1950年代までに、「THINK」のモットーとそのプレートは米国の企業文化と大衆文化に広く浸透し、メディアの注目を集めていました。さらに、漫画家や風刺作家、その他のユーモアを解する人々の関心も引いていました。ユーモア雑誌のMAD誌をはじめとするいくつかの出版物は、IBMのスローガンをもじって“THIMK”という言葉を作りました。これは、同様のユーモラスな矛盾を表す他の言葉や短い語句を生み出しました。例えば、“Plan Ahead”(将来の計画を立てる)では“Ahead”の最後の文字が小さくて読みにくい状態で表示されました。
漫画欄の「THINK」
「IBMのワトソン研究所のトイレで、管理者が洗面台(sink)の上にプレートを掲げました。その標識には「THINK」の1語だけが書かれていました。翌日、その管理者がトイレに行くと、プレートの真下、液体石鹸(soap)の容器のすぐ上に“THOAP!”という別の文字が入念に書き込まれていました」
ジョークのWebサイトで広く流布されている「THINK」の語呂合わせジョーク