風力発電の羽の製作を通じて、環境や、技術者の仕事についての理解を深めることを目指すプログラムです。

概要

Wind Powerは、新エネルギーである風力発電を学ぶ2時間設定の授業です。風車の羽部分の制作を通して、子どもたちの環境への意識付けと、数学、科学、エンジニアリングへの関心を高めることを目的としています。

目的

内容

環境問題についての説明と、新エネルギーについての説明を聞いた上で、風力発電を利用した車が走る実験のビデオ鑑賞などを通じて、風力発電に必要なものや仕組みを学びます。

そこで学んだことを生かし、「技術者」の疑似体験として、風車部分を制作します。枚数や傾きで発電機の性能が変わることを体感し、各班で制作した風車でレースを行います。

まとめの講義では、エネルギー変換、今後の展望、課題などの話を聞いて風力発電についてより理解を深めます。

風車の製作では、実際のIBMの技術者がサポートを実施し、羽の講評を行います。最後に技術者の話を通して、技術者仕事の概要ややりがいなどについても学びます。

実験の元となっている「ウィンド・パワー」は、IBMとニューヨーク・ホール・オブ・サイエンス(NYHOS)のトライサイエンス・チームとのコラボレーションによって作成されました。

沿革/実績

日本IBMは、子どもたちの環境への意識づけと、数学・科学・エンジニアリングへの関心を高めることを目的として、NPO法人 早稲田環境教育推進機構(WE)(理事長:永田勝也・早稲田大学大学院環境エネルギー研究所教授)とともに、米国で開発された「ウィンド・パワー」教材を取り入れた環境授業コンテンツを開発し、小中学校への展開を始めました。2012年末現在までに、首都圏を中心に、仙台、大阪、広島、福岡などのIBM事業所立地も含め、約50回実施し、3,000名以上の小中学生が受講しています。

本授業については、今後も更に内容を充実させながら継続して実施していく予定です。横浜市では、教育委員会との協業により、本プログラム(当時の名称は「パワー・アップ」)を含む授業を、平成21、22年度に24回(うち本授業は12回)、延べ1,900名の生徒の皆様にご提供いたしました。

また、これらの実績が評価されて、2010年度第1回キャリア教育アワード(経済産業省主催)では、優秀賞を受賞いたしました。

関連情報

環境問題は世界規模で最優先に取り組むべき重要課題であり、小中学校といった初等教育の現場でも、将来を担う子供たちに環境問題への関心や興味を高める機会を提供することが求められています。

日本IBMでは、NPO早稲田環境教育推進機構(WE)(理事長:永田勝也・早稲田大学大学院環境エネルギー研究科教授)と協力し、小中学校向けに「ウィンド・パワー」を活用した無償の環境教育プログラムを提供します。

指導案

関連リンク