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IBM 100年の軌跡
 

人類全体の家系図の解明

 

ナショナル・ジオグラフィックは、ジェノグラフィック・プロジェクトの集団遺伝学者、言語学者、および人類学者の作業を支援するためにIBMの計算生物学センターに助力を求めました。IBMの計算生物学センターの研究者は、遺伝子と計算の最先端テクノロジーを使用して世界中の参加者から採取したDNAの歴史的パターンを分析し、人類の遺伝的ルーツへの理解を深めています。

ジェノグラフィック・プロジェクトの中心をなすのが地球規模の現地調査です。一流の遺伝学者が管理する11の地域センターはDNAサンプルの収集と分析を担当し、先住民のDNAサンプルを集めるために、現地の先住民コミュニティーと協力しています。データ収集の調査隊の編成、関係当局への承認の申請、遺伝サンプルの処理、ジェノグラフィック・プロジェクトの中央リポジトリーへの電子データの送信など、これらの地域チームは分散化した行動形態をとっています。主任研究員は互いに協力しあい、考え、知識、およびベスト・プラクティスを共有します。

IBMの計算生物学センター(CBC)のチームは、ジェノグラフィック・プロジェクトの分析部門として機能します。アジャイ・ロイユルが率いるCBCチームは、現地チームと一般参加者の両方から提供される大量のデータの処理を担うために、IBMリサーチの先進的なライフサイエンス志向のデータ・マイニング・ツールとアルゴリズムを取り入れています。

IBMは、調査旅行にも積極的に関与しています。その証拠に、IBMの先端技術チームは、ジェノグラフィック・プロジェクトの現地データ収集ソリューションを立案しました。このソリューションは、主任研究員と協力して構築した、カスタマイズされたデータ収集アプリケーションを中心に構成されています。

4つの世代を経ていることを示すDNAの遺伝標識

遺伝学の概要

ナショナル・ジオグラフィックのサイトでは、遺伝標識や集団遺伝学などの遺伝学の基本を学ぶことができます。単に遺伝学の基本を知ることも、詳細な再教育速成講座を利用することもできます。これは、人間のアイデンティティーを支えている科学を理解できる優れたリソースです。

世界地図上を7つの家族の遺伝子が旅する経路を示す図

IBM社員の遺伝子の旅

ナショナル・ジオグラフィックのジェノグラフィック・プロジェクトに参加したIBM社員の遺伝子の旅路をたどります。 彼らはどこから来たのか。いかにして現在いる場所にたどり着いたのか。ジェノグラフィック・プロジェクトに参加することで、これらをはじめとするさまざまな問いの答えが明らかになります。

ワトソン研究所

IBMの計算生物学センター(CBC)について

CBCは、実地調査に従事する小集団として1995年に結成されました。しかしながら、CBCは急速に発展して、ヘルスケア、ライフサイエンス、および高速計算におけるIBMの事業の中核となっています。現在では、情報科学、数学、化学、物理学、生物学といった多彩な経歴を持つ40名の専任研究員が現実世界の問題に取り組んでおり、オーダーメイド医療への道を開いています。