録で何らかの誤りがあるとシステムにトラブルが発生してしまいますので、『最後の砦』とも言われています。
また、システムが正しく稼働しているかを『監視』する役割も大きな使命です。仮に障害が発生した場合は、いかに短時間でシステムを回復できるかが重要ですので、その為に我々は「障害状況を正しく把握し、迅速に適切な担当者に情報連携する」ことを監視業務として実施しています。
その他、各種帳票の印刷から大樹生命各部門やお客さまへの配送、大樹生命事務部門から回送された帳票情報のデータエントリー(アナログからデジタルへの変換)もサービスグループの担当になります。その中で私の担当は、『資材登録』になります。

仕事の難しさと面白味について

我々の作業により本番システム環境に新しい資材が登録されると、その後のシステムは新しい資材環境で動き始めます。その為、登録作業前はかなり入念に申請された登録内容をチェックします。具体的にはバッチ処理の流れやタイミング、トラブル手順書の内容など、かなり踏み込んで確認しています。本来、登録内容の品質は申請者(申請チーム)の責任となるのですが、システムの規模も大きく複雑な部分もあるため、どうしても不具合を含んだ登録申請となることがあります。その為、現在稼働しているシステム資材登録を担当している我々が、別の角度から最終チェックをして、その不具合を検知し、システムの安定稼働を守っているのです。
正直地味で縁の下の力持ち的な業務となりますが、重大な不具合を事前に検知し、申請者から「ありがとう。助かりました。」と言われると嬉しく感じます。
また、サービスグループのメンバー全体に言えると思いますが、ミスの無いよう緊張感を持って業務にあたり『最後の砦』という役割を担うこと自体が、仕事の面白味であり作り甲斐になっているのだと思います。

TLIの特徴とは

基本的に穏やかで協力的な人が多く、アットホームな雰囲気の会社だと思います。
以前私が原因で障害を起こしてしまったことがあったのですが、その時も誰を責めるでもなく、システムの復旧に向けて多くの人が協力し、助けてくれました。その時に「いい人が多いなぁ」と感じました。
ただ、よくよく考えてみると、単なる「いい人」ではなく、システムの安定稼働に対する責任感がベースにあるのだと気づきました。そのベースがあるからこそ、人を責める前にシステムの復旧を最優先し、協力し合うことが根付いているのだと思います。
生命保険事業を支えるITを、しっかりと守り成長させることがTLIの使命であり、多くの社員がそれを実践していることがTLIの最大の特徴だと思います。

TLIに入社を決めた理由は

当時の私の就活は、特に業種は絞らず企業を見ていました。
正直にお伝えすると、企業選びの第一軸はロケーションです。
私は小学校からずっと遠距離の通学が続いており、特に大学時代は片道2時間半かけて通っていました。その為、千葉県内の企業を探す中でTLI(当時はMLI)と出会うこととなります。
二つ目の軸は、企業としての安定性です。大樹生命(当時は三井生命)とIBMが出資して設立した当社ですので、事業基盤が安定しており、就職先として安心して選ぶことができました。
最後は縁と会社の雰囲気です。
当時の面接官から入社後に「Nさんは私と同じ鞄を持っていたので…内定」とお聞きました。これは冗談としても、説明会や面接が進む中で、なんとなくではありますが、会社との相性を感じ入社を決めることとなりました。
会社との相性や会社の雰囲気は、そこで働く社員と会わないとなかなか分からないものだと思います。
就活生の皆さんは、是非とも多くの社員と会い、それぞれの会社の雰囲気を感じてみてください。
その中でTLIとの相性を感じた方、是非とも一緒に働きましょう!